2011年09月

2011年09月25日 14:31

remioyoursong 2011年4月27日発売。「Flash and Gleam」以来約5年ぶりとなるレミオロメンのライブアルバム。2011年3月9日に横浜アリーナにて開催されたストリングス隊を従えてのスペシャルライブの模様を2枚組で全曲収録。なお、初回限定盤には本公演のライブ映像を全曲収録したDVDが付属。

 今回選ばれた曲は、ほとんどがオリジナルアルバムでもストリングスが導入されている曲がほとんど。何度か彼らのライブには足を運んだことはあるのですが、ストリングスは毎回生演奏ではなく同期で流していたようなので、アルバムの再現という意味では若干物足りなさを感じてはいましたが、今回のライブアルバムは「バンドサウンド+ストリングス隊生演奏によるスタジオ録音盤の忠実な再現」といった趣を持った作品でなかなかに好感触。
 もちろんライブならではのアレンジもあるにはあるのですが、意表を突いて「えっ?この曲がこういうアレンジに?」というような新鮮な驚きの曲はほとんどなし。「明日に架かる橋」がこのコンセプトで選ばれたのには少し驚きましたが(笑)、ヴォーカル藤巻亮太の声やバンド演奏も、5年前のライブアルバム「Flash and Gleam」の時よりも格段に安定していて、安心して聴くことができます。

 3月9日当日開催ということで(まあこの日以外にもスペシャルライブはあったわけですが)、最初に「3月9日」のストリングスアレンジ版で始まり、そしてアンコールのラストに同曲のオリジナルアレンジ版で締める、というのはなかなか心憎い構成。ストリングス隊以外にも後半ではブラス隊が登場し、ストリングス+ブラスが合わさっての「もっと遠くへ」の今回のバージョンはなかなかにお勧め。

 ひとつ気になったのは、今回のライブの選曲がやけに「レミオベスト」以前、つまり以前所属していたスピードスターレコード時代の曲が多かったということ。エイベックスに移籍した後の曲も披露されてはいますが数曲程度。別にレコード会社の関係で…ということはないと思いますが、移籍後にもストリングスを大々的に導入した曲はあるわけで、それらの曲にスポットを当てないライブだった、というのは意外でした。まあ個人的には一番好きなアルバム「ether」からかなり披露されたので嬉しかったんですが(笑)。

 …それはさておき、ライブアルバムとしてのクオリティはかなり高い作品ですので、「ライブ盤ベスト」として、ライトリスナーの方々も楽しめる作品だと思います。

2011年09月11日 14:40

SMAPAID 2011年8月17日発売、SMAP通算5作目、10年ぶりとなるベストアルバム。東日本大震災を受けて製作が決定し、「元気になれる曲」をテーマにしたファン投票の結果、選ばれた上位15曲を第15位からカウントダウン形式に収録。ボーナストラックとして「世界に一つだけの花」の中国語バージョンを追加収録した全16曲。パッケージには色の違うハンカチが同梱。また本作1枚につき200円が義援金として寄付されるそうです。

 2001年「ウラスマ」以来のベストアルバム発売ということですが、今回は単なるファン投票ではなく、「明確なテーマ」を持った投票の結果がしっかりと反映された収録曲(ファンがそれを意識して投票したということでしょう)。「元気になれる曲」=励ましソング、応援系のフレーズが出てくる曲が多く収録されているわけですが、それらに限らず、恋愛関係その他に関しても背中を押してくれるような曲も選ばれています。選曲も大ヒット曲「世界に一つだけの花」をはじめとして、「Smap Vest」以降に発売された2000年代以降の曲が圧倒的に選ばれていて、既発売のベストと収録曲が被っているのは「がんばりましょう」「夜空ノムコウ」他数曲といった彼らの代表曲のみ。個人的にはSMAPに関してはオリジナルアルバムを手に取って聴いたことはない、いわゆるライトリスナーなのですが、今回のベストのテーマは勿論のこと、前ベストからの10年分の彼らの楽曲をざっと俯瞰できるという点で、かなり評価のできる内容のアルバムだと思います。

 収録曲順は投票の逆順なので、アルバムの流れ、というものは正直期待していなかったのですが(苦笑)、今回は「歌詞のテーマ」こそがコンセプトのアルバムであるから、その辺を差し引くべきでしょうかね。シングル作品として既に聴いていた「freebird」「この瞬間、きっと夢じゃない」はこんな良い曲だったっけ?と今回聴いてかなり印象が変わりました。初めて聴いた「Fine,Peace!」「STAY」といったアルバム曲も良かったです。そして何より「オリジナル スマイル」。この曲、90年代的な爽やかポップスの名曲だと個人的に思っているのですが、この曲がファン投票1位を獲得したという事実が嬉しかったです。どうやらライブの超定番曲ということで、時代を越えて語り継がれる曲になってほしいものです。

2011年09月04日 16:31

watarydiary 2011年6月8日発売。風味堂ヴォーカリスト・渡和久のセカンドソロアルバム。全10曲収録。初回限定盤はライブ映像やPVを収録したDVDが付属の2枚組。

 前作「東京ブルー」から約1年。前作のレビューでも書きましたが、歌詞が風味堂の時よりも内省的になっていると感じる彼のソロ作品なのですが、今作も聴いた感想はだいたい同じ。そこが最大の風味堂との違いでもあるわけですが、前作と比較すると、「ゴロゴロモンスター」という異色な曲が中盤で出てきたりもするのですが(笑)、全体的に絶望を歌い切るような曲は減って、むしろそこから光を見出そう、という「街角の音」や、「自転車に乗って」などに代表されるような、少しだけ前向きなテーマの曲が多くなったような気がします。

 一方、サウンド面では、参加しているバンドメンバーを統一したことで、全体的なカラーに統一感が見受けられました。一言で表現するならば「アコースティックで温かみのあるサウンド」。渡氏のピアノを中心としつつも、ピアノが突出して目立ちすぎている感はなく、歌を引き立てるバンドサウンドになっている印象です。生バンドならではの「シンガーソングライター」のようなシンガロングタイプの曲もあり、ガンガン突き進むぜ!的な(風味堂的な?)曲は見当たらないのですが、一聴して穏やかな気持ちになる作品だと思いました。

 この秋から、ついに風味堂も再始動。ソロ活動はしばしお休みでしょうか。今回のソロで学んだものを今後の風味堂の作品に活かしてくるのかどうか、それが楽しみです。

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