2011年10月

2011年10月30日 18:50

 なんと、二週続けてのライブレポートです(笑)。
 今回は風味堂のライブ。長い間メンバーは各自でソロ活動を行っていましたが、この度シングル「宝物」のリリースと共に活動再開。大阪、名古屋と回った全国ツアーの最終日の会場は渋谷CLUB QUATTRO。
 私自身も実に久々の風味堂ライブ観戦ということで、期待を胸に行ってまいりました。例によってネタバレ全開でお送りいたしますので、ご興味のある方は「続きを読む」からどうぞ。続きを読む

2011年10月27日 22:00

 去る10月21日、2002年に解散したSIAM SHADEの5人が、東日本大震災の復興支援のチャリティーライブを行うために期間限定で再結成。この日は7月のZEPP SENDAIでのフリーライブに続く、さいたまスーパーアリーナでのライブでした。
 ライブから早くも数日経ってしまいましたが、ライブの臨場感が薄れないうちに(?)簡易的ではありますがレポートさせていただきます。
 興味のある方は「続きを読む」からどうぞ。続きを読む

2011年10月16日 00:25

george30th 年代を問わずに新旧アーティストのお薦めのアルバムを紹介している「今週の1枚」。基本的には各アーティストのオリジナルアルバムをご紹介しているこのカテゴリーですが、今回は例外的にベストアルバムをピックアップ。つい先日、2011年10月10日にこの世を去られた柳ジョージ氏が、今から遡ること11年前、1999年11月21日にリリースした(当時の時点での)オールタイム・ベストアルバム「30th 1969-1999」を追悼の意味も込めて取り上げさせていただきます。

 正直筆者はライトなファンですので、柳ジョージ氏の経歴などはこちらを参照していただくとして、まずは個人的に彼の本作を手に取るまでの経緯を。結論から言ってしまうと、「柳ジョージ&レイニーウッド」の名曲「青い瞳のステラ、1962年 夏…」がきっかけだったわけですが、最初に聴いたのは20世紀末。実は彼らのオリジナルではなく、BEGINのアルバム「MY HOME TOWN」でカヴァーされていたこの曲を聴いて見事にツボにはまりまして、「この曲のオリジナルを歌っている人」に興味が湧き、オリジナル音源を探したところ、上手い具合に(?)デビュー30周年を迎えた彼のオールタイムベストがリリースされていたので、某大手チェーン店でレンタルし、初めて彼の音楽に触れた…という流れで今日に至っております。

 前置きが長くなりましたが(汗)、そんなわけで手にしたこの「30th」。ジョージ氏自らの選曲で30年間の活動をまとめたという2枚組、全32曲という大ボリューム。ワーナー、徳間、ビクター、東芝EMIなど、比較的頻繁にレコード会社を移籍される方だったようで、各レコード会社主導のベストアルバムはこのアルバムの前後の時代にも乱発されているのですが、どうやら本人監修のベストはこの作品のみということ。1999年当時の最新アルバム「Sunset Hills」の収録曲からDisc.1の1曲目が始まり、歴史を逆順に並べて、聴き進めていくたびに過去の作品に戻っていき、Disc.2のラストは1969年、パワーハウスとしてリリースされた作品で締め、という曲順になっていて、リアルタイムで彼の活動を存じているリスナーにとっては、タイムマシンで時代を遡っていく感が楽しめるのではないでしょうか。

 ちなみに私や、私の世代にとっての「柳ジョージ」といえば、90年代半ばに某ビールのCMソングとして頻繁に流れていた「バーニング」「Always」、1998〜2000年の3年間にわたってプロ野球中継のテーマソングとして起用された「Go for "The Dream"」などが、一聴すると「あ、このフレーズ聴いたことある」という感じでしょうか。1999年から1992年までの作品を集めたDisc.1がまさにその時代に該当。ですが聴いていくと、「バーニング」調の純ロック的な楽曲は、実は結構彼の歴史の中では異端なのかも…と思ったりして。根本にはブルーズロックが核にあると思われる彼の作品、「90年代だなぁ」と感じさせる音の響き(特にシンセ系の音など)もあるにはありますが、基本的には今聴いてもそれほど時代を感じさせない曲調、アレンジ。クラプトンのカヴァーでこれまたCMでガンガン流れた「Forever Man」は今テレビから流れてもおかしくないですし、久保田利伸が作曲を手掛けた(!)「Got My Loving」はヒット性を秘めながらも完全に「柳ジョージ」の作品として成立していて、90年代の日本の音楽シーンの荒波に揉まれながらも、独特のしゃがれ声ヴォーカルをはじめとした、彼の個性を保った好作品が多数収められていると思います。結構惚れた腫れたのラブソングが多い中、個人的には少年時代への郷愁を感じさせる「Sunset Hills」がやけに印象に残りました。まあ筆者がこういうテーマの曲に弱い、というのは度々本ブログで触れているので、「ああ、やっぱりな」とお思いの方もいらっしゃると思いますが…^^;。

 さらに時代を遡り、1990年から1969年までの21年間の活動を網羅したのがDisc.2。この年代に関しては筆者自身リアルタイムで音楽シーンを体感していないので、考察の類は控えさせていただきたいと思うのですが(汗)、この時代に製作された音源、本作に収録される際にリマスタリングされているのですが、録音当時の状態が良かったのか、音楽環境がより整ったと思われるDisc.1の時代に録音された音源と聴き比べても遜色のない、実にしっかりとした骨格を持ったリマスターが施されている印象です。先述の「青い瞳のステラ〜」はこちらのディスクに収録。寂寥感を感じさせる歌ながら牧歌的なアレンジが悲しさをより引き立てる名曲。この時代の代表曲は他に「FENCEの向こうのアメリカ」「雨に泣いてる」「酔って候」あたりでしょうか。だいぶ年代的に昔の楽曲達ですが、古臭さをさほど感じさせないのは先述のリマスター効果だけではないのかも。ちなみに「太陽にほえろ!」でおなじみ大野克夫氏が作曲、編曲を手掛けた「「祭ばやしが聞こえる」のテーマ」は和製AOR風で、何となくクレイジーケンバンドあたりが歌ってもおかしくなさそうなメロウな曲。そしてラストの「I WANT TO KNOW」は1969年の作品。約2分という短い曲なのですが、実に渋いアドリブ風セッションが味わい深い作品で本作を締めくくっています。

 本作品、デジパック仕様のCDケースに歌詞カードが貼り付き、中には逸話や30年間の写真がプリントされているという、まさに30周年記念の豪華仕様。正直、本作発売以降はジョージ氏の活動も緩やかにスローダウンしていき、最近はほとんどその活動自体を耳にしなくなってしまっていたのですが、この度の訃報に際し、数年前に買った本作を手に取って聴いてみて、改めて「時代を越えた柳ジョージの普遍的な声の魅力、曲の良さ」を感じた次第であります。昔からのリスナーの方々はもとより、彼の遺した音楽的遺産を耳にしたい方にはうってつけのベストアルバムだと思うのですが、どうやら本作、既に廃盤になっているようで、某ネット通販では彼の死後、定価の何倍もの高額で販売されているのが何とも…。日本クラウン様、どうか再販してはもらえませんかね?と切に願っております。

 …最後になりましたが、柳ジョージ氏のご冥福を謹んでお祈りいたします。

2011年10月08日 22:32

larcbest 2011年2月16日発売、L'Arc〜en〜Cielのバンド結成20周年を記念したベストアルバム三作同時発売のうちの1枚。他の2枚は「1991-1996」(活動前期)「1997-1999」(活動中期)となっており、本作は活動後期の10年間(と呼ぶには語弊があるのは後述…)にあたるリリース作品の中からのベストセレクション。なお、約一ヶ月後の3月9日に、全三作のCDにDVD他特典を付属したBOX仕様でセット販売もされています。

 タイトルでは「2000-2010」と銘打たれていますが、実際に収録された年代は「NEO UNIVERSE」から「get out from the shell」までが2000年、活動休止を挟んで「READY STEADY GO」以降の2004年から2007年までの発売音源からのセレクト、そしてラストに収録されているカヴァーの配信シングル「I Love Rock'n Roll」が2010年と、時期的にはかなり飛んでいるので要注意。

 さて、筆者はラルクに関してはアルバム「True」や「HEART」の頃はそこそこ聴いてはいたのですが、最も彼らがセールス的に全盛だった頃にリリースされたアルバム「ark」「ray」が今いちピンと来ず、気が付くといつの間にかラルクから遠ざかっていた身、というライトリスナーになってしまっていたわけですが、オールタイムベスト的な作品が出たことだし、とりあえず聴いてみるか…ということで久々にラルクのアルバムに手を出したのですが、本作、5曲目以降、つまり活動再開後の2004年以降の彼らの作品に触れて、「あれ?ラルクってこんなに開放的だったっけ?」と驚いた次第。確かに4曲目まで(2000年作品)はマニアックで閉塞感が漂うのですが、「READY STEADY GO」以降は活動を休止したことで心機一転ということなのか、「New World」や「Link」などのかなり開放的で耳当たりが良く、ギターロックバンド!というアレンジの上に親しみやすいメロディーラインが乗った曲が連発され、「瞳の住人」や「叙情詩」といったミディアム調のナンバーに関しても爽快な印象を受けました。シングル曲が中心のセレクトということもあり、意図的にこういった作風の楽曲を集めたベストなのかもしれませんが、最近のラルクはこういった音楽性がメインということなら、是非オリジナルアルバムを聴いてみたいな、と感じました。

 ベスト3作同時発売、しかも前期と中期は既発のベストと曲が被りまくりということもあって、コアなファンの方々からはあまり芳しくない評判の今回のシリーズのようですが、「昔聴いてたけど…」という私のようなリスナーにとっては、少なくともこの「2000-2010」に関しては気軽に最近の彼らの活動を知ることができる、この時期の彼らの入門書的な作品だと思いました。
 なお、2008年以降に発売されたシングル曲はすべて未収録。これは恐らく次のアルバムに収録されるのでしょうかね?今年になってライブ活動を再開したようですし、今後の活動も意識してチェックしておきたいところです。

2011年10月02日 20:17

51dyqVS1mmL__AA300_ 2011年7月27日発売、B'zの通算18作目のオリジナルアルバム。シングル「さよなら傷だらけの日々よ」「Don't Wanna Lie」を収録、更に代表曲「ultra soul」の再録バージョンを収めた全13曲。初回盤にはシングル曲+リード曲「C'mon」のPVを収録したDVDが付属。

 アレンジャー寺地秀行氏をはじめとした前作「MAGIC」と同じ制作陣に加え、レコーディング演奏メンバーも今作はほぼ固定、ということで、アルバム全体を流れるギターを核にした生ロックバンドのサウンドが中心の「B'zらしい」アルバム。ピアノやストリングス、サックスといった上モノも曲によっては入っているものの、それらが極端に主張することはなく、あくまで全編に渡ってバンドサウンドで纏められています。ということで、楽曲の統一感は前作以上ですが、逆に言うと楽曲の幅やバランスという点では前作のほうが幅があったかも。とはいえ、これぞB'z王道!といったサウンドは昔からのファンにとっては嬉しいもの。また、稲葉浩志のいつもながらの唯一無二の(笑)歌詞世界は今作でも炸裂。今回はやけに内省的な歌詞が多かったような気がしますが、「ボス」「ザ・マイスター」のユニークな歌詞にはニヤリとさせられてしまいました(笑)。

 なお、本作ラストに収録された前述の再録曲「ultra soul 2011」は、原曲から打ち込み要素を取り除いたバンドでの生演奏バージョン。印象としてはベスト盤「Ultra Pleasure」で行われた「Bad Communication」のスタイルに近い再録だと思います。個人的には今回のリメイクでより良くなったかな、という感想。今作の中ではボーナストラック的な位置づけの曲ですが、シングルのカップリング辺りで過去曲の生演奏リメイクを今後も期待したいところ。

 総じて、マンネリを恐れずに突き進む勢いと、ベテランらしい貫禄を両方併せ持ったアルバムでした。

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