2017年08月

2017年08月27日 12:16

DEENPARADE 2017年8月9日発売、「25周年イヤー メモリアル・オリジナルアルバム」と銘打たれたDEENの通算17作目のオリジナルアルバム。シングル「君へのパレード♪」「ずっと伝えたかったI love you」のアルバムバージョンを含む全11曲。本編CDのみの通常盤、昨年末のカウントダウンライブを全曲収録したBlu-ray付きの初回生産限定盤A、収録シングル曲のMV他を収録したDVD付きの初回生産限定盤Bの三種で発売。今回ご紹介するのは初回生産限定盤Aとなります。

 現在、メンバー三人で来年のデビュー25周年に先駆けて47都道府県を回る全国ツアーの真っ最中。そのタイミングで発売されたアルバムと言えば、完全にメンバーのみで作り上げた5年前の「マリアージュ」と同様。本作もそれに倣ってか基本的にはメンバー三人のみの演奏(例外としてストリングス隊が4曲参加)。先行シングル「君へのパレード♪」は冒頭にストリングスが追加され、EDMに挑んだ二年前のシングル「ずっと伝えたかったI love you」は新録のアナザーバージョンに。そして95年発表のシングル両A面曲「少年」が二回目のリメイクで収録。他、田川伸治、山根公路のソロナンバーも並べて収められています。

 制作体制は「マリアージュ」と類似するわけですが、アコギを中心にアコースティックコーナーが延々と続くイメージのあった「マリアージュ」と異なり、今回はリズム隊などの非生音部分をパーカッション的な要素よりも、ドラムとベースをバンドスタイル前提で打ち込んだかのような楽曲が多いです。なので全編通じて生のリズム隊は不在ながらも「疑似バンド演奏」的な聴き心地。いっそ生バンドでやっても良かったのではないかと思ってしまうぐらい(笑)。

 楽曲としては前作前々作のような明確なコンセプトは持たせず自由な印象。曲調もバラエティ豊か…というより各曲とっ散らかってるような気もしますが、近年のDEENとしてはアダルトに攻めた「ミステリーなガール」、ボサノバ調の「Te Amo」、DEENの歴代の夏歌タイトルを歌詞に散りばめたその名も「サマーソング」などの遊び心、ド直球のメンバー全員歌唱ソングの「キズナ」など、ノンコンセプトならではの詰め込み放題感は「DEEN NEXT STAGE」以来かも。楽曲のコンパクト化が進んでいる近年のアルバムの中でもライト層が入りやすく、各ソロでのコアなファンへのサービスも意識した好盤に仕上がっていました。

 Blu-rayにはZepp Tokyoにて開催された「DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL〜マニアックナイト W(`0`)W Vol.3〜」の全編を完全収録。筆者も足を運んだこの日のライブレポートはこちら。三年連続のマニアックナイト、今回は直前に発売のカップリングベストを引っ提げてと公言されていたのでそれと連動したようなセットリストになっていました。タイトル通りマニアックな曲が満載なのですが、マニアックライブ用定番曲のようなものもチラホラ出てきはじめたような気も…(苦笑)。演奏や映像部分には特に文句はないですが、中盤のMCコーナー、本編最後の曲の前の挨拶、アンコール後の締めコメントなどがことごとくカット、特にカウントダウン直後のニセ・リクエストコーナーのやり取りも完全に無し。LIVE-JOYはMCも含めてのエンターテイメントとして構成されているステージ、と思っているので、近年のMC部分切り過ぎの編集には少し不満を覚えました。

2017年08月20日 11:26

 まったくの私信なのですが、この度、我が家の七代目コンポ「KENWOOD K series R-K731」の故障に伴い、八代目コンポに代替わりをいたしました。

 今回購入したのは初のJVCコンポ、「JVC KENWOOD EX-HR5」
 これによって管理人のオーディオ遍歴に新たな1ページが加わりましたので、この度過去のコラムを加筆修正しました。

 「管理人のオーディオ遍歴 1994-2017」

 なお、スピーカーのバランスチェックにはB'zの「BE THERE」のイントロ部分(左右に極端にパンが振られる冒頭部分)を鳴らすと効率的にチェックできるので、皆様も是非お役立てください(笑)。

2017年08月14日 18:39

hatabest 2017年6月14日発売、同時発売された2枚組ベスト「All Time Best ハタモトヒロ」の収録曲の中から13曲を抜粋+ボーナストラック2曲を追加収録した全15曲の1CD版ベストアルバム。タイトルの通りの初回限定盤で、価格は2,500円+税と通常のアルバムよりも若干安めのスペシャルプライス。

 デビュー以来の全シングルタイトル曲+αの26曲を収録している「All Time Best ハタモトヒロ」(以下「2枚組盤」)。デビュー10周年を記念する初のオールタイムベストに相応しいボリュームなわけですが、その範囲の広さにいきなりこれだけの曲数はちょっと…と躊躇する層も考慮したライト版的な立ち位置を与えられた本作。収録は2枚組盤のような時系列順ではなく、冒頭に「ひまわりの約束」「鱗」「アイ」という三大代表曲を配置してリスナーを掴み、アッパーチューンの「スミレ」「Q&A」「シンクロ」で更に引き込んだ後でバラード「朝が来る前に」「僕らをつなぐもの」でクールダウン。「グッバイ・アイザック」「透明だった世界」で再び盛り上げ、本編ラストは「水彩の月」、アンコールとして「Girl」「70億のピース」で締め、という感じ。ヒストリーを追う構成だった2枚組盤に対し、本作はどこかライブを意識した流れになっているのが特徴でしょうか。  

 そして最後に収録の2枚組盤未収録のボーナストラック2曲は、5thアルバム「青の光景」の収録曲「聖なる夜の贈り物」、そしてシングル「言ノ葉」のカップリング曲で大江千里のカバー「Rain」。どちらもタイアップが付いたということでサービス的に収録されたのだと思います。収録時間に余裕があったにもかかわらず2枚組盤には入らずこちらにだけ…という複数商法ですが、どちらも既出の楽曲でレア音源でもないので、この辺は筆者としてはセーフ(?)かな、と。

 2枚組盤の通常盤とは1,000円程度しか変わらないので、コストパフォーマンス的には劣るものの、ライトリスナー向けに秦基博の10年間を1枚に凝縮した内容としてはなかなか良いベスト。ただ2枚組盤を出さずにこれだけを10周年記念として出されていたら文句タラタラだったと思います(苦笑)。ともあれ、楽曲のセレクト、曲の流れも上々の初心者入門編としてはお手本的なベストですね。

2017年08月06日 11:48

pjeat6 2017年7月5日発売、→Pia-no-jaC←がクラシックの名曲をカバーする「EAT A CLASSIC」シリーズの第6弾(公式アルバムとしては15枚目にカウント)。全6曲収録。CDのみの通常盤、同日に開催されたライブのそれぞれ異なる楽曲を収録したライブDVD付きの初回限定盤、ヴィレッジヴァンガード限定盤(こちらはさらに数量限定でコメンタリーCDが付属)という3種形態での発売(CDの収録内容は同一)。

 同シリーズの共通デザインであった、ハンバーガーに通算ナンバーの付いた旗を刺したジャケットが廃され、代わってグランドピアノとカホンが鎮座する妙にシックなレイアウトのジャケットに。クラシックナンバーを破壊&再構築の度合いが行きつくところまで行ってしまった前作から約二年半、ここに来て明確な路線変更か?!と思いきや、いざCDを聴いてみればいつものピアノ×カホン×掛け声(笑)のPJ節である意味安心(?)。とはいえ、今回はシリーズの積み重ねの中で徐々に過剰にも思えてきた「原曲ブッ壊し感」を一旦リセットし、メロディー部分をある程度は尊重。これはシリーズの合間に映画音楽カバーアルバムに取り組んだ影響が出ているような気がします。

 曲目のアレンジはバリエーション豊か。軽快なステップが小気味良い「アヴェ・マリア」、スピード感溢れる「四季」「主よ、人の望みの喜びよ」、リラクゼーションインスト的に奏でられる「シューベルトの子守歌」、スパニッシュ風の「フィガロの結婚」の後で、大団円的に盛り上がりつつもピアノのアウトロでしっとり締める「悲愴」の流れは、ハンバーガージャケットこそ無くなりましたが(笑)、フルコースで様々な音の食材を堪能できる「EAT A〜」のコンセプトにピッタリとマッチ。聴いていて「次はどの音がどう来るかな?」というワクワク感を愉しむことができました。

 ナンバリングを重ねる毎に過激に実験的にマニアックに…という傾向にあった同シリーズでしたが、悪ノリみたいな要素も極力減らした初期作寄りの「原点回帰」が果たされた好印象の作品でした。

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