2020年04月

2020年04月26日 11:46

tmgffm 前々回のエントリーに加筆した通り、4月18日配信予定だったTM NETWORK35周年のフィナーレ企画は新型コロナウィルスの影響で延期になりました。中止ではなく延期だそうなので、既に4月21日に36年目に突入したTMですが、まだ35周年アニバーサリー年間は終わっていない、という前向きな考えで行きたいと思います(?)。さて今回からは現在所属のavexからリリースされた(といっても音源はほとんどSONYライセンス)「Gift from Fanks M」の全曲レビューを開始。前編はDISC 1の全14曲です。「続きを読む」よりご閲覧ください。続きを読む

2020年04月18日 15:15

surfaceon 2019年7月24日発売、通算7作目、復活後としては初となるSURFACEのオリジナルアルバム。全11曲収録。初回限定盤には収録曲「Is life beautiful?」「僕たちの声」のMVとメンバーのインタビューを収録したDVDが付属。また初回限定盤・通常盤(初回プレスのみ)共通でプレイパスが封入。本エントリーは通常盤のレビューとなります。

 1998年にシングル「それじゃあバイバイ」でデビュー、「なにしてんの」「なあなあ」「ゴーイング my 上へ」等々のスマッシュヒットを放ち、90年代末の音楽シーンで存在感を見せていた二人組ユニット・SURFACE。2010年の解散ライブ後は、ボーカルの椎名慶治はソロ活動、ギターの永谷喬夫は楽曲提供やプロデュースなどでそれぞれの道を歩んでいましたが、デビュー20年目の当日を迎えた2018年5月27日のライブで復活。それから約1年を経て、実に11年ぶりとなるオリジナルアルバムのリリースとなりました。なお解散ベストの時はデビューから活動中期までに所属していたユニバーサルからのリリースでしたが、本作は00年代中盤以降に在籍したSONYでのリリースとなっています。

 SURFACEと言えば、キャッチーなメロディーの上に乗っかる椎名の手による本音ぶっちゃけ系な歌詞が個性を放っているのが最大の特徴であると思われ、特に上記の代表曲などからコミカルなイメージを抱くリスナーも多いのではないでしょうか。本作でもその路線は継続。数年前に街で出会った大人の態度に今の自分を重ねてみたり(「Is life beautiful?」)、主人公とその彼女の二人なりの愛の形を示してみたり(「死が二人を分かつまでは」)、自分を仲の良い男友達だと思い込んでいる女性への隠れた想いを綴った「また僕はうなずく」など、日常レベルでの出来事で抱いた心理を分かりやすい言葉で掘り下げていく作風は健在。
 対してサウンドの方は解散前までは割とファンキーな要素も持ち込んだ生演奏主体というイメージだったのですが、本作ではそのエッセンスも残しつつ、「やってみようよ」などではエレクトロっぽいシンセの音なども入れてみたりと若干変化が。解散前と変わらないのはサウンド全体のアプローチが(メンバーの永谷がギタリストにも関わらず)必ずしもギター主体ではない曲も多く、ギター以外の楽器や打ち込みとのバランスの平等性が保たれている点。もちろん「切り拓けマイセルフ」などメロディアスなエレキソロを披露する曲もありますが、1枚を通してのアレンジの幅に関するバランス感覚が優れており、アッパーな曲が多めということもあって最後まで聴きやすい曲が並んでいる印象です。

 一度解散し、ソロを経て再結成したバンドやユニットと同様に、彼らもソロ活動を継続しながらSURFACEとしても活動を続けていく模様。なので活動最盛期の時のような定期的なリリースは望めないとは思いますが、これからも各自ソロと並行して自分達のペースで活動していって欲しいな、と思える「復活の1枚」でした。

2020年04月12日 18:09

tmgfft TM NETWORKデビュー35周年フィナーレ企画として、来週末4月18日(土)の午前10時から12時間に渡り、SONYのオフィシャルYouTubeチャンネルで彼らの歴代のライブ映像が配信されるそうです→延期になりました詳細)。また、「初のBlu-ray化となる映像作品発売を準備中」とのことですが、未発表とは書かれていないので過去に発売されたDVDがBlu-ray化されて再発、ということではないかと推測しています(あまり期待するとね…苦笑)。そんなわけでTM35周年も終わりに近づきましたがまだまだ続く「Gift from Fanks」全曲紹介、今回で「T」盤は完結、DISC 3の全13曲をレビューいたします。「続きを読む」からご閲覧ください。続きを読む

2020年04月05日 17:56

kaninthebook 2020年2月29日、シンコーミュージックより刊行、KANの2冊目となるアーティストブック。

 初のアーティストブック「ぼけつバリほり」が1992年の3月に発売されて以来、KANにとっては実に28年振りの書籍媒体となる本作。B5判サイズで約200頁の中身は、彼と長らく関わり続けているライター・森田恭子が聞き手を務める「年代別ロングインタビュー」、KANのファンを公言するaikoとのインタビュー形式での対談、KANがメンバーの一員でもあるホスキモメンバー(根本要、スキマスイッチ、秦基博)によるKAN抜きの座談会、更に90年代からの交流があるMr.Childrenの桜井和寿への単独インタビュー、加えて各アーティストからのKANへのアンケートの回答、最後に1987年のデビューから2020年現在までの33年間の活動年表が掲載、という構成になっています。

 ファンとして一番興味があるのはやはり「年代別ロングインタビュー」。こちらはシングル出してアルバム出してライブやって…といういわゆる一般的なアーティスト活動のルーティーンだった「1987-2001」、パリに移住した時期の「2002-2004」、日本に帰国して以降の「2005-2020」と、年代を3つに区切って章立てしており、その時々にリリースした楽曲やアルバムタイトル、ライブツアーの名前を出しながらさらっと振り返っていく体でインタビューが続きます。フランス移住の経緯など、活字媒体ではあまり喋ってこなかった(と思う)ことも結構語られていて、なんだか読むとフランスに移住する直前辺りは本当にギリギリの精神状況での制作だったみたいなのですが、フランス在住時代を経て、現在はイベントライブや自主企画を軸に、忙しくはあるけれども楽しくやっているようなのでファンとしてはひと安心(?)。

 インタビュー以外で特に面白かったのはやはりaikoとの対談。お互いミュージシャン同士ということもあり、KANの作るラブソングの内容に関してのaikoの鋭い読みとKANのそれに対する返しのやり取りが興味深かったです(笑)。また上述しましたがaikoは古くからのKANの大ファンで、楽曲のみならず、いわゆるアイドル的に好きだったらしく、そう言われると90年代の彼のライブ映像を観てると結構黄色い声も飛んでたし、あの頃のKANの女性ファンの中にはaikoみたいな視点で夢中になっていた方々もいたんだろうなぁ…というのを改めて認識しました。

 全体的にはテキスト多めで写真はそこそこ、各アーティストへのアンケート部分は「〇〇ぴあ」みたいな感じ。アー写で使用されたものやライブ写真などはカラーで掲載されていますが、基本的にフランス帰国後のもので統一されているので、若い頃の秘蔵写真などを期待した人には残念かも。欲を言えば、「ぼけつ〜」ではあった各アルバム毎の全曲セルフライナーノーツがあればとか、それが無理なら簡略化された活動年表をもっと深く掘り下げて…など、色々あるのですが、それらは次の機会(があれば)にでも期待しましょう。まずはインタビューで公言していた「2020年にはアルバムを出す宣言」を是非実行してもらいたいと思います(笑)。

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