imhome 2008年3月19日発売。「ぶらり途中下車の旅」のエンディングとして一年間流れたエンディングテーマ4曲に、新曲1曲をプラスした中西圭三久々のニューアルバム。

 近年では「みんなのうた」に楽曲提供をしたりと、マルチに活動していたらしい圭三氏。オリジナルアルバムとしては「Sunshine Groove」以来約9年ぶり(!)。本当に久しぶりのリリースなわけですが、相変わらずのハスキーボイスは今でも健在。ちょっと見た目ふっくらしてきた感じですが(苦笑)、表現力に衰えは見られません。むしろ中音域の芯に当たる部分が90年代よりも太くなってきて、より優しさが増したような気がしました。
 楽曲面では、作曲のみならず、歌詞も共作を含めて本人がすべて担当。「エンディングテーマ」という枠にこだわらない、軽快なアップテンポあり、ノスタルジックなバラードありの幕の内弁当的な内容。良い意味で「中西圭三らしさ」が良く出ている作品です。
 驚いたのは、2曲のアレンジをZAIN PRODUCTSの池田大介氏が担当しているところ。ビーイングに外注頼んだのかな?思わぬコラボでしたが、相性はなかなかだと思います。

 「R35」コンピのヒットで、彼が活躍していた90年代のヒット曲が再注目されている今、中西圭三を聴いてあの時代を過ごした人達にも、ぜひ聴いてもらいたい1枚です。