2021年も残り数時間となりました。
 今年も本ブログにご来訪いただきましてありがとうございました。

 昨年からのコロナ禍で、各音楽関係者、特にライブに携わる方々にとってはその中での対応を取らざるを得なかった、引き続いての苦難を伴った一年だったと思います。
 無観客配信ライブ、人数制限を行っての配信チケット有のライブも一般化。また別件ですがサブスク前提での非パッケージでの音楽発表も各アーティストが常態化するなど、今年は「音楽の鑑賞の仕方」に(コロナ禍も手伝って)少なからず変化が訪れた年であったのかもしれません。
 個人的には応援するアーティストの作品はCDで手に入れたい、ライブはできるだけ会場で生で観たい、というこれまでのスタンスを変えるには至らない年でしたが、発信するアーティスト側の今後のリリース、ライブ関連への対応によっては、来年からはこちらも柔軟に変わっていかなければならない所まで来ているのかな…とも思える年でした。

 不安な幕開けで始まった2021年でしたが、例年通りのペースでブログは更新することができました。
 これは自粛期間が予想以上に長引いた去年にも思っていたことなのですが、外出できずイベント等に参加することが激減し、ともすれば心身共にストレスの溜まりがちだった時にこういったルーティンワーク的な作業(本ブログで言うところでは定期的な更新)をすることは案外心の平静を保てるんだなぁ、と思ったり。
 また、今年は自分が本格的に音楽を聴き始めた1991年からちょうど30年ということもあり、同年にデビューした30周年アーティストを「CD Review Extra」や「Artist Archive」で特集できたのはなかなか楽しく、感慨深い出来事となりました。

 今年リリースされたCDで一番聴いたのはこちら。
 反則かもしれませんが(笑)、ようやく完結したご祝儀も含めまして。

 改めまして一年間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
 皆様、良いお年を。

 管理人 SASA 拝