2024年6月12日発売、DEENのデビュー30周年を記念したライブツアー「DEEN THE BEST DX 〜KYOTO & ROPPONGI〜」の東京全3公演の模様をLIVE CD6枚組+Blu-ray1枚に収録し、オールカラーのブックレット+ネックストラップと共に収納したボックスセット。
「DEEN THE BEST DX 〜KYOTO & ROPPONGI〜」は2023年の8月に京都で2days、9月に東京で3daysという、通常のLIVE JOYとは異なる日程で開催されたライブツアー。開催前の時点で「ヒット曲を中心にしたセットリスト」「カバー曲を中心にしたセットリスト」を日替わりで演奏することがアナウンスされており、さらに3daysある東京公演では「マニアックな曲を中心にしたセットリスト」を加えた全3種のセットリストでライブを敢行。本ボックスにはその東京公演・EX THEATER ROPPONGIにて行われた全3公演をCDにて完全収録。DISC 1&2が9月12日(DAY-1)、DISC 3&4が9月13日(DAY-2)、そしてDISC 5&6とBlu-rayには最終日である9月14日(DAY-3)の模様を映像でも収録。各CDのほうでは当日のMCはほぼカットされていますが、Blu-rayには最終日のMCはほぼ収められており、特典映像(後述)にも3daysでのMCの模様が抜粋収録されています。
DISC 1&2は「SINGLE NIGHT」。90年代のヒットシングルを中心に、「素顔で笑っていたい」「遠い空で」「JUST ONE」「MY LOVE」等のなかなか披露の機会に恵まれないシングル曲、「STRONG SOUL」「君が僕を忘れないように 僕が君をおぼえている」「千回恋心!」といったライブ定番のシングル曲を一挙に披露した、全3公演の中では最もライト向けの構成。侑音(G)とヒロムーチョ(Sax)の近年おなじみのソロ二強体制による基本オリジナルキーによる原曲準拠のバンド演奏には安定感がある一方で、この日は映像がない分、音の方により集中してしまうのですが、曲によっては池森の発声する最高音部分が結構ギリギリで出してるな…という印象があり。これはほとんどが90年代のキー高めの選曲を連発した影響かもしれません。あと「君僕〜」「千回〜」はまたしても短縮版のメドレーバージョンだったのがちょっと残念。
DISC 3&4は「COVER NIGHT」。文字通りのカバー選曲となっており、00年代初頭から不定期にリリースされた洋邦カバーアルバム、コンセプトアルバム収録のカバー曲等から選りすぐった構成で、さしずめ30周年記念ベストのdisc 2のカバーベスト「DEEN The Best Covers」中心のセレクション(季節柄、夏がテーマの選曲多し)といったところで、未発表のカバー曲の披露は特になし。スタジオ音源で既に無理のないキー設定になった以降の時代からの作品ということで、ボーカル・演奏共に安定した盤石の内容。なお、DEENの曲も4曲演奏されていますが、どの曲もセルフカバーアルバムからのカバーアレンジバージョンで披露されるなど徹底したカバー縛りで統一。特に「ひとりじゃない」や「思いきり 笑って」のキセキバージョンはかなり久々だと思われるので懐かしく聴けました。
DISC 5&6、そしてBlu-rayに収録されたのは「MANIAC NIGHT」。この日のみ筆者もライブに足を運んでおり詳細はこちら。2017年初春のLIVE JOYでの「Best of マニアックナイト」以来、久々にマニアックを冠したライブではありましたが、平日夜の時間帯とはいえカウントダウンライブの時のようにコアなファンだけが来場するわけではないというのを汲んだのか、滅多に演奏されないレアなシングル曲や、ミリオンセールスを挙げたデビューアルバムからの楽曲、かつて定番曲だったものの近年はほぼ出番ご無沙汰な曲など、ディープになり過ぎない程度の加減の良いマニアックテイストで構成。ライブ初映像化の「GRAVITY」、初の完奏バージョンでの「東京」「ひとりぼっちのAnniversary」の収録などが後々に貴重になってくるでしょうか。欲を言えば他の2公演もこの日と同様にVTR撮影してくれれば…とも思いましたが、まあ色々都合があるのでしょうから仕方がないということで。映像収録するならばこの日、ということでピンポイントでカメラを入れてくれたのは英断だったと思います。
Blu-rayの特典映像は約10分の「DEEN THE BEST DX 3days -talk & more-」。全3公演のセットリストをライブのモノクロダイジェスト映像と共にスクロールで表示した後で、DAY-1、DAY-2でのMC(主にほのぼの雑談系が中心)を抜粋して収録。本作用に撮影した新規映像は特にありませんが、ラストにDAY-3終演後の挨拶の際の「このまま君だけを奪い去りたい」のサビをBGMのストリングスオケに合わせて池森が観客と共に熱唱するシーンも収められていたのは嬉しいサービスでした。
「DEEN THE BEST DX 〜KYOTO & ROPPONGI〜」は2023年の8月に京都で2days、9月に東京で3daysという、通常のLIVE JOYとは異なる日程で開催されたライブツアー。開催前の時点で「ヒット曲を中心にしたセットリスト」「カバー曲を中心にしたセットリスト」を日替わりで演奏することがアナウンスされており、さらに3daysある東京公演では「マニアックな曲を中心にしたセットリスト」を加えた全3種のセットリストでライブを敢行。本ボックスにはその東京公演・EX THEATER ROPPONGIにて行われた全3公演をCDにて完全収録。DISC 1&2が9月12日(DAY-1)、DISC 3&4が9月13日(DAY-2)、そしてDISC 5&6とBlu-rayには最終日である9月14日(DAY-3)の模様を映像でも収録。各CDのほうでは当日のMCはほぼカットされていますが、Blu-rayには最終日のMCはほぼ収められており、特典映像(後述)にも3daysでのMCの模様が抜粋収録されています。
DISC 1&2は「SINGLE NIGHT」。90年代のヒットシングルを中心に、「素顔で笑っていたい」「遠い空で」「JUST ONE」「MY LOVE」等のなかなか披露の機会に恵まれないシングル曲、「STRONG SOUL」「君が僕を忘れないように 僕が君をおぼえている」「千回恋心!」といったライブ定番のシングル曲を一挙に披露した、全3公演の中では最もライト向けの構成。侑音(G)とヒロムーチョ(Sax)の近年おなじみのソロ二強体制による基本オリジナルキーによる原曲準拠のバンド演奏には安定感がある一方で、この日は映像がない分、音の方により集中してしまうのですが、曲によっては池森の発声する最高音部分が結構ギリギリで出してるな…という印象があり。これはほとんどが90年代のキー高めの選曲を連発した影響かもしれません。あと「君僕〜」「千回〜」はまたしても短縮版のメドレーバージョンだったのがちょっと残念。
DISC 3&4は「COVER NIGHT」。文字通りのカバー選曲となっており、00年代初頭から不定期にリリースされた洋邦カバーアルバム、コンセプトアルバム収録のカバー曲等から選りすぐった構成で、さしずめ30周年記念ベストのdisc 2のカバーベスト「DEEN The Best Covers」中心のセレクション(季節柄、夏がテーマの選曲多し)といったところで、未発表のカバー曲の披露は特になし。スタジオ音源で既に無理のないキー設定になった以降の時代からの作品ということで、ボーカル・演奏共に安定した盤石の内容。なお、DEENの曲も4曲演奏されていますが、どの曲もセルフカバーアルバムからのカバーアレンジバージョンで披露されるなど徹底したカバー縛りで統一。特に「ひとりじゃない」や「思いきり 笑って」のキセキバージョンはかなり久々だと思われるので懐かしく聴けました。
DISC 5&6、そしてBlu-rayに収録されたのは「MANIAC NIGHT」。この日のみ筆者もライブに足を運んでおり詳細はこちら。2017年初春のLIVE JOYでの「Best of マニアックナイト」以来、久々にマニアックを冠したライブではありましたが、平日夜の時間帯とはいえカウントダウンライブの時のようにコアなファンだけが来場するわけではないというのを汲んだのか、滅多に演奏されないレアなシングル曲や、ミリオンセールスを挙げたデビューアルバムからの楽曲、かつて定番曲だったものの近年はほぼ出番ご無沙汰な曲など、ディープになり過ぎない程度の加減の良いマニアックテイストで構成。ライブ初映像化の「GRAVITY」、初の完奏バージョンでの「東京」「ひとりぼっちのAnniversary」の収録などが後々に貴重になってくるでしょうか。欲を言えば他の2公演もこの日と同様にVTR撮影してくれれば…とも思いましたが、まあ色々都合があるのでしょうから仕方がないということで。映像収録するならばこの日、ということでピンポイントでカメラを入れてくれたのは英断だったと思います。
Blu-rayの特典映像は約10分の「DEEN THE BEST DX 3days -talk & more-」。全3公演のセットリストをライブのモノクロダイジェスト映像と共にスクロールで表示した後で、DAY-1、DAY-2でのMC(主にほのぼの雑談系が中心)を抜粋して収録。本作用に撮影した新規映像は特にありませんが、ラストにDAY-3終演後の挨拶の際の「このまま君だけを奪い去りたい」のサビをBGMのストリングスオケに合わせて池森が観客と共に熱唱するシーンも収められていたのは嬉しいサービスでした。
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