珍しく二週続けてのライブレポート。
DEENのライブツアー「NEWJOURNEY TOUR」の追加公演、東京2公演のうちの2nd Stage(つまりファイナル公演)に行ってきました。「続きを読む」からご閲覧ください。
DEENのライブツアー「NEWJOURNEY TOUR」の追加公演、東京2公演のうちの2nd Stage(つまりファイナル公演)に行ってきました。「続きを読む」からご閲覧ください。
DEEN「NEWJOURNEY TOUR "duo+" 〜Ballads in Love〜」
2019年12月1日 東京2nd Stage 室町三井ホール(COREDO室町テラス3階)
二人体制になり、新たな試みとして今回企画された「NEWJOURNEY TOUR」。
当初は11月中旬から下旬までの約二週間、東北6県を全8箇所回るということでツアータイトルに「東北編」の文字も含まれていたのですが、12月1日に追加公演として東京で2公演加わることがツアー開始直前に発表。ということで追加公演には「東北編」の文字を削除、そしてこの日のみDEEN史上でも極めて珍しい一日2公演のライブと相成りました。
筆者はDEENのライブに行くのは2016年冬のBreak20以来。この時は当然ながら田川伸治氏が在籍していたわけで、今回初の「二人になった新生DEEN」を観に行くことに。
会場は地下鉄「三越前」駅直結のCOREDO室町。COREDO室町自体は1から3まで建物があり、さらにCOREDO室町テラスという建物があり、今回はその室町テラス3階での公演。他にもCOREDO室町1には日本橋三井ホールというライブホールがあり、そちらでもかつてDEENは47ツアーやファンイベントを行ったらしく、今回郵送で来たチケットに「日本橋三井ホールとは異なる会場です」との注意書きの紙が同封されていました。いずれにせよ、足を運ぶのにちょっと紛らわしい地理環境でした(苦笑)。
なんだかんだで無事到着
会場の室町テラスはビルの3階。椅子を並べて500人程度?収容できそうな天井の高い中ホールといったところ。フロアの傾斜はフラットで後ろになるほどステージが見えにくいという難点もあり。普段は会議などにも使われている場所のようです。
2nd Stageは当日券が販売されていましたが、ほぼ満席に近い状態でした。
17時過ぎに予定通り開演。
今回はある意味特殊なライブなのでいつもと体裁を変えて書きます。
本編セットリスト
0.MY LOVE -Introduction-(入場SE)
1.夢であるように
2.もう泣かないで
3.このまま君だけを奪い去りたい
4.Blue eyes
5.星の雫
6.君の心に帰りたい
7.永遠をあずけてくれ
8.心から君が好き〜マリアージュ〜
9.Celebrate
10.翼を広げて
11.MY LOVE
注:中盤以降かなりウロ覚えにつき、曲が前後している可能性があります
曲目
ツアータイトル通り、先月頭に発売されたばかりのセルフカバーバラードベストから「君がいない夏」以外を全て演奏。さらに「永遠を〜」「翼を〜」はアルバム未収録でしたが、こちらもバラードベストのアレンジに沿っての新バージョンでの披露。
演奏形態
池森秀一(Vo)、山根公路(Pf)に加え、レコーディングにも参加しているバイオリニスト・加藤大貴氏がサポートで参加の三人編成。かつて田川氏がいた向かって右側のポジションに座り、全曲参加していました。
バラードベストの新アレンジの演奏ということでしたが、不在パートのストリングスのオケ+コーラスを流しながら三人が歌う&演奏するという仕様。ほぼ徹底したアルバムアレンジ再現ライブという印象を持ちました。完全にオケなし生演奏だったのは「翼を広げて」ぐらいだったような気も…。
MC
基本的に1曲ごとに池森・山根両氏による掛け合いを含めた(笑)MCが。今回のベストの選曲リクエストの際に添えられたエピソードを1曲1エピソードずつ紹介していく内容でした。
中盤には比較的長めの雑談っぽいMCコーナーもあり。主な話題は福島でのライブの翌日にゴルフに行った池森氏が、私物の入ったバッグが見つからなくて大騒ぎしていたら、隣のロッカーに間違えて預けてあったという笑い話(?)。またサポートの加藤氏(1992年生まれ)がかけている眼鏡と髪型から「(名探偵)コナンっぽい」と弄られていましたが、ハロウィンの時に丸眼鏡をかけて電車に乗っていたら、外国人に「ハリー・ポッターのコスプレか?」と質問されたことがあった、ということもメンバーの口から暴露されていました(笑)。
アンコール
12.ひとりじゃない(カラオケ使用)
アンコールは次のライブツアー(後述)に繋げる意味で、ということで観客を立たせ、バンド用のカラオケ(CDシングルに収録されているオリジナルのものと思われる)を流してのまさに番外編的なステージ。このカラオケ、2コーラス目突入直前や間奏のギター部分を代わりにバイオリンで生演奏する、というのがなかなか新鮮でした。
告知
今回のライブ公演にはVTR撮影が入っており、いずれBlu-ray化されるとのこと。
そして既にチケット発売中の来年1月末からのバンドライブツアーLIVE JOY-Break22のツアータイトルが決定、演奏曲はリクエストを募って決定ということで、公式サイトにもこの公演後に情報が上がったようです。
全体的な感想
バラードベスト音源仕様ということもあり、全曲が原キー。去年の武道館や年末年始のLIVE JOYに行っていなかったので、初めて生で池森氏の原キー歌唱を体験しました。所々キツそうな高音箇所はありましたが、最後まで裏声に逃げることもなく歌い切っていて、特に「MY LOVE」の最後の「MY LOVE〜」と伸ばすところ、アンコールの「ひとりじゃない」の「夢に〜変わってゆく〜」がしっかりと歌い切れていたところには感動しました。これを持続できれば今後のライブ活動も期待できそうです。
そういえば、これまでは必然的に田川氏がメンバーとしてギターを担当していたわけですが、今回はギターのサポートはなし。アンコール以外はギターの音が鳴らないライブというのはDEEN史上初めてのことなのではないでしょうか。
贅沢を言えば、オケ部分も生のストリングスで演奏して欲しかったというのが正直なところ。まあそうすると人件費も跳ね上がるし、地方を回るのも厳しいということは重々承知なのですが、一度スペシャル企画としてこれぐらいの大きさのコンサートホールで全生演奏でのバラードライブをやったら多少値が張っても観たいかもな…と思いました。というかバラードナイトをやるなら今だったのかもしれません(苦笑)。
公演時間は1時間半ちょっと。今回のライブに限ってはバラード連発なのでこれぐらいがちょうどいい案配でしたね。
「この形態は気軽に回れるからまたやりたい」みたいなことを池森氏が言っていたようなので、有言実行の彼のこと、第2弾もあるかもしれません。
…ということで、今年最後のライブ鑑賞はDEENでした。次は新生DEENのバンドライブが観たいですね。
おまけ(というか不覚)
来場者全員プレゼントの引換用紙の存在をすっかり忘れてしまっていたのです。
2019年12月1日 東京2nd Stage 室町三井ホール(COREDO室町テラス3階)
二人体制になり、新たな試みとして今回企画された「NEWJOURNEY TOUR」。
当初は11月中旬から下旬までの約二週間、東北6県を全8箇所回るということでツアータイトルに「東北編」の文字も含まれていたのですが、12月1日に追加公演として東京で2公演加わることがツアー開始直前に発表。ということで追加公演には「東北編」の文字を削除、そしてこの日のみDEEN史上でも極めて珍しい一日2公演のライブと相成りました。
筆者はDEENのライブに行くのは2016年冬のBreak20以来。この時は当然ながら田川伸治氏が在籍していたわけで、今回初の「二人になった新生DEEN」を観に行くことに。
会場は地下鉄「三越前」駅直結のCOREDO室町。COREDO室町自体は1から3まで建物があり、さらにCOREDO室町テラスという建物があり、今回はその室町テラス3階での公演。他にもCOREDO室町1には日本橋三井ホールというライブホールがあり、そちらでもかつてDEENは47ツアーやファンイベントを行ったらしく、今回郵送で来たチケットに「日本橋三井ホールとは異なる会場です」との注意書きの紙が同封されていました。いずれにせよ、足を運ぶのにちょっと紛らわしい地理環境でした(苦笑)。

会場の室町テラスはビルの3階。椅子を並べて500人程度?収容できそうな天井の高い中ホールといったところ。フロアの傾斜はフラットで後ろになるほどステージが見えにくいという難点もあり。普段は会議などにも使われている場所のようです。
2nd Stageは当日券が販売されていましたが、ほぼ満席に近い状態でした。
17時過ぎに予定通り開演。
今回はある意味特殊なライブなのでいつもと体裁を変えて書きます。
本編セットリスト
0.MY LOVE -Introduction-(入場SE)
1.夢であるように
2.もう泣かないで
3.このまま君だけを奪い去りたい
4.Blue eyes
5.星の雫
6.君の心に帰りたい
7.永遠をあずけてくれ
8.心から君が好き〜マリアージュ〜
9.Celebrate
10.翼を広げて
11.MY LOVE
注:中盤以降かなりウロ覚えにつき、曲が前後している可能性があります
曲目
ツアータイトル通り、先月頭に発売されたばかりのセルフカバーバラードベストから「君がいない夏」以外を全て演奏。さらに「永遠を〜」「翼を〜」はアルバム未収録でしたが、こちらもバラードベストのアレンジに沿っての新バージョンでの披露。
演奏形態
池森秀一(Vo)、山根公路(Pf)に加え、レコーディングにも参加しているバイオリニスト・加藤大貴氏がサポートで参加の三人編成。かつて田川氏がいた向かって右側のポジションに座り、全曲参加していました。
バラードベストの新アレンジの演奏ということでしたが、不在パートのストリングスのオケ+コーラスを流しながら三人が歌う&演奏するという仕様。ほぼ徹底したアルバムアレンジ再現ライブという印象を持ちました。完全にオケなし生演奏だったのは「翼を広げて」ぐらいだったような気も…。
MC
基本的に1曲ごとに池森・山根両氏による掛け合いを含めた(笑)MCが。今回のベストの選曲リクエストの際に添えられたエピソードを1曲1エピソードずつ紹介していく内容でした。
中盤には比較的長めの雑談っぽいMCコーナーもあり。主な話題は福島でのライブの翌日にゴルフに行った池森氏が、私物の入ったバッグが見つからなくて大騒ぎしていたら、隣のロッカーに間違えて預けてあったという笑い話(?)。またサポートの加藤氏(1992年生まれ)がかけている眼鏡と髪型から「(名探偵)コナンっぽい」と弄られていましたが、ハロウィンの時に丸眼鏡をかけて電車に乗っていたら、外国人に「ハリー・ポッターのコスプレか?」と質問されたことがあった、ということもメンバーの口から暴露されていました(笑)。
アンコール
12.ひとりじゃない(カラオケ使用)
アンコールは次のライブツアー(後述)に繋げる意味で、ということで観客を立たせ、バンド用のカラオケ(CDシングルに収録されているオリジナルのものと思われる)を流してのまさに番外編的なステージ。このカラオケ、2コーラス目突入直前や間奏のギター部分を代わりにバイオリンで生演奏する、というのがなかなか新鮮でした。
告知
今回のライブ公演にはVTR撮影が入っており、いずれBlu-ray化されるとのこと。
そして既にチケット発売中の来年1月末からのバンドライブツアーLIVE JOY-Break22のツアータイトルが決定、演奏曲はリクエストを募って決定ということで、公式サイトにもこの公演後に情報が上がったようです。
全体的な感想
バラードベスト音源仕様ということもあり、全曲が原キー。去年の武道館や年末年始のLIVE JOYに行っていなかったので、初めて生で池森氏の原キー歌唱を体験しました。所々キツそうな高音箇所はありましたが、最後まで裏声に逃げることもなく歌い切っていて、特に「MY LOVE」の最後の「MY LOVE〜」と伸ばすところ、アンコールの「ひとりじゃない」の「夢に〜変わってゆく〜」がしっかりと歌い切れていたところには感動しました。これを持続できれば今後のライブ活動も期待できそうです。
そういえば、これまでは必然的に田川氏がメンバーとしてギターを担当していたわけですが、今回はギターのサポートはなし。アンコール以外はギターの音が鳴らないライブというのはDEEN史上初めてのことなのではないでしょうか。
贅沢を言えば、オケ部分も生のストリングスで演奏して欲しかったというのが正直なところ。まあそうすると人件費も跳ね上がるし、地方を回るのも厳しいということは重々承知なのですが、一度スペシャル企画としてこれぐらいの大きさのコンサートホールで全生演奏でのバラードライブをやったら多少値が張っても観たいかもな…と思いました。というかバラードナイトをやるなら今だったのかもしれません(苦笑)。
公演時間は1時間半ちょっと。今回のライブに限ってはバラード連発なのでこれぐらいがちょうどいい案配でしたね。
「この形態は気軽に回れるからまたやりたい」みたいなことを池森氏が言っていたようなので、有言実行の彼のこと、第2弾もあるかもしれません。
…ということで、今年最後のライブ鑑賞はDEENでした。次は新生DEENのバンドライブが観たいですね。
おまけ(というか不覚)

コメント
コメント一覧
長文失礼しました。
今回の形態、DEENのバンドライブしか観に行ったことのない身には新鮮でした。
来年のBreak22、リクエストライブということでこちらも楽しみですね。