2019年01月

2019年01月27日 16:28

deing 2018年12月5日発売、同年に創設40周年を迎えた音楽制作集団・ビーイングが90年代中盤〜後半にかけて手掛け、大ヒットした楽曲を現在所属アーティストであるDAIGOがカバーした企画アルバム。全11曲収録。CDのみの通常盤、MVを収録したDVD付きの初回盤A、ライブ映像を3曲収録したDVD付きの初回盤Bの三種で発売。本レビューは通常盤となります。

 発売直後の本作制作の経緯のインタビューなどはこちらを参照。黄金期のヒット曲をカバーするということでなのか、ビーイング総帥の長戸大幸が直々にサウンドプロデュースを担当。選ばれた楽曲はWANDS、ZARD、T-BOLAN、DEENなどの90年代前半に大ブレイクを果たしたアーティスト達の著名曲がズラリ(特にビーイングブーム真っ只中の1993年の作品が5曲と圧倒的)と並ぶのは、当時を知る身としては納得かつ圧巻のラインナップ。DAIGOのボーカルは、オリジナルの各シンガーに比べると声質の高音域が高めだと思うのですが、「もっと強く抱きしめたなら」(WANDS)、「君が欲しくてたまらない」(ZYYG)、「甘いKiss Kiss」(REV)などのロック系楽曲には違和感なくジャストフィット。一方で女性ボーカルものや、原曲のボーカルが真っ直ぐな「突然」(FIELD OF VIEW)などでは彼のクセのあるボーカルでは若干の違和感を感じたりも。

 そんな中、本作の目玉は原曲を歌っていた先達のビーイング所属シンガーがフィーチャリングゲストとして参加していること。「離したくない」では森友嵐士(T-BOLAN)が、「あなただけ見つめてる」では大黒摩季が、そして「このまま君だけを奪い去りたい」では池森秀一(DEEN)がDAIGOとデュエットまたはコーラスという形でそれぞれ競演。三者とも原曲当時とは大なり小なり声色は変わっていますが、オリジナルシンガーの存在感を存分に示している内容に。筆者としては池森が原キーで「このまま〜」を25年振りに(一部分とはいえ)レコーディングするというのが大ニュースでした。このお三方、最後の「果てしない夢を」(ZYYG,REV,ZARD&WANDS)にも参加しているのですが、原曲では森友、池森は不参加、大黒はコーラスでの裏方参加だったので、DAIGOと共にメイン部分を熱く歌い上げるパフォーマンスには感動してしまいました。

 DAIGO自体には先述のインタビューに加え、リードMVの「もっと強く〜」をオリジナルと同じ場所で撮影したり、T-BOLANの「HEART OF STONE」を模倣したCDジャケットなど、黄金期ビーイングへのリスペクトが最大限に感じられ好印象なのですが、オケ制作には数年前にZARDのリアレンジアルバムで名前の出たd-projectの面々が起用され、基本的にはギター以外は原曲をトレースしたようなプログラミング、しかも妙に機械的な側面の目立つ打ち込みバンド仕様なのには何か意図があったのか…?と思わせるB級感がアリアリ。編曲に長戸総帥(+鶴澤夢人)の名が連ねてあるのにこの点はやや残念。当時のビーイングブームを体感したからこそそう感じてしまうのかもしれませんが、せっかく新旧のビーイングシンガー達が熱い競演を見せてくれているのだから、バックトラックももう少し捻っても良かったのではないかな、と思いました。

2019年01月19日 17:40

access8 TMNのサポートメンバーとして実績を重ねていたキーボーディスト・浅倉大介と、彼のソロアルバムでのゲストボーカルでの参加をきっかけに知り合ったシンガー・貴水博之。この二人がユニット・accessを1992年に結成。その後、活動休止、各ソロ活動を経て再始動し、現在は断続的に活動を続けて今年で結成27年目を迎えます。今回の「Artist Archive」では、彼らが最も精力的に活動していたファンハウス在籍期(1992〜1995年、非公認作はそれ以降も)にリリースした全アルバムを一気にレビュー。「続きを読む」からご閲覧ください。続きを読む

2019年01月14日 18:10

deensolo 2018年12月26日発売、2017年大晦日から2018年元旦にかけてZEPP TOKYOにて行われたDEENのカウントダウンライブの模様を全曲収録した映像作品。通常盤DVDと完全生産限定盤Blu-rayの2種で発売され、Blu-ray盤には各ソロステージで演奏された楽曲のスタジオレコーディング版を収録したプレミアムCDが付属。本エントリーはBlu-ray盤のレビューとなります。

 前年まで三年連続でマイナーな曲に光を当てるマニアックナイトが続いていたDEENのカウントダウンライブ。この年は趣向を変え、池森・山根・田川の三人のソロステージ(形態は常時のサポートメンバーを固定し、池森と山根のステージには+αのゲストを加えて各5曲ずつ)+DEENのライブを一公演で行うというこれまでにない試み(DEENのライブの前座に山根や田川のソロステージがあったカウントダウンライブは過去にありましたが、ここまで本格的な各ソロステージは初めて)。更に2018年の年明け早々に田川が脱退を表明したため、本商品のキャッチコピーの通り「二度と再現できない一夜限りのプレミアムナイト」に。先に田川ラストステージの武道館公演が映像化されたので、本公演の商品化は幻か…と思われましたが、ここへ来てようやくリリースの運びとなりました(なぜこのタイミングで?という気持ちはありますが・苦笑)。

 まず池森ソロ。AOR期に深く関わっていた大平勉(Key)や、Gary Scott(Sax)らを演奏陣に迎え、ライブ冒頭出演ということもあって小洒落たインストで幕を開けるなど、健全一直線だった近年とは一線を画した大人っぽいステージ。池森もこの時だけはなぜか髪を金髪にし、SHU名義だった「SHA LA LA LOVE YOU」「ANOTHER LIFE」を生バンドで演奏するなどライブハウスというよりもビルボードっぽい雰囲気でなかなかに新鮮。この路線、今後のDEENにも少し持ち込んだらいいのに…と思うのは筆者だけでしょうか。

 続く山根ソロは、かつて山根と同じバンドに在籍し、近年ではDEENの編曲にも携わっている古井弘人(元GARNET CROW)が鍵盤を担当し、全体的には山根 feat.古井といった感じのステージを展開。何度か映像化されている「空色ソーダ」以外はファンクラブ限定のミニアルバムからの曲や、この時点では未CD化の曲を披露するなど、マニアックナイト以上にマニアックな内容(笑)。長尺のソロステージには慣れていないのか最初は歌唱に若干のバタつきはありましたが、山根独自のカラーが良く出ていたライブでした。

 田川ソロは特にゲストを迎えず、宮野和也(Ba)、HIDE(Dr)+同期というDEENの通常ライブでのソロコーナーと同じ編成。THE SONIC TRICK名義でのナンバーも披露されましたが、選曲がバラードの「MEMORIES OF THE PAST」だったり、DEENのアルバム収録のソロ楽曲の中でも「Emerald Ocean」などの比較的ロック色の薄い曲を今回はセレクトしており、全編ハードな曲が来ると思っていたので意表を突かれました。田川のギター演奏は普段のライブよりもワイルド…というか、心のままに弾きまくっている感じで、この直後に脱退宣言することを思うと何やら複雑な気持ちになってしまうのはファンの性ゆえかも。

 大トリのDEENは日付を挟んでの実質の二部構成。年内は最新アルバム「PARADE」からの楽曲を5曲、バンドスタイルでの演奏。このアルバムを引っ提げた47都道府県ツアーではアルバム曲のほとんどは演奏されなかったらしいので、ここでの映像は今後のことも考えるとかなり貴重。年が明けると旧作からのロックメドレー。シングルは「千回恋心!」ぐらいで歴代のアルバム盛り上げ曲からの選曲がメイン。アンコールでは出演者がほぼ集合しての「Dance with my Music」で締めと、皆で盛り上がってワイワイ騒ぐLIVE-JOYの陽の部分が前面に出されたセットリストでまあ満足といったところ。

 特典のプレミアムCDは前述の通り、各ソロでの演奏曲のスタジオ版全15曲を収録。NEW MIXを含む全曲リマスタリングとのことですが、山根の3曲が新たに手を加えられた表記がある以外は詳細なクレジットがなく、どの曲がMIX変更されたのかは不明。基本的には既存音源になりますが、後日リリースの25周年ベストのファンクラブ限定盤のみの特典アルバム「DEEN The LAST」からの抜粋もあるので買い逃したリスナーには嬉しい配慮かも。

 構成・選曲共にマニアックナイトとはまた違った、完全コアファン向けの映像作品。今回は特典も同内容のライブCDではないので、CD付きのBlu-ray盤をお薦めいたします。

2019年01月05日 22:35

 新年明けましておめでとうございます。
 2019年も本ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

 実家で観た大晦日の紅白歌合戦、平成最後の紅白になるわけですが、サザンといいユーミンといい、昭和デビューで平成を生き抜いたベテランが最後に持っていった…という感のある紅白でした(演奏曲は完全に昭和ナンバーでしたが…)。
 全体的には紅組・白組の枠を超えたスペシャルコーナーに結構な時間を割いていたような。まあもう紅勝て白勝ての応援合戦のようなものも無くなったわけですし、勝負というよりも大晦日の一大音楽祭、といった趣向なのでしょう。
 進行のほうも例年は最後のほうは駆け足気味になるイメージがあったのですが、今回はオンタイム以上に余裕のある進行っぷりだったような気がします。結構楽しめました。

 年明けも実家でのんびりした後に帰京。某中古ショップでKANの「ザ・プレミアム・ベスト」を1,000円以下の中古美品で発見して購入。ちょっとした発見(?)がありましたので、数年前に投稿した記事に加筆を加えております。

 では皆様、本年もよろしくお付き合いくださいませ。

 管理人 SASA 拝

記事検索
Recent Comments
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Archives
Profile

SASA

  • ライブドアブログ