2011年05月

2011年05月29日 20:53

aikoma2 2011年2月23日発売。「まとめ I」と同時に発売された、aiko初のベストアルバム。全16曲収録。「I」「II」の共通仕様として、初回限定盤はカラーBOX入り、更にラジオ番組風のCD「aikoのオールナイトニッポン ぬるコム(「I」はVol.1/「II」はVol.2)」が付属。

 デビュー13年目にして遂に登場したaikoのベストアルバム。それだけの年月分の作品からの本人によるベスト選曲ということもあり、2枚揃えると全32曲というボリュームにも関わらず、外されたシングル曲や収録されなかったアルバムの代表曲などもあるものの、ライトリスナーにはだいたいこの2枚でaikoというアーティストの美味しいところを味わえる、という内容になっていると思います。

 今回ご紹介するのが「II」のほうなのは、個人的には「I」より「II」のほうがお勧めだからです。というのは、最大のヒットシングル「ボーイフレンド」で幕を開け、「二人」「初恋」「キラキラ」といったヒット曲をずらり並べた前半、「愛の病」「天の川」などアルバムの佳曲を取り揃えた中盤、「mix juice」(初CD化)や「スター」でアッパーに盛り上げ、最後には名バラード「三国駅」で締めるという、ヒットシングル満載、ライブさながらの内容構成が「ベストアルバム」として「I」よりも一歩抜きんでている印象を受けたので。まあこれは筆者がそれほどaikoのコアなファンではないという理由もなきにしもあらずですが、「帽子と水着と水平線」「ジェット」など、本作はアルバム曲の再録音率も高いので、コアなファンもそちらの理由で楽しめる作品になっていると思います。
 しかし、これだけラブソングを歌い続けて、アレンジャーやミュージシャンもほとんど変わらないというのに、彼女の作品は初期からずっと高値安定が継続中というのには改めて脱帽。以前のアルバムレビューに「もう少し冒険すれば…」と書いたこともありましたが、良い意味で変わらない彼女の曲の魅力に触れさせてもらいました。

 特典CD「ぬるコム」のほうは、aikoのハイテンションなトークが炸裂(笑)。彼女のラジオ番組を聴いたことはありませんが、テレビでのトークを見る感じでは予想通りというか、かなり面白い内容でした。新曲「ラジオ」も収録されて通常盤と同じ値段、というのが大サービスで、すぐに店頭から姿を消してしまったのも納得という気もしますが^^;。「Vol.2」収録のみの曲では「kisshug」のピアノ弾き語りバージョンが良かったですね。

 「花火」「カブトムシ」「桜の時」という、aikoの代名詞的なシングルを収録した「I」も含めて、あらゆる世代の音楽ファンに聴いていただきたいベストアルバムです。

2011年05月21日 21:44

goinginagawa 2011年4月27日発売、GOING UNDER GROUND通算8作目となるオリジナルアルバム。シングル「LISTEN TO THE STEREO!!」「LONG WAY TO GO」を含む全10曲収録。

 前作「LUCKY STAR」から実に2年ぶりとなる本作。キーボードの伊藤洋一の脱退、松本素生、河野丈洋のソロ活動、そしてポニーキャニオンへのレコード会社移籍など、この2年の間に色々な出来事があった彼らですが、だからなのか、今作は従来の「ゴーイングらしさ」から大きく変化した内容となっています。
 去年リリースされたシングル2枚でも既にその兆候は表れていたと思うのですが、まず耳を引くのはサウンド。「h.o.p.s.」あたりからバンド+プログラミングを重視した音楽性を志向していた路線から一転、今作はインディーズ時代やメジャーデビュー直後辺りの、ドラムや粗削りなギターを中心に据えた作品が揃っています。
 また、歌詞の面では今までのどこか映画的なセンチメンタルかつ絵空事的な作品世界から抜け出し、割と現実世界で生きる主人公達を描いた作品が多いような。「所帯持ちのロードムービー」なんてタイトルからまさにそんな感じですし(笑)。個人的にはゴーイングは永遠の青春センチメンタルバンド(何だそりゃ)という認識を持って聴いていたので、この変わりようには正直驚きました。少し大人になった歌詞世界と、青臭さが抜けない粗削りなバンドサウンド、という、相反する要素が混在する今作は、ある意味再出発という意味での彼らのデビューアルバムと呼んでもいいのかもしれません。

 ちなみに筆者のハイライトは8曲目から10曲目まで。代表曲「トワイライト」の展開を意識して作られたと思われる、脱退した伊藤洋一への思いを込めた「さよなら僕のハックルベリー」、続いて(ミュージシャンとしての?)栄枯盛衰を描いた「詩人にラブソングを」、最後に原点回帰的に音楽への初期衝動を熱く描いた「LONG WAY TO GO」。この3曲の流れは胸が熱くなりましたね。
 シングル2作のようなシンガロングソングばかりだったらどうしようかと内心思っていたのですが(苦笑)、全体を聴いてみるとそんなことはなく、新しい彼らの音楽の世界がそこにありました。従来のリスナーには賛否両論あるアルバムとは思いますが、むしろ今作は今まで全くゴーイングを聴いていなかったリスナーに試しに聴いてみてもらいたい作品ですね。

2011年05月15日 20:01

zardbm2009 2011年4月13日発売。2009年5月27日に日本武道館にて開催された、ZARD・坂井泉水の三回忌追悼ライブの模様を収録したライブDVD。2007年の追悼ライブ、2008年の全国追悼ライブツアーをそれぞれ収録したライブDVDと三枚同時にリリースされた作品の1本。この日のゲストミュージシャンとしてDEENの池森秀一、倉木麻衣、羽田裕美が数曲参加しています。

 2007年の日本武道館での追悼ライブには足を運んだ筆者ですが、その時のセットリストと本作のセットリストはかなりの入れ替えがありました。本作は(カットされた曲もありますが)ヒット曲連発するというより、2008年リリースからのリクエストベストにも収録されたような「アルバムの中の名曲」の披露が比較的多く、コアなZARDファンほど喜びそうな選曲になっていると思います。ベスト未収録の「好きなように踊りたいの」「Top Secret」も演奏されていて、かなり久々に聴きましたが懐かしいですね。
 また、ヒット曲でも2007年に演奏されなかった「君に逢いたくなったら…」は、明らかにPV製作目的で撮影されたと思われる未公開映像が多く見られたのには感動しました。ZARDはPVをほとんど作らないイメージだったのですが、作れる素材があったのにそのままにしておいたのは、何というか勿体なさすぎです(笑)。

 また、三枚同時リリースの中で本作を選んだ要素の一つでもある(笑)DEENの池森氏をゲストで迎えての「瞳そらさないで」。ZARDのスローで穏やかなアコースティックアレンジを基調に、池森さんと坂井さんのハモリ有りのツインヴォーカルで披露されたのには感動しました。他のゲスト陣にもそれぞれ少しですが見せ場があり、彼らゲスト(+司会のアナのMC)が登場することでライブの流れにメリハリが付いて、進行としても効果的だったと思います。

 さて、肝心のライブ部分。スクリーンでの坂井さんの映像、そして歌声にバンドの生演奏がシンクロする、というのは追悼ライブ共通だと思いますが、2009年はバンドメンバーが2007年の時よりも減っていました。それでも10人以上の大所帯ではあるのですが。そしてライブDVDとしては、スクリーンの映像:バンド演奏の映像=8:2ぐらいの割合ということで、演奏を楽しむという点では一概にライブDVDとは言い難い映像作品ではあると思いますが、まあそこは特殊のライブ形態ということで。「ライブ演奏を使用したZARDの映像集」という捉え方で見れば、なかなかに有意義なDVD作品だと思います。

 ちなみに本作は「What a beautiful moment」の時と違い、歌詞の字幕が消せないようなのでご注意。

2011年05月08日 15:54

 昨日5月7日、今年で4回目となるDEENの武道館公演に行ってきました。
 ということで、記憶が曖昧にならないうちに(苦笑)、今年の武道館ライブをレポートさせていただきます。続きを読む

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