2017年11月8日発売、ピアノ+ダブルベース+ドラムスのインストトリオバンド・H ZETTRIOのクリスマス企画アルバム。全10曲収録。
昨年11月配信の「祝祭広場のクリスマスマーケット」、ちょうど一年後の今年11月配信の「光のヒンメリ、輝く街」という2曲のクリスマス関連の配信シングルを最初と最後に収録し、間の8曲にクリスマス・スタンダードナンバーのカバーを新たに録音した1枚。
まずオリジナルの2曲ですが、著名な楽曲や讃美歌のメロディーを曲中に引用した「祝祭広場〜」、パレード系(?)の「光のヒンメリ〜」のどちらもピアノトリオに加えてバイオリン、ビオラ、チェロの各奏者を招き、さらにクレジットには記載されていませんがベル系の音も加わって、楽曲のコンセプトもあるのでしょうが曲名を知らなくても一聴してクリスマス関連曲と分かりそうな直球アレンジ仕様で、年末の街中の慌ただしくも楽しげな雰囲気にマッチした作品。
カバー8曲のほうは完全にピアノトリオのみでの演奏。どの曲もクリスマスソング王道中の王道。「JINGLE BELLS」「SILENT NIGHT」「SANTA CLAUS IS COMING TO TOWN」などに混じって日本の作品である「あわてん坊のサンタクロース」も収録されています。H ZETTRIOといえばパワーでグイグイ押すピアノトリオ、というイメージが主観であるのですが、本作でも各演奏者の良い意味での大暴れぶりは健在。筆者がよく聴く→Pia-no-jaC←のクラシックカバーシリーズに比べると、原曲の型をしっかりとどめておいてそれに彼らの個性をエッセンスとしてプラスする、という意味ではこちらのほうが一枚上手かも(あっちが過激に壊しすぎる、というのもありますが・笑)。なお筆者のイチ推しはベースが個性を発揮してお洒落な雰囲気を見せている「RUDOLPH THE RED NOSED REINDEER(赤鼻のトナカイ)」、そしてパワフルなモータウンビートでアレンジされた「WHITE CHRISTMAS」。
総じて、ピアノトリオでの分かりやすく聴きやすいカバー集のお手本のようなアルバム。完全なクリスマスシーズン企画モノなので、ご興味のある方は今年のクリスマスに間に合うようにお急ぎを(笑)。
昨年11月配信の「祝祭広場のクリスマスマーケット」、ちょうど一年後の今年11月配信の「光のヒンメリ、輝く街」という2曲のクリスマス関連の配信シングルを最初と最後に収録し、間の8曲にクリスマス・スタンダードナンバーのカバーを新たに録音した1枚。
まずオリジナルの2曲ですが、著名な楽曲や讃美歌のメロディーを曲中に引用した「祝祭広場〜」、パレード系(?)の「光のヒンメリ〜」のどちらもピアノトリオに加えてバイオリン、ビオラ、チェロの各奏者を招き、さらにクレジットには記載されていませんがベル系の音も加わって、楽曲のコンセプトもあるのでしょうが曲名を知らなくても一聴してクリスマス関連曲と分かりそうな直球アレンジ仕様で、年末の街中の慌ただしくも楽しげな雰囲気にマッチした作品。
カバー8曲のほうは完全にピアノトリオのみでの演奏。どの曲もクリスマスソング王道中の王道。「JINGLE BELLS」「SILENT NIGHT」「SANTA CLAUS IS COMING TO TOWN」などに混じって日本の作品である「あわてん坊のサンタクロース」も収録されています。H ZETTRIOといえばパワーでグイグイ押すピアノトリオ、というイメージが主観であるのですが、本作でも各演奏者の良い意味での大暴れぶりは健在。筆者がよく聴く→Pia-no-jaC←のクラシックカバーシリーズに比べると、原曲の型をしっかりとどめておいてそれに彼らの個性をエッセンスとしてプラスする、という意味ではこちらのほうが一枚上手かも(あっちが過激に壊しすぎる、というのもありますが・笑)。なお筆者のイチ推しはベースが個性を発揮してお洒落な雰囲気を見せている「RUDOLPH THE RED NOSED REINDEER(赤鼻のトナカイ)」、そしてパワフルなモータウンビートでアレンジされた「WHITE CHRISTMAS」。
総じて、ピアノトリオでの分かりやすく聴きやすいカバー集のお手本のようなアルバム。完全なクリスマスシーズン企画モノなので、ご興味のある方は今年のクリスマスに間に合うようにお急ぎを(笑)。
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