
今回もバンド名通り、色々な形の「愛」を歌っています。「おかえり」や「手をつないだら」といった、メンバーの年齢が上がってきたからこそ書ける詞、というものも散見されて、演奏も含めて一言で表すならば「円熟」という二文字が最も相応しいでしょうか。
ただ、曲調はメロウな曲が中心で、BMG時代のギラついたロックサウンドや、反骨心のある歌詞が聴けなくなってしまったのは残念。これも年を重ねて成長した(落ち着いた)、という表現の一端なのかもしれませんが、「再会」以降彼らの主流になったこの路線、良質な点は認めつつも、少々マンネリになってきたかな・・・という感もあります。
今年いっぱいで活動休止というThe LOVE。活動休止前の最後のライブには是非足を運びたいと思っています。
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