2018年09月02日 12:40

CD Review:東野純直「明日のシルシ」

azashita 2018年8月22日発売、東野純直の通算19枚目となるニューシングル。全3曲収録。

 先日のエントリーでも書きましたが、筆者も参加したデビュー25周年記念ライブの直前に発売された本作。メジャー(1993〜2000年)では15枚のシングルをリリースし、インディーに移ってからはリミックスシングルや会場販売限定シングル、ワンショットでの企画シングルへの参加などがあり正式なカウントはもはや不明なのですが、ここでは公式のカウントに倣って19枚目と表記。2010年のアルバム以来となる久々の音源リリース(CD帯に記載の「8年ぶり」というのは2009年の前作シングルのことではなく、このアルバムのことでしょう)で、インディー以降は決まったレーベルからの発売ではなく色々な発売元を転々としていた感がありましたが、本作は東野がラジオ番組を持つコミュニティ・八王子FMが立ち上げた「スターレディオレコーズ」というキングレコードに販売を委託する新レーベルからのリリースとなりました。

 タイトル曲「明日のシルシ」は地に足を着けたメッセージが綴られたアップテンポでキャッチーなナンバー。楽曲的には王道ポップス路線ですが、意外と彼のシングルタイトル曲ではこういった曲がなかったので結構新鮮。ただし録音は生バンドではなく、ギターのみが生というクレジットがあるプログラミング主体の疑似バンドなので、ライブで披露されていたような音圧を期待して聴いてしまうともう少し迫力が欲しかったところ。
 2曲目の「Master plan」は、CD帯では「キャッチーなメロディーに〜」とありますが、アレンジ的にはどこか「Human Noise」(2000年)の頃を彷彿とさせる尖ったテイスト。歌詞は自らの決意表明のような印象。
 3曲目の「エメラルド」はピアノがアコースティック編成のバンドを引っ張るラブバラード。旧くからのファンにとっては一番耳馴染みのあるサウンドではないでしょうか。間奏のアコギソロが良い味を出しています。

 歌詞ブックレット裏の東野の手書きメッセージもファンにとっては嬉しいポイント。今世紀に入ってからは活動に長期のブランクがあったり、どうにも燻っている感のあった彼がまた本格的に再始動するきっかけになるシングルであれば、と心から思います。

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