2019年09月

2019年09月29日 11:59

tokunaga2 2019年7月3日発売、昨年の「永遠の果てに」に続く徳永英明のセルフカバーベスト第2弾。通常盤は全10曲、初回限定盤Aは収録曲のMVを2曲収録のDVDが同梱、初回限定盤Bは通常盤に2曲をボーナストラックとして追加した全12曲収録。本エントリーは初回限定盤Bのレビューとなります。

 前作からちょうど一年ぶりのセルフカバー第2弾。第1弾との被りは「レイニー ブルー」の1曲だけ。今回もシングル中心の選曲ではありますが、前作では徳永の代表バラードが多めに選出されたということもあってか、今回は「BIRDS」「風のエオリア」「FRIENDS」など普段はあまり表舞台に選出されないようなシングル曲に加えて「夢の続き」「MYKONOS」、そしてサブタイトルに冠された「太陽がいっぱい」といったカップリング曲、アルバム曲も選出されるなど、序盤の構成には新鮮さがあり、後半は王道の選曲といったところ。

 そして本作のキャッチコピーは「徳永英明初のJAZZアレンジ」。一言でジャズと言ってもカテゴリーが細分化されており、それらは結構曖昧な線引きで筆者もはっきりとしたことは言えないのですが、本作においてはガチガチの様式ジャズではなく、「徳永の名曲をジャズを基調にしたアレンジで魅力再発見」という感じ。アップテンポだった原曲をミディアムビートで仕立て直した「Wednesday Moon」「Revolution」はこう来たか、という驚きもあり、もともと彼特有のAORっぽい要素があった曲に関してはそれほど劇的に変わったな〜、という印象は受けずの曲もあったりと色々。前作ほどではありませんがある程度ヒット曲も入っているので、ライトリスナーがいきなり聴いてもまあ大丈夫かな、というバランスの良さも感じました。

 個人的には原曲のバラードから軽快なアレンジに生まれ変わった「輝きながら…」が一押し。全体像としてウッドベースやドラムのブラシがボトムを支えている辺りは「ジャズ聴いてる」という気持ちにさせてくれる1枚。発売は夏の始まりでしたが、むしろ今ぐらいの時期にゆったりと聴きたいセルフカバーアルバムでした。

2019年09月23日 16:41

 10月からの消費税増税前に、かねてから気になっていたBluetoothイヤホンを購入。
 二週間ほど使用してみました。その感想です。続きを読む

2019年09月16日 18:35

tmvideos 前回からだいぶ間が空きましたが(苦笑)、TM NETWORKデビュー35周年を記念したBlu-rayボックスセット「TM NETWORK THE VIDEOS 1984-1994」のレビュー第3回目は、DISC 5からDISC 8までの【90年代編】。「続きを読む」からご閲覧ください。続きを読む

2019年09月08日 15:41

yuaresomething 2019年1月23日発売、さかいゆうの通算5枚目のオリジナルアルバム。EP「Fight & Kiss」の表題曲のアルバムバージョン、本作に先行してストリーミング配信された「確信MAYBE」「Brooklyn Sky」「You’re Something」を含む全13曲収録。初回限定盤にはMVやドキュメント映像を収録したDVDが同梱。本レビューはCDのみの通常盤です。

 オフィスオーガスタの若手アーティスト…と思っていたさかいゆうも気がつけば今年の10月でメジャーデビュー10年目。オリジナルアルバムは2年に1枚ペースと比較的ゆったりとしたリリース活動をしながら、楽曲提供やコラボレーション作品への参加、福耳プロデュースなど、ソロシンガーとして以外の活動も盛んに行われた10年だったような気がします。本作は前作より約3年振りのオリジナル。今までも度々あったタイトルに「feat.〜」を表記し、ゲストアーティストと作り上げるコラボ楽曲が、今回の収録曲では全13曲中何と9曲。コラボ相手もギタリスト、トランぺッター、リズム隊からラッパー、作詞家までと幅広く、これまでに培った彼の人脈がフルに活かされたアルバムになっています。

 さてようやく本編に入りますが(笑)、これまでのさかいゆうの、特に初期のポップなイメージを頭に置いて聴き始めると、冒頭「Get it together」のまったり具合から予想外という感じ。特に中盤までの流れは表現するならばミドル&メロウ路線連発、完全英詞の「I'm A Sin Loving Man」や、歌モノの伴奏とは言い難いアプローチの演奏陣が腕を揮っている「桜の闇のシナトラ」など、さかいがこれまで出してきたようなジャパニーズ・ポップスの範疇を超えている曲がたっぷり。これらを経過してやがてラッパーとのコラボ(「SoDaRaw」「Tokyo Loves」)や「Magic Waltz」、先行配信楽曲が出てくる後半はようやく「彼らしい」という雰囲気になってくる感じでしょうか。国内外の名うてのゲストに囲まれていてもさかい自身の個性はボーカルと楽曲プロデュース(編曲)面でしっかり存在感を見せています。

 さかいゆうファンとしては今回も楽しめた、と思う一方、メジャーデビュー時が一番キャッチーで、活動を重ねる毎に一般ウケから遠ざかっていく(=ライトなリスナーが入りにくい)ような懸念もあるのですが、このスタンスのままずっと活動を続けていくことが彼の個性になってくるのかも。なお楽曲ごとにコラボ相手に触れているセルフライナーノーツが掲載の公式特設ページはこちら。今回はとにかくコラボ相手が多数なので聴きながらこれを読むと一層アルバムを楽しめると思います。

記事検索
Recent Comments
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Archives
Profile

SASA

  • ライブドアブログ