2013年06月

2013年06月29日 00:39

BZ19881998 先々週に引き続き、今回の「CD Review Extra」は2013年6月12日発売のB'zの25周年記念ベストアルバム「B'z The Best XXV 1988-1998」の全曲レビューをお届けします。今回はDisc2、1994年秋の「MOTEL」から、1998年の「HOME」までの12曲+新曲の「HEAT」「核心」を加えた全14曲。「続きを読む」からご閲覧ください。続きを読む

2013年06月22日 10:07

flyingsaucer 2013年5月22日発売、CRAZY KEN BAND通算14枚目となるオリジナルアルバム。シングル「ま、いいや」他、既にCMやドラマでオンエアされている「地球が一回転する前に」「SOUL FOOD」を含む全21曲収録。初回限定盤にはユニバーサル移籍後に制作されたPV7曲を収録した「OMAKE!!!DVD」が付属。

 アルバムは夏前後に発売のイメージのあるCKBですが、本作は珍しく春に発売。とはいっても内容は春に因んで爽やか…といった感じではもちろんなく(笑)、夏に向かって加速する定番の歌謡ロック路線は本作でも健在。
 今回は大きく分けて2つの流れがあり、1曲目の「円盤 -Flying Saucer-」からテンポのあるファンク路線でどんどん突き進み、珍しく総勢10名以上のオーケストラ+バンド演奏という盛大なコラボレーションで魅せる「地球が〜」や「7月14日」を経由する賑やかな前半、小野瀬雅生作曲のインスト「UFO BOOGIE」、そして突如小林旭のカヴァー「宇宙旅行の渡り鳥」(なぜ?笑)を挟み、徐々にテンポが緩やかになる後半、ラストはメロウな「ま、いいや」で締めるという、アルバム1枚を通して昇り下りがはっきりとしたアルバムになっています。
 後半には「タイに行きたい」「廃車復活」などのユニークな(笑)曲もあるものの、前半でかっ飛ばした勢いが削がれている点は否めないのですが、そんな中、ラスト手前に配置されたラテン調の「興奮」、そして「SOUL BROTHER」のリミックス(リズム隊がほぼ完全にプログラミング)が耳を引き、良いアクセントになっていると思います。

 相変わらず彼らのオリジナルアルバムはボリューム満点。今回もトータル演奏時間76分を超えるということで、さすがにアルバム1枚を通して聴くのは気合が必要です(苦笑)。まあこれがCKB(というか剣さん?)のポリシーであるようなので、もう何も言わないのですが、初心者向けにはちょっとキツい構成ですかね。シングルやタイアップ曲を気に入って彼らの音楽に触れたい場合は既に「鶴」「亀」といったベストもリリースされていますし、いきなり本作を入門編とするのは敷居が高いと思いますが、本作もベテランらしい安定感のある1枚でした。

2013年06月15日 00:41

BZ19881998 2013年6月12日、「25th Anniversary オールシングル・ベストアルバム」というキャッチコピーで2作同時に「B'z The Best XXV 1988-1998」「B'z The Best XXV 1999-2012」をリリースしたB'z。今回からの「CD Review Extra」では数回に分け、この2作に収録された全56曲をディスク毎にレビューしていきます。まずは「1988-1998」のDisc1、1988年のデビューシングル「だからその手を離して」から、1994年の「Don't Leave Me」までの14曲。PVが存在する曲については映像内容に関して軽く感想を述べています。「続きを読む」からご閲覧ください。続きを読む

2013年06月10日 20:26

 先日、相互リンクを張らせていただいている、音楽サイト「unnamed Stories〜永遠の明日へ〜」の管理人・柊朱雀さんと初めての対談レビューを行ってきました。

 対談レビュー第24弾 unnamed Stories×一進一退days DEEN ALLオリジナルアルバムレビューX

 DEENがリリースしてきた全13作(2013年6月時点)のオリジナルアルバムを1枚ずつレビューしています。
 朱雀さんと管理人の年の差は干支一周以上なので、DEENと出会った頃の年齢、楽曲などももちろん異なるわけで、その世代間のギャップを楽しみながら対談させていただきました。
 よろしければ上記リンク先からご閲覧ください。
 朱雀さん、編集お疲れ様でした。

 さて、DEEN関係の対談はMOMAさんとの全シングル、全ベストアルバム、そして今回全オリジナルアルバムと、実にやり尽くした感がありますね(笑)。あと残るはライブDVD対談レビューでしょうか(笑)。

2013年06月08日 10:40

start 2013年3月6日発売、10年振りに再メジャーデビューを果たした男性シンガー・松本哲也のファーストアルバム。メジャー復帰シングル「ユキヤナギ」を含む12曲+「ユキヤナギ〜Piano Ver.〜」をボーナストラックとして収録した全13曲。

 松本哲也のパーソナリティーについてはこちらを参照。2002年にワーナーミュージック・ジャパンからデビューしてシングル2枚、ミニアルバムを1枚発表した後はインディーズで活動していたという彼が、この度古巣に復帰。本作はそれに伴ってリリースされた初のフルアルバム。2002年リリースのシングル表題曲「翼」「I Wish...」、ミニアルバム「空白」から3曲の計5曲はオリジナルバージョンをリマスターして収録。他の楽曲はインディーズ時代以降の作品を山本健太のアレンジによって再録音、ということで、CDの帯にも書かれていますが「メジャー1st ALBUMにしてBEST ALBUM」と呼べる構成になっています。

 さて、彼の作風は、本作を聴く限りでは独白を主軸にした回想的な作品が多め。物語性はあまり濃くはありませんが、ひとつの情景、心象風景を丁寧に綴りながら、地に足を付けたメッセージを感じ取ることができると思います。ドラマチックなメロディーラインもそれに一役買っている模様。そんな彼のテイストを力強いバンドアレンジで彩っているメンバーにはウルフルズのサンコンJr.や、風味堂の中富雄也、鳥口JOHNマサヤなどの手練れの名前も見受けられ、かなり豪華な面子のアンサンブルが聴けて何だか得した気分(笑)。なお、歌詞カードのクレジットには2002年録音の5曲に関わったバンドメンバーの名前が記載されていないのですが、アレンジ名義の「may club band」で検索するとちゃんと名前が出てきました。10年前の作品ですが他の楽曲とも上手く溶け込んでいて、違和感は感じさせません。

 欲を言えば、バンドサウンドの曲が大半だったので、ギター一本で弾き語る「コンクリートリバー」や、ラストの「ユキヤナギ」のピアノ独唱バージョンみたいなシンプルなアレンジの曲ももう数曲あればアレンジのバリエーションが広がったかな、と思いますが、逆に言えば注文をつけたいのはそれぐらい。オリジナル以外に1曲収録された音楽仲間のカヴァー「歩きましょう」も彼が歌うからこそ説得力がある楽曲。前述の帯のキャッチコピーも伊達ではない、彼の10年の音楽活動の集大成的な「ベストアルバム」だと思います。

2013年06月01日 01:46

harineko 2012年10月12日発売、東京都内を中心に活動する三人組ユニット・ハリネコの初のCDアルバム。発売は昨年でしたが、今年の4月10日に全国流通に乗ったそうです。全6曲収録。

 ハリネコはピアノ&ヴォーカル、ドラムス、そしてPA(時々ベース)から成るギターレス形態。今回この作品を手に取ったのは、ヴォーカルの沙知が、かつて筆者が愛聴する某バンドのサポートをしていた、という単純な理由から(笑)。彼女の声質は知っていたので、さぞ爽やかポップな世界かと思いきや、いきなり1曲目の「とうきょう」から絶叫で始まるという意表を突いた展開に、な、何だコレは?!とビックリ(笑)。

 全体的に小気味良いピアノ、力強くグルーヴィーなドラムス(このドラムの響きがかなり良いです)が各作品を支えているのですが、自らを「フリー・ポップ」と称するだけあって、かなり従来のポップスの枠から外れた、展開の予想の付きづらい即興的でシアトリカルな楽曲には驚かされました。中でもアンビエントっぽい「Mother Sun」、軽快なアプローチの「とまと」がお薦め。

 全6曲中、9分を超える曲が2曲あり、どちらの曲も壮大な組曲!といった感じなのですが、その他の4曲は3分に満たず、それらの曲はクセはあるけどポップで聴きやすい、という意味では作品全体のバランスは取れていると思います。小品から組曲まで、曲の振れ幅が広すぎて、とても掴みどころがないし、沙知のヴォーカルも曲によってウィスパーだったり絶叫だったり、かと思えば普通に歌っていたり(笑)と表情豊かで、「ハリネコってどういうユニット?」と聴かれても本作を聴いた限りでは非常に答えづらいのですが(苦笑)、型にはまらないアバンギャルドな女性ヴォーカルのピアノポップスに関心のある方は、機会があればどうぞ。

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