2023年1月25日発売、2022年夏に開催されたDEENの全国47都道府県ツアーの模様を収録した映像作品。本編を2枚に分けて収めた2枚組DVD盤、本編を通しで1枚+ライブCD付属のBlu-ray盤の2形態での発売。初回生産特典としてオリジナルの御朱印カードが封入。本レビューはDVD盤となります。
デビュー15周年時の初の武道館公演開催の前年である2007年に、武道館へ来てもらう前に日本各地のファンにご挨拶を…という主旨で開催された47都道府県ツアー。以降、20周年、25周年の前年である2012年、2017年にも同じように行われ、今回もデビュー30周年を迎える2023年3月の武道館公演の前年に第4回目の47ツアーとして、ツアー開始直前にリリースされたテーマソングを引っ提げて2022年の7月から10月まで日本全国を行脚。なお、今回は開催前から「最後の47ツアー」と明言。ツアー専用特設サイトも開設され、初日7月3日の東京公演から全都道府県を回り(北海道は3箇所で公演)、台風接近のため9月から10月6日に延期された福岡公演を除いてはスケジュール通りに敢行。追加公演として10月8日の東京公演をもって、全50公演を完遂。これにて47ツアーも完結となりました。本作はそのツアーの中から、千葉・沖縄、そして東京でのライブ映像を抜粋収録しています。
本編の流れは各公演前に地方の名所で撮影された「Tour Opening Movie Digest」、池森秀一が各公演会場の扉を開ける動画「IKEMORI DOOR'S TALK」、そして当初ファイナル予定だった10月1日の沖縄公演の際に撮影されたメンバーのツアーを振り返るインタビュー「Interview in OKINAWA」を、ライブ映像を交えながら挿入していく構成で、商品タイトルに「tour documentary film」と冠するだけあって、過去の47ツアーの映像作品よりもドキュメント色が強めの内容。本編開始後1曲目のライブ映像が20分近く過ぎないと出てこない、というのはオイオイと思いましたが(笑)、その後はドキュメント、ライブ映像(2〜3曲ごとに数ブロックに配置)共にバランス良く最後まで進むようになりひと安心(?)。
ライブで披露された曲は、最初のベストアルバム「SINGLES+1」からの楽曲+テーマソングである「The Last Journey 〜47の扉〜」で統一。公演によって日替わり曲もあったようですが、それも「SINGLES+1」からということで徹底されていたようです。今回のツアーはメンバー二人+サポートギタリストとして侑音が帯同の三人編成…なのですが、三人のみの演奏という形態ではなく、加えてドラムやベース、シンセの音も入ったオケを鳴らしながらのステージ。リズムをガッツリ鳴らすアップテンポの曲になるとやはりライブ感が薄く…という点が気にはなりましたが、アンプラグドとかアコースティックとか銘打っているわけではないのでこの辺りはまあ許容範囲(?)かと。なお、ハードスケジュールのツアーということもあってか、各曲のキーは久々にほぼ下げられての演奏になりましたが、かつてのように下げてもキツそうなボーカルの池森…ということは全くなく、低音から高音まで安定して歌い上げている状態は依然継続。2018年の武道館以来この好調はキープされており、もはや心配どころか安心して聴けました。
特典映像は2つ。1つは沖縄公演で披露されたカバー「涙そうそう」のライブ映像。かなり昔のカウントダウンライブで披露した時に観たことがありましたが本公演にて初の映像化。そしてもう1つはコザの街を池森が散策する「池森さんぽ in コザ」。いわゆる街ブラものなのですが、池森がここ数年でバラエティ慣れしたのが良く分かる内容でした(笑)。
デビュー15周年時の初の武道館公演開催の前年である2007年に、武道館へ来てもらう前に日本各地のファンにご挨拶を…という主旨で開催された47都道府県ツアー。以降、20周年、25周年の前年である2012年、2017年にも同じように行われ、今回もデビュー30周年を迎える2023年3月の武道館公演の前年に第4回目の47ツアーとして、ツアー開始直前にリリースされたテーマソングを引っ提げて2022年の7月から10月まで日本全国を行脚。なお、今回は開催前から「最後の47ツアー」と明言。ツアー専用特設サイトも開設され、初日7月3日の東京公演から全都道府県を回り(北海道は3箇所で公演)、台風接近のため9月から10月6日に延期された福岡公演を除いてはスケジュール通りに敢行。追加公演として10月8日の東京公演をもって、全50公演を完遂。これにて47ツアーも完結となりました。本作はそのツアーの中から、千葉・沖縄、そして東京でのライブ映像を抜粋収録しています。
本編の流れは各公演前に地方の名所で撮影された「Tour Opening Movie Digest」、池森秀一が各公演会場の扉を開ける動画「IKEMORI DOOR'S TALK」、そして当初ファイナル予定だった10月1日の沖縄公演の際に撮影されたメンバーのツアーを振り返るインタビュー「Interview in OKINAWA」を、ライブ映像を交えながら挿入していく構成で、商品タイトルに「tour documentary film」と冠するだけあって、過去の47ツアーの映像作品よりもドキュメント色が強めの内容。本編開始後1曲目のライブ映像が20分近く過ぎないと出てこない、というのはオイオイと思いましたが(笑)、その後はドキュメント、ライブ映像(2〜3曲ごとに数ブロックに配置)共にバランス良く最後まで進むようになりひと安心(?)。
ライブで披露された曲は、最初のベストアルバム「SINGLES+1」からの楽曲+テーマソングである「The Last Journey 〜47の扉〜」で統一。公演によって日替わり曲もあったようですが、それも「SINGLES+1」からということで徹底されていたようです。今回のツアーはメンバー二人+サポートギタリストとして侑音が帯同の三人編成…なのですが、三人のみの演奏という形態ではなく、加えてドラムやベース、シンセの音も入ったオケを鳴らしながらのステージ。リズムをガッツリ鳴らすアップテンポの曲になるとやはりライブ感が薄く…という点が気にはなりましたが、アンプラグドとかアコースティックとか銘打っているわけではないのでこの辺りはまあ許容範囲(?)かと。なお、ハードスケジュールのツアーということもあってか、各曲のキーは久々にほぼ下げられての演奏になりましたが、かつてのように下げてもキツそうなボーカルの池森…ということは全くなく、低音から高音まで安定して歌い上げている状態は依然継続。2018年の武道館以来この好調はキープされており、もはや心配どころか安心して聴けました。
特典映像は2つ。1つは沖縄公演で披露されたカバー「涙そうそう」のライブ映像。かなり昔のカウントダウンライブで披露した時に観たことがありましたが本公演にて初の映像化。そしてもう1つはコザの街を池森が散策する「池森さんぽ in コザ」。いわゆる街ブラものなのですが、池森がここ数年でバラエティ慣れしたのが良く分かる内容でした(笑)。
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