2020年08月23日 10:26

CD Review:BEGIN「24-7のブルース」

begin24-7 2020年8月19日、各音楽配信サイトで販売開始されたBEGINの通算4作目の配信限定シングル。

 作詞・作曲は単独名義でのシングル発売は初となるギターの島袋優、編曲はBEGIN名義。沖縄発祥のビール会社・オリオンビールが発売したプレミアムクラフトビール「75BEER」のCMソングとして起用され、BEGIN本人達も楽曲を演奏する役としてCMに出演。既に昨年末の時点で冒頭のスロー部分にスキャットを入れたバージョンでのCMオンエアは開始されていたようですが、フルサイズバージョンでこの夏ようやく配信という形での発売となった模様。

 タイトルの「24-7」は音楽用語?と思いきや、24時間・7日間、「年中無休」を意味する(読みは「にいよんなな」)という造語らしく、「頑張っている全ての方に向けた、BEGINの応援ソング」とのこと。辛い出来事や上手くいかない事が多い世の中だけど、明日に向かって歩いていこう、というメッセージ(大意)を大上段からではなく彼ららしい水平の角度から綴った、曲調はブルース寄りのロックですが前向きで力強い楽曲に仕上がっています。

 なお本作で特筆すべきはボーカルのパート割り。Aメロとサビの大部分を島袋が、Bメロをキーボードの上地等が歌い、普段はメインボーカルを務める比嘉栄昇は曲全体にほぼ休みなくフレーズを入れるブルースハープの演奏に徹し、歌うのはサビで2回出てくる「Have a good life / good life」のみ、という斬新な試みがなされています。かつて「海の声」でも島袋がメインボーカルを務めるなど、タイアップ関連曲で比嘉が脇に回る曲は初めてではないですが、初めてMVを観た時は結構衝撃的でした。比嘉が全部歌うとかなり濃い感じになったと思われ、曲の印象も全く違ったものになるのでしょうが、ビールのCMソングらしい爽やかさにはナチュラルな島袋・上地の歌声がマッチ、といったところでしょうか。そこに短いフレーズ担当ながら聴き手に強烈なインパクトを残す比嘉のボーカルが飛び込んでくるのが良いアクセントになっていると思います。

 2010年前後ぐらいから共同名義のクレジットがほぼなくなり、メンバー個人名義での楽曲クレジットが増えてきたBEGINですが、今回は「三人で歌うBEGINナンバー」として新鮮な作品でした。

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