2014年12月

2014年12月31日 15:34

 2014年も残り数時間となりました。
 年を重ねるにつれて一年一年がどんどん短く感じます…などと常套句を言いつつ(苦笑)、一年間、本ブログにお付き合いいただきありがとうございました。
 「今年もペースを守って更新する」という目標も果たせて、ある種の達成感も感じている年末です(笑)。

 さて、今年の私的音楽トピックといえば、何といってもTM NETWORKの30周年ですね。
 本ブログでも何度か特集を組んで取り上げさせてもらいましたが、今年のTMはアルバム2枚、シングル1枚、全国ツアー2回と、20周年の時は一体何だったんだと突っ込みたくなるぐらいの(?)活動ぶりを見せてくれました。リスナーにとっても再結成以来、一番充実した一年だったと思います。
 来年2月辺りのライブには行きたいなぁ…と思っているのですが、はてさて。

 2015年も例年通りの調子で更新していきたいと思っております。
 来年もどうぞよろしくお付き合いくださいませ。
 それでは皆様、よいお年を。


 管理人:SASA 拝

2014年12月30日 10:51

 2014年もあとわずかということで、毎年恒例のアルバム年間私的ランキングTOP10の発表です。
 基準は例年通り、「CD Review」でご紹介してきました、「2013年末〜2014年に発売されたアルバム」が対象。ランキング発表は昨年同様、カウントダウン形式で簡単なコメントと共に発表いたします。
 「続きを読む」からご閲覧ください。続きを読む

2014年12月27日 22:03

deen2014 2014年12月24日発売、今年の10月12日に開催されたDEENの日本武道館公演を全曲完全ノーカットで収録した2枚組DVD。スペシャルパッケージとオールカラー全28ページの写真集が付属。なお、同日発売のBlu-ray盤には武道館公演からの抜粋ライブCDと、今夏に行われたリゾートライブを収めたライブCDも同梱。

 2008〜2011年、二年空けて2013年、そして今年と、通算六年目を数えた(公演自体は七回目)DEENの武道館公演。毎回映像化され、だいたい公演から半年〜一年ぐらいでリリースされていたのが通例でしたが、今回は何と公演からわずか二ヵ月半後の発売とかなりのスパンの短さ。筆者は今年は所用があり足を運べなかったので、予想外の早さで観ることができるのは嬉しいところ。なお、DVD盤ではDISC1に本編、DISC2にアンコール以降+特典映像が収められています。

 さて、ライブ本編ですが、アップテンポな曲で開幕し、バラードメドレー、花道でのアコースティックコーナー、田川伸治のソロ、ロックメドレー、アンコールの上海ロックスター、そして「歌になろう」で大団円…という、武道館公演での流れを今年も忠実になぞった内容。このテンプレート的な構成、ポリシーをもって何年も続けているのだと思いますが、新曲のお披露目はあるものの、メドレーの選曲はあれだけ多くのレパートリーを持っているのにも関わらず、またこの曲か…と思ってしまう点は否めず(正直「Family」や「coconuts」は通常のLIVE JOYも含めて演奏し過ぎだと思う)、「一年に一度のスペシャル公演」感がほとんど感じられないセットリストなのが残念。そんな中、アコースティックコーナーでの「秋桜〜more&more〜」、ゲストとして藤田麻衣子を迎えた「Tears on Earth」が一際輝いていました。前者は超レア曲、後者はゲストシンガーの魅力によるところが大きく、来年以降も武道館公演があるならば、こういうプレミアム感をもっと全編に渡って出して欲しいなぁ、と願います。他には久々に演奏された田川ソロの「PLANET EARTH」も良かったです…というのは筆者はこの曲が大好き、という理由もあるのですが(笑)。

 特典映像はアンコールの導入部分で上映された「上海ロックスター THE MOVIE」のディレクターズカット版(ライブで使用された映像より1分ほど長め)、そして公演終了直後、撤収作業中のステージをバックに行われた座談会を収録した「Document film DEEN at 武道館 2014&アフタートーク」(約37分)。DEENの三人の他、ライブに出演したサポートメンバーの一部(宮野和也、HIDE、ブラスチーム三名)も顔を揃えて、当日のドキュメント映像を交えながら、演奏直後ならではの率直な感想やツッコミ、ダメ出し(笑)などが飛び出すという観ていてかなり面白い内容。通常のドキュメンタリーでは毎年同じような流れになりそうなところをマンネリ回避、という点でも光っていた特典。楽しませてもらいました。

2014年12月20日 14:45

hirosewinter 2014年12月3日発売、通算6枚目となる広瀬香美のベストアルバム。過去のヒット曲の他、配信限定リリースだった「Friday Call Me」のCD初音源化、新曲「Snow Fall」「運命のクリスマス」を含む全15曲収録。なお、新曲がクリスマスソングだからか、アルバムでは珍しく、発売日と同時にレンタルも開始されています。

 「ロマンスの神様」、「ゲレンデがとけるほど恋したい」、「promise」、「ストロボ」など、彼女の代表曲のセレクト+数曲の新規音源で構成されたベストアルバムは既に2007年の「Alpen Best」、2009年「タイアップコレクション」が存在していますが、本作もその流れであり、「ハイトーン・ハイスピード・ハイテンションな楽曲を集めた冬のパーティーベストアルバム」というコンセプトに沿ってバラード曲はラストの新曲1曲(ボーナストラック扱い)という差異はあるものの、選曲には正直新鮮味はまったくなし。強いて挙げれば真新しさは森口博子に提供した「LUCKY GIRL〜信じる者は救われる〜」のセルフカバーがベスト盤初収録というぐらいで、アップテンポベストならヒット曲に拘らずにアルバムからも選べばいいのに、それが駄目でも今までも時系列のベストばかりなのでせめて曲順を捻ってくれれば、と思ってしまいました。セールス全盛期の楽曲多数ということで、さすがに佳曲が並んではいるのですが…。

 新曲「Snow Fall」は今シーズンのAlpenのCMソングということもあり、疾走感のあるメロディアスなデジタルナンバー。「運命のクリスマス」はNHK-BSの深夜ドラマの主題歌としてオンエア中。「Search-Light」系(?)の歌い上げバラードで、どちらもリスナーの期待を裏切らない楽曲。これに「Friday Call Me」を加えてシングルでリリースすれば良かったのに、と思わずにはいられません。
 前述二作のベストや2011年までの全シングル収録の「SINGLE COLLECTION」もリリース済ということを考えると、存在意義が微妙な作品であり、新曲発表の場が通常アルバム価格のベスト盤の中…というのが何とも残念なのですが、コンセプトもあり、ラスト1曲までは常にビート感のあるナンバーが連発されるので、ドライブ等のお供には最適ではあるかも。

2014年12月14日 17:51

curiovivid 2014年10月29日発売、本格的な再結成を宣言したCURIOの復活後初の音源リリースとなるミニアルバム。スタジオ録音の新曲3曲+過去楽曲の最新ライブ音源が2曲の全5曲収録。初回限定盤にはライブ映像を収録したDVDが付属。

 1997年にメジャーデビュー、「粉雪」「君に触れるだけで」のヒット、ボーカルNOBの逮捕による活動休止、ギターのAJAが脱退しての活動再開を経て2003年に解散と、激動の歴史を辿ったCURIOが再結成。今回集まったのはオリジナルメンバー四人のうち、NOB、AJ(AJAから改名)、ドラムのBRITAINの三人でベースのKASSAIは不参加(現在はグラフィックデザイナーとして活動しているそうです)。AJはCURIOを離れていた時期もあるので、この三人が集まるのは実に13年ぶりでしょうか。なお本作に関するインタビューはこちら。

 そんなわけで久々に届けられた新曲3曲は、作詞作曲がAJの手によるもの。基本的にCURIOの作詞はほぼNOBが手掛けていたのでこの点は驚きでしたが、彼が在籍していた時期のCURIOのポップなパブリックイメージを損なうことなく、またメインコンポーザーとして多くの楽曲を産み出してきた手腕は健在。どの曲も良い意味で「CURIOらしい」出来。中でもサビの「微笑み返しで乱れてる♪」のメロディーが耳を惹きつける「ロマンス」が頭ひとつ抜けてキャッチーでしょうか。ストレートなポップロックの「BABY BEAT IT!」、曲調は異なりますがメロディアスなサビが往年の名曲「祈り」を想起させる「DAY DREAM」も好印象でした。
 ライブ音源の2曲は今年9月のワンマンライブ(後述)からデビュー曲「ひまわり」と、3rdアルバムから「GOOD MORNING BLUES」。どちらも原曲に沿ったアレンジで、NOBのボーカルもあの頃のまま。ボーカリストの喉は加齢などで個人差はあっても変化していくものだと思うのですが、彼の声は未だに若々しさを感じさせ、過去の楽曲との明らかな乖離も見られず爽やか。この音源を聴きながら筆者もこれらの楽曲の発表当時(90年代末)の記憶が脳裏をよぎってしまいました(笑)。

 初回限定盤のDVDは、復活後初のワンマンライブとして開催された、今年の9月20日、下北沢GARDENでの模様から「BABY BEAT IT!」、「ひまわり」の2曲を収録(「ひまわり」はCDに収録されているテイクと同じ)。三人+ベースとキーボードのサポートメンバーを加えての五人編成で、ステージは結構ぎゅうぎゅうでしたが、カメラワークは商品化に際してきっちり編集されており見映えは十分。「BABY〜」はコーラスが同期のようですが、基本的にはもちろん生演奏。彼らのライブ演奏を観るのは初めてでしたが、SAXが吹けるボーカルって絵になっていいなぁ、と改めて思いました(笑)。機会があればライブに一度足を運んでみたいものです。

 「新たなる序章」とCDの帯に銘打たれた復活CURIOのキャッチコピー。ここで終わることなく次は是非オリジナルアルバムを期待。インディーズからのリリースなので入手に若干手間がかかるかもしれませんが、特にかつて彼らの音楽を聴いていた世代に健在ぶりが届くことを願います。

2014年12月07日 15:22

COLORFUL 2014年11月26日発売、辛島美登里通算15枚目となるオリジナルアルバム。チャリティーシングル「手をつなごう 〜ひとりぼっちじゃない〜」のニューバージョン、中川晃教とのデュエット「つよく、つよく…」、代表曲「サイレント・イヴ」「あなたは知らない」のセルフカバーバージョンを含む全11曲収録。

 オリジナルの前作「Bouquet Garni」から7年、ソニーからユニバーサルへとレーベルを移しての本作は、「25周年アニバーサリーアルバム」とのこと。確かに1989年にファンハウスからデビューしてから今年でちょうど25年ですが、その前の数年間にアニメ関連の歌をリリースしていた年数はカウントされていないようです^^;。まあそれはともかく(笑)久し振りのオリジナルアルバム、プロデュースは冨田恵一。クレジットによればアレンジ、全楽器の演奏、プログラミングやミックスまで彼自身が手がけているということで、様々なアレンジャーの手によってバラエティ豊かな装いだった前作とは対照的。ほぼ全ての作詞作曲を手掛けた(「名前のない空」のみ犬飼伸一が作曲)辛島美登里と、彼女の作品に彩りを施した冨田恵一の二人三脚的な作品と呼べると思います。
 アレンジ面では冨田氏らしい、穏やかでお洒落な音使い、生に近い打ち込みのドラム、時にストリングス系の音色を絡めた楽曲が多い印象。セルフカバーに関しては「あなたは知らない」はともかく「サイレント・イヴ」はもう何度目のリメイクか、という感じなのですが(苦笑)、今回は二曲ともちょっと不穏なコードを使ったり、ジャズ風な進行に変えてみたり…と、今までにない角度からのアプローチが新鮮でした。

 辛島美登里の作風は本作についても従来のイメージを裏切らず、持ち味の手堅く地味ながら流麗なメロディーで聴かせるセンスは制作上でのブランクを感じさせません。通しで聴く1回目はインパクトに特化した看板曲のようなものがないので「地味だな〜」という感想になるのですが、繰り返して聴いていくうちにメロディーの良さがリスナーの耳に染みわたってくるような曲が多数です。
 一方、歌詞の面では女性の感情の機微、といういわゆる「辛島節」もありますが、本作では単なる惚れた腫れたではなく、「シアワセノイロ 〜家族になりたい〜」や「名前のない空」、「あなたと」、「一歩一歩ずつ 〜Go to hometown〜」など、もう少し物事を大局的に眺めて、聴き手の背中を優しくそっと押すような視点の曲が増えました。また、「上手い」と呼ばれるボーカリストのタイプは色々ありますが、抜群の歌唱力でリスナーを圧倒させたり、情念でリスナーを自分の世界に連れていく、というタイプとは異なる、瑞々しく、儚げながら芯のある彼女の透明感溢れる「上手い」ボーカルも健在。

 世間的には「辛島美登里=サイレント・イヴ」のイメージの彼女、クリスマスが近づき、そろそろまたこの曲を音楽番組などで披露する姿が目に浮かぶようですが、本作はそのイメージにあくまで寄り添いながら、今までより一歩前進した歌詞、美しいメロディーを引き立てるアレンジと、新旧のファンを満足させてくれるお薦めの作品に仕上がっています。

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