2018年02月

2018年02月25日 18:29

deenforever 2018年3月10日でデビュー25年目を迎えるDEEN。まずはメモリアルイヤーに合わせての周年ベスト「DEEN The Best FOREVER 〜Complete Singles+〜」を2月28日にリリースすることを昨年大晦日の夜に告知。これはまあ予想の範囲内でしたが、年明けにギターの田川伸治がデビュー日開催の日本武道館公演をもってDEENを脱退することが発表されるという衝撃的なニュースがあり、DEENファンにとっては波乱の幕開け的なアニバーサリー突入となってしまいました。
 今回のCD Review Extraは久々の長期企画。今回発売されるベストアルバム収録曲全曲を1曲ずつレビューいたします。第1回の今回は1993年のデビューから1997年までの全シングルを収めたdisc 01の全14曲。「続きを読む」からご閲覧ください。続きを読む

2018年02月18日 18:26

pandoras 2018年1月24日発売、小室哲哉と浅倉大介が新たに結成したユニット・PANDORAのデビューシングル。表題曲は「仮面ライダービルド」の主題歌ということで、通常盤マキシシングル、MV収録他のDVD付マキシシングルの他に玩具をセットにした数量限定生産盤も同時発売。

 小室と浅倉、かつての音楽事務所の先輩後輩関係でもある両者。共にプロデューサーとしての実績は申し分ないものの、筆者ぐらいの世代になると前者はTM NETWORK、後者はaccessのリーダーでありキーボーディスト、というプレイヤー的な活躍も記憶に焼き付いていたりするのでは。そんな二人が出会ってから約30年の付き合いを経て、正式には初のユニット結成というまさかの(?)展開を見せた昨年夏から約半年でリリースされた本作、表題曲の「Be The One」はフィリピン出身の女性シンガー・Beverlyを、カップリング曲の「proud of you」も仮面ライダー関連の女性4人組ユニットKAMEN RIDER GIRLSをボーカリストとしてフィーチャリング。小室も浅倉もボーカリストとしての経験はあるにはありますが(笑)、今回のところはサウンド面に絞ってのユニットのようです。

 収録曲は上記の2曲+通常盤のみ収録の両曲のショートバージョンということで実質は2曲。どちらの曲もクレジットは作詞・作曲・編曲:小室哲哉、浅倉大介とクレジットされ、どちらがどこまでを制作されたかは明らかにされていないのですが、独特な言い回しが目立つ歌詞の作詞は恐らく小室ではないかと。メロディーは特撮のテーマソングとしてお茶の間で流れることを意識したのかかなりキャッチーでどちらもサビの英語のフレーズは一発で覚えられそうなほど。そして完全なるエレクトロサウンドでのアレンジは浅倉っぽくもあり小室っぽくもあり…という大変抽象的な表現になりますが両者折衷といったところ。大物二人のコラボとなると、異なる音楽性のぶつかり合いから生まれる+αを、というのが通例ですが、この二人に関しては共通の音楽性から+αを引き出す方向のユニットなのではないかな、と。ハイトーンで攻めるボーカリスト達の声質ともマッチした楽曲だと思います。長尺の間奏などもなく、無駄のない適度な長さなのもいいです(笑)。

 「ボーカリスト、アート、さらにはテクノロジーとのコラボレーションによる新しいエンタテインメントが詰まっている。」と、歌詞カードに記されたPANDORAの紹介文。先日の小室哲哉の引退宣言で今後の活動がどうなるのかは分かりませんが、とりあえず今月発売のミニアルバムはチェックしてみよう、と思えるクオリティの好作品でした。

2018年02月12日 15:53

ohguro2224 2017年12月20日発売、大黒摩季のオリジナル曲をセルフカバーしたdisc 1、洋楽曲のカバーを収録したdisc 2によるCD2枚組の企画アルバム。仕様はジュエルケースの通常盤、A4サイズの初回限定BIG盤の2種類存在しますが、収録楽曲は同一の全21曲。

 本作は元々2009年に初のセルフカバーアルバムとしてリリースされた同名タイトルの初回限定盤(以下、「元盤」)に今回リマスタリングを施し、更にdisc 1に1曲、disc 2に3曲新録を加えたパワーアップ盤。2016年にビーイングに復帰し、オールタイムベストに続きシングルも発売されている中の変則リリースという形ですが、この度ビーイングが元盤の発売元であったCAMエンタテイメントから版権を取得して再リリースした、といった経緯でしょうか。なお、今回ビーイングでの再発に際し、元盤での例のクレジットは消え、disc 1の表記に「All Words & Music by Maki Ohguro」と表記されているのはやはり、といったところ(苦笑)。

 内容を見ていくと、disc 1は元盤発売当時のファン投票で選ばれたという10曲のセルフカバー+今回代表曲たる「ら・ら・ら -Christmas ver.-」を新録。原曲はデジタル寄りの攻めたロックアレンジが多かったのですが、本作は生音での演奏が中心。途中から拍子が変わる「Harlem Night」、オリジナルとは別の盛り上がりを見せる「あなただけ見つめてる」、本人の跳ねたリズムでのピアノ演奏による「STOP MOTION」などのアナザーアレンジが聴きどころ。先述の「ら・ら・ら」はラストに収録。ゆったりとした曲調の中、最後にチャイルドコーラスが登場したりと、ピースフルなバージョンに仕上がっています。

 disc 2は元盤の初回限定盤では7曲だった洋楽カバー曲に「I CAN’T MAKE YOU LOVE ME」「YOU'VE GOT A FRIEND」「THE ROSE」の3曲を追加新録。こちらはバラード曲はストリングスが派手に盛り上げ、ミディアムは落ち着いた雰囲気で…という王道仕様でアレンジ的に特筆するところはあまり無し。強いて挙げればほぼ半数の曲に中西圭三、Skoop On SomebodyのTAKE、光永泰一朗・亮太の兄弟といった男性ボーカリストがフィーチャリングされ、大黒摩季とほぼ半分ずつパートを分けたコラボレーションが特徴でしょうか。

 タイトル通りの深夜に向かう時間帯にお酒でも呑みながら…という雰囲気で、彼女の現在のファンのメイン層にマッチした(と思われる)2枚組でした。

2018年02月04日 14:09

accesshm 2017年12月20日発売、access通算8枚目となるオリジナルアルバム。通常盤はシングル「Vertical Innocence」「永遠dive」「Knock Beautiful Smile」のアルバムバージョンを含む全11曲収録。初回生産限定盤にはアルバム収録曲「Inside me,Inside you」のライブバージョンを追加した全12曲+ライブ映像を収録したDVD同梱の2枚組。本レビューは通常盤となります。

 浅倉大介はプロデュース業、貴水博之は俳優としての活動を含むソロワークと並行して、accessとしてのシングルリリースやライブツアーは毎年欠かさず行っている彼らですが、オリジナルアルバムのリリースとなると実に5年振り。その前作は浅倉の個人レーベルからのリリースであることを考えると、メジャーレーベルからオリジナルアルバムをリリースすること自体が10年振りと、時代の流れに気が遠くなってしまうのですが(苦笑)、本作はインタビューによると本編は1曲目の「Cassini」のインストで始まり、10曲目の「Voyager」のインストまでで、歌詞ブックレットなどの記載にも10曲目までとそれ以降のトラックリストの間に「∞」マークを挟んで表記。要は11曲目以降は初回・通常どちらもボーナストラック扱いのようです。

 その本編、シングル曲に関しては「Vertical Innocence」は原型を崩さないリミックス、「Knock Beautiful Smile」はイントロ長尺のエクステンドバージョン。新曲にはタイトル曲「Heart Mining」に並んでリード曲の風格のある「Crack Boy」、彼らとしては珍しく生ベースを用いた純バラード「Inside me,Inside you」、アコースティックセッションをデジタル楽器に置き換えた風な「Friend Mining」といった小品まで、あくまでエレクトロというサウンドの軸を崩さずも、This is accessの範囲内で手広くアプローチしてみた楽曲が並びます。25周年ベストの時に書いた「偉大なるマンネリズムこそがaccess」、というのが筆者の持論(?)なのですが、もう少し詳細に語ると、浅倉の手掛けるデジタルサウンド、貴水の常に溌剌としたハイトーンボイスの組み合わせの枠内で色々と試みを行う姿勢こそがaccess、ということで、本作はまさにそんな筆者のニーズにドンピシャな佳作に仕上がっていました。

 ボーナストラックを含めてのコンパクトな演奏時間(通常盤で約45分)も聴きやすく、90年代のセールス全盛期を知るリスナーにも、各種ベストで彼らに興味を持ったライト層にも「その続き」として素直に楽しめるアルバムだと思います。

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