
本作は神奈川県のローカルテレビ局・tvk(テレビ神奈川)がご当地球団であるプロ野球チーム・横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアム(通称ハマスタ)での試合を生中継する「tvkプロ野球中継 横浜DeNAベイスターズ熱烈LIVE」の2024年度のテーマソング。相川七瀬は小学生の頃にベイスターズファンになった次男の影響で、ハマスタで観戦するうちに家族を含めた自分もファンに…という経緯が語られており、プライベートで頻繁に観戦に出かけ、また公の場でもハマスタで始球式を行ったり、試合終了後のライブイベントに出演したり…と、ベイスターズとの縁を深めていき、この度野球中継の年間テーマソング担当として満を持して(?)登板。なお、作詞は相川自身、作曲は音楽ユニット・豚乙女のコンプ(相川のライブでサポートベースを担当している模様)、編曲はコンプと鈴木Daichi秀行の連名となっています。
スポーツ中継のテーマソングということもあり、楽曲は躍動感のあるアップテンポのロック調。以前にも書きましたが筆者はベイスターズファンなので毎年この中継は拝見しているのですが、歌詞に出てくる「花火」はベイスターズの選手がホームランを打った時に打ち上がるもの、チームを象徴する「青い星の光」で染まったスタジアム…等々、ここまでタイアップ先とシンクロしたテーマソングは番組史上初ではないか、と思えるほどの選手達のプレーを鼓舞する目線での直球応援歌。歌詞のテーマについても本人が語っている通り、説得力のあるエールを綴った内容で、キャッチーなメロディーと激しすぎず適度なロックサウンドで聴きやすい楽曲に仕上がっています。まあそんなベイスターズも今年は(も?)調子良いんだか悪いんだか…というモヤっとした現状のままパ・リーグとの交流戦に突入するわけですが、今年こそ「その向こう」にファンを連れて行って欲しい…と、心から願います(苦笑)。
なお、本作の告知は配信翌日にavex公式で告知されたのみで本人の公式サイトでは何故かスルーされていたのですが、先日ようやく告知されました。本人によるとフィジカルリリースはアルバムを考えている…とのことです。
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