suchmosthekids 2017年1月25日発売、Suchmosの2ndオリジナルアルバム。「STAY TUNE」「BODY」(EP「LOVE & VICE」収録曲)、「MINT」「DUMBO」(EP「MINT CONDITION」収録曲)を含む全11曲収録。初回限定盤には昨年秋に行われたライブツアーの映像を収録したDVDが付属。

 発売後にHondaのCMソングというタイアップが付き、今年は某国際大会でのCM中などにも大量オンエアされた「STAY TUNE」が気に入って初めてSuchmosの作品を手に取りました。彼らはボーカル、ベース、ギター、ドラムス、キーボードにDJという六人組バンド。2013年結成、本作を含めて2枚のオリジナルアルバムと3枚のEPをSPACE SHOWER MUSICよりリリース。今年4月末にはソニー・ミュージック・レーベル内にプライベートレーベル「F.C.L.S.」を設立した、とのことです。

 前置きが長くなりました(苦笑)。彼らの音楽ジャンルについては諸説あるところのようでここでは触れませんが、現時点で一番知名度が高い「STAY TUNE」のキャッチーさに比べるとアルバムリード曲の「A.G.I.T.」を筆頭にあまりポピュラーに寄せた楽曲は少なく、敷居は若干高いですが、一度嵌まれば癖になりそう、という中毒性という意味では、誤解を恐れずに書くならば「コア層の音楽ファン向け」といった雰囲気が全体を占めているように感じられます。メンバー各自の技量を活かした演奏で何となく良い聴き心地…で終わってしまいそうなところがそうはならないのはその歌詞で、「TOBACCO」「DUMBO」「SEAWEED」など、世相を皮肉ったような、何となく心に引っ掛かりを残す若干毒っ気(?)のある作風がアクセントになっていると思います。

 筆者の嗜好としては、元々ベタ寄りなものが好き(笑)ということもあり、彼らに関しては興味はあるけれど嵌まるまでは…というのが正直な感想。とはいえ、こういったタイプの音楽がヒットシーンを賑わすのは面白い傾向だな、と。