2020年10月11日 18:16

CD Review:「機動戦士ガンダム 40th Anniversary Album 〜BEYOND〜」

gundambeyond 2020年6月24日発売、「機動戦士ガンダム」放送開始40周年を記念してリリースされたコンピレーションアルバム。完全生産限定盤はDISC1(全13曲)+DISC2(全8曲)+特典映像入りのBlu-ray+ブックレット、初回限定盤はDISC1、2の2枚組CD+ブックレット、通常盤はDISC1のみという形態での発売。なお、完全受注生産でDISC1の内容を2枚組にしたアナログ盤も同年9月8日に発売。本エントリーは通常盤のレビューとなります。

 元々は「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを手掛けた安彦良和のコミック「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のアニメ化として、2015年〜2018年にかけて劇場上映+OVAソフトとして発表された全6作品を、2019年4月よりNHK総合で全13話に再編集し、タイトルも「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」と改めてオンエア。その際に制作されたオープニング、エンディング全7曲を本作に一挙収録し、加えてガンダム40周年のテーマ曲、さらに本作用に制作された新たなカバーソングを5曲収録したという内容構成。ブックレットにはスタッフクレジットの一番上にSupervisorとして、LUNA SEAのギタリスト・SUGIZOの名前が冠されています。彼は「〜赤い彗星」の各主題歌や40周年のテーマ曲のプロデュースも担当しており、また今回追加のカバー曲に関してもアーティストの選考や選曲、曲によってはアレンジやマスタリングにも関わっているそうで、トータルではSUGIZOのガンダム系プロデュースの集大成的な作品と言えるのかも。

 LUNA SEAとしても「〜赤い彗星」のオープニング3曲(「宇宙の詩」「悲壮美」、カバーで「BEYOND THE TIME」)、そして40周年テーマソングの「BEYOND」を担当するなど、全体的にLUNA SEA色(?)が散りばめられた中、エンディングテーマにはアイナ・ジ・エンドコムアイmiwaといった女性シンガーを起用し、歴代ガンダム曲のカバーやオリジナルをアコースティックから打ち込みも取り入れたバンドサウンドまである程度の幅で味付け。新作カバーも含めて様々なアーティストを起用していることもあり、同じガンダムソングカバー系でもこちらとはまたひと味違ったバラエティに富んだ楽曲が楽しめます。中でも原曲を現代的な音色で再現したSUGIZO feat. GLIM SPANKY名義の「めぐりあい」や、SUGIZO自身がインストでカバーした「ビギニング」などが出色。個人的にはOAUによって「機動新世紀ガンダムX」のエンディングだった英詞バラード「HUMAN TOUCH」がカバーされたのにはガンダムXファンとして大変感激しました(正直あまり人気のある作品ではないので…)。

 なお、完全生産限定盤ならびに初回限定盤に付属のDISC2は「〜THE ORIGIN」の劇場公開/OVA発売時の主題歌6曲と挿入歌2曲を収録した「OVA『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』SONGベストCD」。こちらには柴咲コウ山崎まさよしなどの結構意外な(?)アーティストも参加しています。21世紀以降のシリーズでリリースされている各作品のコンプリートベストに類するコンセプトのディスクで、配信のみや限定販売だった曲もあるようで、主題歌系を一気に揃えたいガンダムファンには絶好のコンピレーション。ライトに楽しむなら通常盤を、ディープに楽しむならそれ以外を、といったところでしょうか。

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