2018年2月7日発売、小室哲哉×浅倉大介のユニット・PANDORAのファーストミニアルバム。シングル「Be The One」「proud of you」のリミックスバージョンを含む全4曲収録。初回盤はインタビューブックレット+ドキュメンタリーVTRやMVを収録したBlu-ray付属の2枚組。今回のレビューは通常盤となります。
小室と浅倉、師弟関係にある二人が初めて結成した新ユニット・PANDORA。そのデビューシングル発売直前に小室哲哉が音楽界の表舞台からの引退を発表しましたが、事前告知されていたシングル、そして今回ご紹介するミニアルバムは無事に発売日にリリース、それに伴うライブやテレビ出演などのプロモーション活動も滞ることなく(表向きは)スケジュール通りに行われ、両者のファンとしてはひと安心。現在のところ本作が小室哲哉の最新にして現状最後のフロントマンとしてのリリース作品となっています。
収録曲のうち2曲は既発シングル曲のリミックス。基本的に原型を尊重してのミックス違いで、原曲のシングル的要素のある派手目な部分をやや大人しくした聴き心地。新曲2曲のうち1曲はゲストボーカル・Miyuuを招いた「Shining Star」。全英語詞…といっても歌詞はたったの6行。歌モノというよりも、メロディーラインを最初に提示しつつボーカルを素材としてサンプリングしたエレクトロニカサウンドの実験曲といった感じ。そしてもう1曲の「Aerodynamics」は演奏時間が17分にも及ぶ完全なるインスト曲。ループやアルペジエイターなどを駆使し、曲調に大きな起承転結がイメージされる組曲風の楽曲。こういった手の混んだインストは浅倉の十八番…という印象があるのですが、「何でもアリのPANDORA」ならではの引き出しをいきなり見せてきた感じ。ただ正直尺が長すぎるので、この曲に関してはBGM向きです(笑)。
上記のインストが含まれるので演奏時間は約30分ですが、既発2曲+新曲2曲という曲数の少なさがあるのでミニアルバムといってもマキシシングルの延長線上の作品…という意味では物足りなさは否めません。浅倉はaccessやプロデュース業があり、そして小室は表舞台からの引退ということで、今後このユニットの活動が凍結してしまうのかは分かりませんが(個人的には来年のTM35周年はあるのか?という点が一番気になりますが)、願わくばPANDORAが「Blueprint」=青写真だけで終わらず、いつになるかは分かりませんが次の一手を繰り出してくるのを待ち続けたいと思います。
小室と浅倉、師弟関係にある二人が初めて結成した新ユニット・PANDORA。そのデビューシングル発売直前に小室哲哉が音楽界の表舞台からの引退を発表しましたが、事前告知されていたシングル、そして今回ご紹介するミニアルバムは無事に発売日にリリース、それに伴うライブやテレビ出演などのプロモーション活動も滞ることなく(表向きは)スケジュール通りに行われ、両者のファンとしてはひと安心。現在のところ本作が小室哲哉の最新にして現状最後のフロントマンとしてのリリース作品となっています。
収録曲のうち2曲は既発シングル曲のリミックス。基本的に原型を尊重してのミックス違いで、原曲のシングル的要素のある派手目な部分をやや大人しくした聴き心地。新曲2曲のうち1曲はゲストボーカル・Miyuuを招いた「Shining Star」。全英語詞…といっても歌詞はたったの6行。歌モノというよりも、メロディーラインを最初に提示しつつボーカルを素材としてサンプリングしたエレクトロニカサウンドの実験曲といった感じ。そしてもう1曲の「Aerodynamics」は演奏時間が17分にも及ぶ完全なるインスト曲。ループやアルペジエイターなどを駆使し、曲調に大きな起承転結がイメージされる組曲風の楽曲。こういった手の混んだインストは浅倉の十八番…という印象があるのですが、「何でもアリのPANDORA」ならではの引き出しをいきなり見せてきた感じ。ただ正直尺が長すぎるので、この曲に関してはBGM向きです(笑)。
上記のインストが含まれるので演奏時間は約30分ですが、既発2曲+新曲2曲という曲数の少なさがあるのでミニアルバムといってもマキシシングルの延長線上の作品…という意味では物足りなさは否めません。浅倉はaccessやプロデュース業があり、そして小室は表舞台からの引退ということで、今後このユニットの活動が凍結してしまうのかは分かりませんが(個人的には来年のTM35周年はあるのか?という点が一番気になりますが)、願わくばPANDORAが「Blueprint」=青写真だけで終わらず、いつになるかは分かりませんが次の一手を繰り出してくるのを待ち続けたいと思います。
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