2020年9月16日発売、森口博子によるガンダム関連楽曲のカバーアルバム第2弾。全12曲収録。初回プレス盤のみスリーブケースが付属。また、前作同様、LPダブルジャケット仕様(中に入っているのはCD)の数量限定販売盤も発売。発売元のキングレコードの特設サイトはこちら。
2019年発売の「GUNDAM SONG COVERS」の好評を受け、続編として制作された本作は、上述の特設サイト内で「前作に収録された楽曲以外から最大5曲までを投票できる」システムでリクエストを募集。初代ガンダムからの全TVシリーズ、OVA、劇場版、SDガンダムシリーズやパチンコタイアップ用楽曲まで、膨大な数の関連曲の中から選ばれた上位10曲を投票順位1位の「サイレント・ヴォイス」(「機動戦士ガンダムZZ」後期OP)から順番に並べ、ボーナストラックとして既発配信音源の「暁の車」、そして森口自身の選曲枠として「限りなき旅路」をラスト2曲に配置。なお、元々は2020年6月10日の発売を予定していたものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令に基づき制作が一時滞り、発売が9月に延期された、という経緯があります。
森口がカバーするという前提での投票だったからか、結果上位10曲はいずれも女性ボーカル曲。アレンジ的には前作を踏襲したアコースティックバンド色がメインで、特に「星空のBelieve」「一千万年銀河」、そして原曲を森口が担当していたのでセルフカバーとなった「君を見つめて −The time I’m seeing you−」あたりが顕著なのですが、原曲の時代性を取り除いた普遍的な仕様に生まれ変わっています。
全体的にはさすがに前作に比べるとガンダムファンの間では有名なものの、一般的な知名度はそこそこの楽曲が選ばれたな、という印象で、「この曲がこのアレンジで?」といったような驚きは前作に比べるとありませんでしたが、彼女の包容力のある歌声や、曲によってはフィーチャリングアーティストを招いてのコラボレーションが展開されるなど、作り込みの充実ぶりは前作同様。80年代中盤〜90年代終盤までの曲が主に選ばれているので、その辺りでリアルタイムにガンダムを経験したリスナーに特に聴いてもらいたい作品かな、と思いました。
ちなみに本作のサウンドプロデュースは前作に引き続いて時乗浩一郎が担当(編曲も約半数の楽曲を担当)。その縁でしょうか、「MEN OF DESTINY」ではギタリストとして田川伸治の名前がクレジット。フィーチャリングという形ではなくあくまで演奏陣の一員としての参加のよう(ex.DEENと表記)ですが、2コーラス終了後の間奏で短いながらもアタックの強い独特の高速アコギソロを華麗に披露しており、思わぬところで彼の最新の演奏が聴けたのはDEENファンとしては得した気分でした(笑)。
2019年発売の「GUNDAM SONG COVERS」の好評を受け、続編として制作された本作は、上述の特設サイト内で「前作に収録された楽曲以外から最大5曲までを投票できる」システムでリクエストを募集。初代ガンダムからの全TVシリーズ、OVA、劇場版、SDガンダムシリーズやパチンコタイアップ用楽曲まで、膨大な数の関連曲の中から選ばれた上位10曲を投票順位1位の「サイレント・ヴォイス」(「機動戦士ガンダムZZ」後期OP)から順番に並べ、ボーナストラックとして既発配信音源の「暁の車」、そして森口自身の選曲枠として「限りなき旅路」をラスト2曲に配置。なお、元々は2020年6月10日の発売を予定していたものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令に基づき制作が一時滞り、発売が9月に延期された、という経緯があります。
森口がカバーするという前提での投票だったからか、結果上位10曲はいずれも女性ボーカル曲。アレンジ的には前作を踏襲したアコースティックバンド色がメインで、特に「星空のBelieve」「一千万年銀河」、そして原曲を森口が担当していたのでセルフカバーとなった「君を見つめて −The time I’m seeing you−」あたりが顕著なのですが、原曲の時代性を取り除いた普遍的な仕様に生まれ変わっています。
全体的にはさすがに前作に比べるとガンダムファンの間では有名なものの、一般的な知名度はそこそこの楽曲が選ばれたな、という印象で、「この曲がこのアレンジで?」といったような驚きは前作に比べるとありませんでしたが、彼女の包容力のある歌声や、曲によってはフィーチャリングアーティストを招いてのコラボレーションが展開されるなど、作り込みの充実ぶりは前作同様。80年代中盤〜90年代終盤までの曲が主に選ばれているので、その辺りでリアルタイムにガンダムを経験したリスナーに特に聴いてもらいたい作品かな、と思いました。
ちなみに本作のサウンドプロデュースは前作に引き続いて時乗浩一郎が担当(編曲も約半数の楽曲を担当)。その縁でしょうか、「MEN OF DESTINY」ではギタリストとして田川伸治の名前がクレジット。フィーチャリングという形ではなくあくまで演奏陣の一員としての参加のよう(ex.DEENと表記)ですが、2コーラス終了後の間奏で短いながらもアタックの強い独特の高速アコギソロを華麗に披露しており、思わぬところで彼の最新の演奏が聴けたのはDEENファンとしては得した気分でした(笑)。
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ちなみにこのカバーシリーズ、曲単位ではありますがDEENの旧リズム隊、ストリングス隊、塩谷哲や押尾コータロー等々、新旧DEEN関係者が参加していたりします。