2012年07月

2012年07月28日 13:40

tmsingles 全3回の長期連載となった(?)CD Review Extraも今回で完結、なんとか7月末までに間に合いました(笑)。2012年5月23日発売のTM NETWORKのベストアルバム「ORIGINAL SINGLES 1984-1999」の全曲レビュー、最終回の今回はDISC3の全曲紹介。TMNへのリニューアル、TMN終了宣言、そしてTM NETWORK再始動など、実働期間の短さの割には節目となるポイントの多い1990年後半から1999年末までのシングルタイトル曲とカップリング曲をレビューいたします。「続きを読む」からご閲覧ください。続きを読む

2012年07月21日 12:40

sakaihows 2012年5月23日発売、さかいゆうのメジャー2枚目のオリジナルフルアルバム。配信限定シングル「Lalalai」、 シングル「君と僕の挽歌」のアルバムバージョン、そして福耳をプロデュースした「LOVE&LIVE LETTER」のセルフカヴァーバージョン等を収録した全12曲収録。初回限定盤には昨年ニューヨークで行われたライブの模様などが収録されたDVDが付属。

 豪華なミュージシャン陣を迎えたデビューアルバム「Yes!!」、一転してすべてさかいゆう本人の手によるサウンドメイクで統一されたミニアルバム「ONLY YU」を経て、今作はさかいゆう(Pf)、種子田健(Ba)、FUYU(Dr)の三人編成でほぼ全編をまとめたピアノトリオ色の強い一枚。といってもピアノをガンガン鳴らす激しいピアノロック、という曲はなく、リズム隊の上に時にお洒落な、時に情熱的なピアノフレーズが流れるように響き、さかいゆうの澄んだ歌声を効果的に彩っている、ピアノロックならぬピアノポップ(?)なアルバムで、曲のテーマ的にはシリアスで重いものもあるのですが、全体的に耳あたりの良い聴き心地の作品になっています。曲によってはホーン隊やストリングスも導入されていますが、スリーピースの演奏を食ってしまうようなことはなく、うまくトリオ編成を引き立てる役割に徹しているなど、音のバランスも良好。「LOVE&LIVE LETTER」のセルフカヴァーは福耳バージョンの華やかな部分をシンプルに絞ったアレンジで、お祭り的なオリジナルと比べてさかいゆうのパーソナルな部分が前面に出ている印象を受けました。

 また、「自分以外の人の言葉も歌ってみたい」ということで、さかいゆう本人以外が作詞を手掛けた楽曲がアルバムの約半分を占める、というのも本作のもうひとつの特徴。森雪之丞や小谷美紗子といったキャリアのある面々から、お笑い芸人のふかわりょうまでと様々な作家陣が集結して彼のメロディーに色を付けています。その中での個人的ベストトラックは「されど僕らの日々」。筆者はこの曲を作詞している今西太一のファンでもあるので、贔屓も若干あるのですが(笑)、今西太一自身の作品では出てこないような、「さかいゆう像」をしっかり掴んだリリックの中に、彼ならではのフレーズも盛り込まれ、最高の化学反応を起こしてくれた楽曲だと思っています。また、さかいゆう本人が作詞した作品も、提供作家陣に引っ張られたわけではないのでしょうが、「君と僕の挽歌」や「もしも あの朝に…」をはじめとして、リアリティが増してぐっと心に沁みる歌詞が従来に比べ多くなってきたと思います。メロディーメーカーとしては元々卓越した才能を持っている人だと思うのですが、作詞の面でも作品を重ねるごとに徐々に成長していることを感じさせられました。

 個人的に本作は2012年上半期に聴いたアルバムの中で一番お気に入りの作品。良質のポップスが詰め込まれた名盤だと思います。男性シンガーのポップス好きの方は是非ご一聴を。

2012年07月15日 21:53

p2rebirth 2012年6月27日発売、今年の初頭、年内いっぱいまでの期間限定での再結成を果たしたプリプリことPRINCESS PRINCESSの初の2枚組ベストアルバム。全33曲収録。初回限定盤には今年3月に幕張メッセで行われた復興支援ライブ「ALL That LOVE」のドキュメンタリーとライブ映像2曲を収録したDVDが付属。

 解散から実に16年振りにメンバー5人が揃っての再結成なわけですが、アーティスト公認ベストアルバムがリリースされるのも解散当時の「The Greatest Princess」以来こちらも16年振り。その間に非公認ベストがゴロゴロとリリースされたわけですが(苦笑)、今回は再結成にあたって開設された公式サイトでファンから募った「プリプリの好きな曲」を中心に選曲されたとのこと。結果は「Diamonds」や「世界でいちばん熱い夏」、「M」、「19 GROWING UP」といった代表曲、ヒットシングル曲を中心に予想通りのラインで選曲されたかな、という感想なのですが(特にDISC1)、意外とアルバム曲からの選曲も多めで(特にDISC2)、ベストアルバムに初めて収録された曲もわずかですがあり、その中の1曲「WONDER CATSLE」は十数年振りに耳にして物凄く懐かしかったです。さすがにシンセの音には時代を感じまくってしまうわけですが…^^;。

 さて、本作はオリジナル音源のままではなく、「2012 New Mix」として全曲リミックス&リマスタリングが施されています。2008年発売の「THE PREMIUM BEST」も同じようなコンセプトのベストでしたが、本作も聴いた感じでは「THE PREMIUM〜」に近いリミックスで、音圧が上がり、ドラムやベースの音が原曲より目立ち、音像も立体的になったような印象を受けます。原曲では鳴っていたけれどそれほど目立たなかった楽器が耳に飛び込んできた曲もあり新鮮な驚きもありました。劇的に変わった!という曲はありませんが、80年代後半〜90年代中盤の音質が2012年の現在のスタンダードな音質に整えられた、といった感じ。オリジナル音源で馴染んだ筆者の耳にはちょっと刺激強いかな、と思ってしまうのですが、今の時代にリリースする作品としては妥当なところではないでしょうか。

 数多のベストアルバムが濫発されているプリプリですが、オリジナル音源によほどの思い入れがない限りは本作を聴けば彼女達の代表曲や隠れた名曲がだいたい掴めます(出世作「MY WILL」が収録されていないのはちょっと残念ですが…)。以前に全ベストアルバムレビューを行った時にも書いたのですが、解散時に「The Greatest Princess」がリリースされた時に「せっかくのオールタイムベストなんだから2枚組で出せばいいのに…」と思った願いが今回16年の時を経てようやく果たされた思いです(笑)。

2012年07月07日 14:26

tmsingles 今週のCD ReviewはExtra仕様。2012年5月23日に発売されたTM NETWORKの「ORIGINAL SINGLES 1984-1999」全曲レビューの第2回目。今回は1987年秋から1990年夏までにリリースされた、DISC2収録のシングル曲とカップリング曲(一部除く)全14曲のレビューです。「続きを読む」からご閲覧ください。続きを読む

2012年07月01日 17:47

deenkokorokara2 2012年6月27日発売、DEEN通算39枚目のニューシングル。シングルCDのみの通常盤と、ライブCDが付属する2枚組の初回生産限定盤がありますが、今回は通常盤の内容をレビュー。

 タイトル曲「心から君が好き〜マリアージュ〜」は既にライブツアーでは披露されており、その時点での作詞はいつも通り池森秀一の手によるものだったのですが、商品化するにあたり、漫画原作者である樹林伸を迎えて歌詞を書き直し、二人の共作となった経緯があるそうです。アコースティックを基調にしたアレンジに、真っ直ぐな愛を歌ったブライダルバラードで、共作とはいえ楽曲的には従来のDEEN作品としては既視感があるかな、という印象です。
 外部の手による作品づくりが功を奏したという点では、カップリングの「雨がいつか上がるように」のほうが顕著かも。こちらは樹林伸が単独で作詞を手がけており、「次の扉を開けていこう」的な前向きバラードなのですが、池森よりも歌詞のはめ方、言葉の選び方に翳りがある彼の詞は結構新鮮でした。8月にリリースされるアルバムでも何曲か楽曲提供があるということで、こちらも楽しみなところ。
 3曲目の「Hello」は、現在全国47都道府県を回っている最中のプラグレスツアー「Triangle 絆 47」のテーマソング。こちらは池森単独作詞の作品。アコギかき鳴らし系(?)のミディアムナンバーで、田川伸治、山根公路の両氏にもワンフレーズずつ歌うパートがあったりと、約3分と短いながらも軽快で楽しいナンバー。今回の3曲の中ではこの曲が一番好きかも。
 ちなみに本作は3曲共、プログラミングを含めDEENのメンバー三人で作り上げた演奏だそうです。

 なお、前述しましたが初回生産限定盤はCD2枚組。ライブCD「“DEEN AOR NIGHT CRUISIN' 〜1st Groove〜”at Billboard Live OSAKA 2012/3/17」が同梱されているわけですが、こちらはシングルの特典に付いてくるCDとは思えない個人的に豪華な(笑)ライブアルバムなので、後日単独作品としてレビューする予定です。

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