
2021年に再始動宣言を行い、同年秋にはオリジナルアルバムをリリースしライブも行うなど、久々に稼働した彼らでしたが、ここ二年間は個々の活動のみでグループとしては大きな動きもなく…といった折りにリリースされた配信シングルが本作。2月7日にSNSで告知され、ショートバージョンで先行公開された後で一週間後の2月14日に予告通りに配信。遅れて4月11日には公式YouTubeチャンネルにてMVも公開(桜の咲く公園をメインに撮影しているのでまさに撮って即編集して公開?)。その際に動画の中にて今回の楽曲の詳しい制作陣がクレジットで公表されました。なお、今回も岡田浩暉、後藤友輔の二人での活動となっており、佐藤鷹はクレジットにも名前がなく不参加の模様。
本作の作詞は冨田開登、作曲は後藤、編曲は大熊サカエがそれぞれ担当。後藤によるとこういった経緯で誕生したメロディーだったとのこと。長きに渡るフレンドシップを描いたと思われる歌詞をミディアムな曲調に乗せ、エレピの音をメインに打ち込みの音を交えるアレンジは、90年代序盤〜中盤辺りの音楽シーンのトレンドを彷彿とさせ、実際に各配信サイトでの説明でも「90年代ソウル風」と形容されており、大いに懐かしさを感じさせる仕上がりに。岡田はかなりボーカルスタイルが変化しているのでさすがに当時のまま、という印象とは異なりましたが、高音を張る場面では昔の面影もチラっと見えたり。昔の面影といえばMVの中にも90年代当時の彼らの姿が時々挿入されるなど、サウンド・ボーカル・映像を含めて、これまで歩いてきた道、そして今現在を上手くコラージュした作品だと思いました。
というわけで久々の新曲なわけですが、公式サイトでは特に告知もなく情報も更新が途絶えたまま…。Xやインスタ、YouTubeチャンネルでは稼働しているのですがここだけ放置なのが謎です。
コメント