2012年01月

2012年01月29日 13:08

thelovekoe 2011年12月9日発売、前作より3年半ぶりとなるオリジナルアルバム。帯には「10thアルバム」と表記されていますが、ベストとカップリング集を除くオリジナル作品としては8作目。そして理由は分かりませんが今まで一貫して「The LOVE」だったアーティスト名が、本作では「THE LOVE」とすべて大文字表記となっています。全8曲(+隠しトラック1曲)収録。

 2009年1月から無期限の活動休止に入っていた彼ら。その間メンバーは楽曲提供やソロ活動、レコーディングなどでそれぞれ活動していたわけですが、2011年秋から活動再開。久々に届けられた本作は、バンド名そのものの様々な形の“愛”を歌う「声」「夢の途中」、日常をぼやく「問答無用に地球は回る」、女性目線での「剥がれた嘘」「ねぇムーンライト」等々、ブランクを感じさせない出来。
 平義隆氏の楽曲を主体にしたバンドサウンドのアレンジは相変わらず聴きやすいです。今回はストリングス以外のドラムパートなどはすべてメンバー本人達によるプログラミングということですが、言われなければ分からないほど生っぽいですね。まあ予想はしていましたが、活動休止前と比べて劇的に何かが変わった!という印象は受けず、王道の「LOVE節」を堪能できる1枚です。

 ちなみに隠しトラックは「愛の使者」という、過去のツアーで飛び道具として登場した「ラブテック」という謎の(笑)グループがステージで歌っていたオリジナル曲が収録。普段のTHE LOVEとはかなり異なるラップ主体の楽曲ですが、この音源が残っていたとは驚きです(まさか新録か?!)。彼らの真面目な音楽性からやや脱線した作風になっているのですが、これはこれでアリだと思いました(笑)。

2012年01月28日 12:55

 先日、本ブログがユニークアクセスで20,000hitsを達成いたしました。
 ありがとうございます!!
 基本週末の週一更新にもかかわらず、平日にも沢山の方のご来訪があり、その積み重ねでの結果に大変感謝しております。

 さて、20,000hits達成記念というわけではないのですが(笑)、ブログのサイドバーにありますカテゴリーを若干細分化する作業を今週の頭ぐらいから行ってきました。
 「CD Review」がかなりの数になってきましたので、各アーティストを行ごとに分類して再登録し直しました。その際に、開設当初の2008年1〜3月までにアップした「音楽日記」内のアルバムレビューを現在の体裁に整えまして再UPしております。
 これで管理人自身も探しやすくなりました(笑)。

 それでは、今後とも「一進一退days」並びに管理人SASAをどうぞよろしくお願いいたします。

2012年01月21日 23:32

ZARDDISTANCE 2012年も地道に更新する予定の(苦笑)「今週の1枚」。まずは目指せ60回達成…といったところでしょうか。どうぞ宜しくお願いいたします。さて、今回ご紹介する1枚は、昨年の2月10日でデビュー20周年を迎え、「20th Anniversary Year」としてシングルやアルバムのリマスターコレクションパッケージのリリースや、日本武道館でのメモリアルライブが行われた、ZARDの通算11枚目、そして結果的には最後のオリジナルアルバムとなってしまった「君とのDistance」。2005年9月7日発売。

 ZARDについては解説する必要もないほどのメジャーなアーティストなわけですが、一応恒例(?)の解説を。1991年にデビューした、坂井泉水の実質的なソロプロジェクト。「坂井泉水を中心としたユニット名」(ライブDVD「What a beautiful moment」より引用)というのが一番的確な表現でしょうか。今でも夏の終わりに某番組で歌われる「負けないで」をはじめとして、「揺れる想い」「マイ フレンド」等のヒット曲を数多く世に放ち、B'zと並んで90年代のビーイング勢を牽引した看板的な存在でした。実際ZARDの曲は、ドラマの主題歌やCMのタイアップ等で、テレビなどから流れて耳にすることが非常に多く、こちらからアンテナを張らなくても自然と日常の中に耳に入ってくるような機会に恵まれたこともあって、それほど熱心なファンでもなかった筆者でしたが、アルバムが発売されれば友人やレンタルショップからよく借りていたことを思い出します。全くと言っていいほどメディアに露出しないこともあって、坂井泉水自身はかなり謎に包まれた存在だと認識していましたが、そんな彼女が送り出す楽曲に関しては、かなり身近に感じていたことを思い出します。

 一言で表現してしまうならば、ギターの刻みを中心とした適度なバンドロックサウンドに、青空のように澄み渡った坂井泉水のヴォーカルが乗る、というのがZARDの「王道」。その路線が徐々に変わってきたのが1999年〜2001年のあたりではないでしょうか。従来のバンドサウンドが後退し、容易に打ち込みと分かるような機械的なリズムトラック、大胆にラップを導入した曲、さらには当時ブレイクしていた倉木麻衣の制作スタッフをアレンジに招いての(いわゆる「GIZA」的な)ループサウンドを使用したバラードをリリースしていた時期がまさにそれに該当すると思います。セールス全盛期のコンポーザーである織田哲郎や栗林誠一郎、アレンジャーでは葉山たけしや明石昌夫がビーイングから離脱した、という事情もあり、また当時の音楽の流行がR&B系に傾いていた背景もあるのでしょうが、正直ZARDで試したこれらの実験的な路線は、結果的に多くのフォロワーを遠ざけてしまった感は否めないと思います。かくいう私も、この時期のZARDは従来の路線に比べると方向性が定まっておらず、迷走しているんじゃないか…という感想を抱くに至っていました。

 そんな中、坂井泉水の体調不良による活動休止期間を経て、2002年からは「ZARD第2章」がスタート。アルバム「止まっていた時計が今動き出した」(2004年)や初のライブツアーを経て、久々のスマッシュヒットシングル「星のかがやきよ/夏を待つセイル(帆)のように」を収録したアルバムが本作です。
 この作品、一聴してまず耳をひきつけるのは、何といってもサウンド面。前作「止まっていた〜」でも数曲で試みられていた「王道ZARDサウンド」が全編にわたって復活しています。この復活の最大の功労者は本格的に制作に復帰し、このアルバムでは実に13曲中7曲に参加したアレンジャーの葉山たけしでしょう。全盛期の勢いに溢れたZARDサウンドを復活させ…というよりも、90年代王道サウンドを、2005年の時点での流行色を絡めながらも再構築しているように思われます。特にシンセ関係や、打ち込みドラムの音色などは時を経るとどうしても古臭くなってしまうもので、その辺りを如何に「現在の音」としてパッケージすることに気を配り、2005年現在の空気感を含んだ王道サウンドに仕上げているように思えます。また、彼以外の参加アレンジャーはGIZA系の顔ぶれがほとんどなのですが、本作はそういった方針なのか、はたまた葉山氏の参加に引っ張られたのか(?)生バンドを意識したようなアレンジを施した曲が多く(特に小林哲)、曲調はロックからワルツまでとバラエティ豊かなのですが、サウンド的にはばらけ過ぎ、ということはなく、適度にまとまっているような印象を受けました。

 王道サウンドが復活し、大野愛果をメインに据えての作曲陣に支えられて、紡ぎ出した本作での坂井泉水の歌詞は…というと、このアルバムほどに「大人の女性」としての意識を強く打ち出した作品群は今まで無かったのでは?と思わせるほどの楽曲が並んでいます。静かに情熱を燃やしているような「サヨナラまでのディスタンス」、諦観のようなものを感じさせる「君とのふれあい」「セパレート・ウェイズ」、包み込むような余裕を感じる「今日はゆっくり話そう」「月に願いを」、10年以上前の提供曲ながら当時の彼女の年齢にテーマもぴったりとはまった「あなたと共に生きてゆく」…等々、年齢を重ねてきたからこそ出せる「母性」のようなものを、これらの作品の端々から読み取ることができると思います。
 ヴォーカルも、ハイトーンを伸びやかに歌い上げていた全盛期とは少し異なり、どちらかというと呟くように歌う曲が多いですかね。ヘッドフォンで聴くと、囁くように歌う曲では彼女のブレスの息遣いまで聞こえてきて、ちょっとドキドキするほどです(笑)。高音が出てくる曲になると苦しげに歌っているのが少々気にはなるのですが、歌い手としての情念、伝えようというエネルギーを真正面から聴き手にぶつけてくる「かけがえのないもの」「君と今日の事を一生忘れない」などでは、その迫力も相俟って、ヴォーカル力がかなり胸に来るものがありました。
 2005年現在の坂井泉水の感性や表現力に、90年代当時のZARDサウンドが若干形を変えつつも上手く合わさった、どちらが欠けても成立しない作品に仕上がっていたと思います。

 音楽シーンの波に揉まれて、紆余曲折を繰り返しながらも「ZARD第2章」がひとつの形となり始めた矢先の2007年5月。突然の彼女の訃報により、最後に彼女が関わったオリジナルアルバムとなってしまった本作。勿論このアルバムが最終作になるとは誰も思っていなかったわけで、もはや叶わないことではありますが次回作があればどういった作品を出してきたのだろう…と思うと残念というほかありません。
 ZARDといえば、やはり一般的な認識ではアルバムで言えば「揺れる想い」「OH MY LOVE」「Forever you」といった90年代中盤あたりのイメージが今でも色濃く根付いているように思えるのですが、成長や迷走を続けながらひとつの答えに行きついた2000年代中盤のアルバム「止まっていた時計が今動き出した」、そして「君とのDistance」。この2枚のオリジナルアルバムは、特にライトなZARDリスナーの方々の耳に、少しでも多く触れていただければいいな、と僭越ながら願っております。

2012年01月14日 22:23

KAN39 2012年1月1日発売、今から遡ること約10年前、2001年11月に行われたKANのバンドライブツアー「Rock'n Roll 39」のセミファイナル、SHIBUYA-AXでの公演の模様を収録したライブDVD。彼のライブDVDとしては通算7枚目になりますが、時系列順でいうと3枚目の「AFRO 37 -LIVE UNDER THE BALL-」に続く作品となります…って、思いっきり余談ですが(苦笑)。

 10年も前のライブ公演がなぜ今になってリリース?!という疑問に対しては、表向きには特に何の理由もないそうです(笑)。ちなみに本作の内容は2002年にCSで放映されたTVプログラム。プログラム用にぴったり90分、曲ごとにタイトルテロップも出たりして、オンエアされたものをそのままDVDに収めた、という内容で、完全な未発表VTRなどはないのでご注意を。とはいえ、一度も商品化されなかった貴重な映像なわけで、それをわざわざ引っ張り出してパッケージ化してくれたことは素直に喜ぶべきところでしょう。

 ライブの内容に触れますと、当時の最新アルバム「Gleam & Squeeze」を携えての全国ツアー、ということで、当然ながら最新作からのピックアップが比較的多め。バンドメンバーも現在のメンバーと変わらない面子が揃って安定した演奏を聴かせてくれます。異色のラップナンバー「東京熱帯SQUEEZE」がああいう形で披露されていたとは意外でした(笑)。いわゆるヒットナンバーは「まゆみ」ぐらいのもので、旧作のアルバムからは結構マニアックな曲がピックアップされていてマニア垂涎かも。中でも初期の名曲「BRACKET」が披露され、収録されていたのには感激。
 元の素材が90分番組ということや、著作権の問題などから色々なネタが結構カットされているそうなのですが、ニセ・スチールドラムの中から焼きそばが出てきてしまう(笑)「猿と犬のサルサ」は無事カットされずに収録されていました(笑)。また、アンコールでは特別ゲストでアーバン宝田も登場。こういうふざけたところはしっかりふざけつつ、「君が好き胸が痛い」などのセンチメンタルなナンバーではしっとりと聴かせる、真剣モードと冗談モードがバランス良く(?)配分されているのがKANのライブの良いところだと思います。こういったライブDVDを観ると、また彼のライブに行きたくなってしまいますね。

 従来のKANのライブDVD恒例のオーディオコメンタリーや、趣向を凝らした(?)ブックレットなどといった特典は今回は残念ながら収録されていませんが、過去の映像がデジタルメディアでこうして蘇るのは大変嬉しい事。できればこれ以前のポリドール(現ユニバーサルビクター)や、マーキュリー時代のライブVHSも再販してほしい、と期待してしまうのはファンの性なのか(苦笑)。そんなこんなで、大変嬉しいお年玉DVDでした。

2012年01月08日 00:37

elebest 2012年1発目のレビュー更新は新春らしく(?)特別構成でお送りいたします。
 去る2011年末、12月14日にリリースされた風味堂の初の2枚組ベストアルバム「エレベスト」。本作の発売を記念いたしまして、今回の「CD Review Extra」では、DISC1の「SINGLE COLLECTION」に該当します、2004年から2011年までの彼らがリリースしたシングル(配信限定、コラボシングル含む)全16作品を1曲ごとにご紹介。ベストを聴く際のお供にでも読んでいただけたら幸いです。ご興味のある方は「続きを読む」からご閲覧ください。続きを読む

2012年01月04日 21:47

 もう4日になってしまいましたが、年始はじめのご挨拶をさせていただきます。
 開設5年目に突入した本ブログ「一進一退days」ならびに管理人SASAを、本年も宜しくお願いいたします。

 2011年末は都内某所(お台場ではありません)にて年越し。
 その後、新春三が日は埼玉県の実家に帰省してのんびりと過ごさせていただきました。
 昨日の夜から都内に戻り、明日から仕事始めです。
 元旦発売のKANさんのライブDVDが届いていたので、今日はまずはそれから観ました(笑)。

 皆様の一年が良い年でありますように。
 今年も宜しくお付き合いくださいませ。

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