2010年12月

2010年12月31日 17:04

 さて、2010年も残りわずかとなってまいりました。
 皆様、どのような年末をお過ごしでしょうか。

 今年も当ブログ「一進一退days〜J-POP Archives〜」に沢山のご来訪をいただき、ありがとうございます。
 年明けからサブタイトルを変更しましたが、今年は週一ペースでの更新をほぼ(苦笑)守ることができまして、内容的にもようやくアーカイブを名乗れるようにはなってきたかな、と思います。

 個人的なトピックとしては、初めての試みとして「CD Review Extra」という、ベストアルバム全曲紹介をKANとDEENで行いましたが、これはなかなか自分でもやり甲斐のあるレビューになりました。
 来年も違う形でこのエクストラは続けていけたら面白いかな、と思っています。

 「今週の1枚」は、3年かけてようやく1年分を達成しました(苦笑)。
 さすがに一週間に一度は厳しいので、来年も今年ぐらいのペースで更新していければな、と思います。

 さて、2010年の音楽シーン。
 正直このブログで語れることはないかな、というぐらい、自分が個人的趣向に走った一年だったので、特にコメントというものは差し控えさせていただきます。
 まあ、リスナーの方がそれぞれに好きな音楽を見つけて楽しむことが一番大事なことなんじゃないでしょうか。

 そんなこんなで、今年もあと数時間。
 今年の音楽ファンとしての締めくくりは、お台場のZEPP TOKYOにて参戦するDEENのカウントダウンライブ。
 楽しんで新年を迎えたいと思います。

 それでは、皆様も良いお年を。
 来年も「一進一退days」ならびに管理人SASAをどうぞよろしくお願いいたします。

2010年12月29日 23:53

 さて、年の瀬恒例企画の時期がやってまいりました。
 当ブログで紹介してきましたアルバム作品の中から、2010年に出会ったアルバムの私的10傑をご紹介いたします。
 去年と同様、「2009年末〜2010年に聴いたアルバム」が対象。今年は以下のような顔ぶれとなりました。
 
 1位:Documentary/秦基博
 2位:SENSE/Mr.Children
 3位:オールタイム・ベスト/辛島美登里
 4位:花鳥風月/レミオロメン
 5位:東京ブルー/渡 watary
 6位:クロール(+ナツベスト)/DEEN
 7位:CRAZY KEN BAND BEST 鶴/クレイジーケンバンド
 8位:CRAZY KEN BAND BEST 亀/クレイジーケンバンド
 9位:カンチガイもハナハダしい私の人生/KAN
 10位:Loading myself/東野純直


 次点:BABY/aiko

 ・・・以上のような結果となりました。
 1位と2位は本当に僅差といった感じで。結果的に秦基博が去年の「ALRIGHT」(発売は一昨年)に続いて2年連続のアルバム年間トップの座に輝きました。ミスチルはレビューにも書きましたが、ここ数作の中では最もお気に入りのアルバムとなっています。

 4位のレミオロメンは「ether」以来、久々に会心の作品が出たな、という感想です。5位の渡和久のソロアルバムも今後の風味堂に期待を持たせる内容でした。

 3位、7&8位とベストアルバムがランクインしていますが、辛島美登里もCKBもベテラン同志のベストということで、内容も非常に濃く、キャリアを積んださすがの貫禄を十分に見せつけてくれました。6位のDEENも企画アルバムとサマーベストを併せた2枚組の「初回限定盤」の順位としてランキングしました。
 9位のKAN、10位の東野純直はそれぞれ4年、5年ぶりのオリジナルアルバムのリリースとなりましたが、どちらも「らしさ」を感じさせてくれる好内容。東野純直のほうは年明けにでもレビューする予定です。

 ・・・2010年は個人的には大傑作!というタイトルのアルバムには残念ながら当たりがありませんでしたが、その分、今回の10傑も含めて一定以上の水準のアルバム作品に出会えた、平均レベルの高い一年でした。そういった意味では豊作の年と呼んでいいでしょう。
 来年もCD不況に負けず、各アーティストの方々には素晴らしい作品を世に送り出してほしいものです。

2010年12月26日 17:04

FUKUYAMA3 2010年11月17日発売。今年でデビュー20周年を迎えた福山雅治のオールタイム・ベストアルバム。CD4枚組+DVD付属の初回限定盤、CD4枚組+タオル付属の限定盤、CD4枚組の通常盤の3仕様での発売。初回限定盤のDisc3には追加でインスト曲が収録されているそうです。ちなみに筆者は通常盤をレンタル。

 福山雅治のミュージシャンとしての20年の活動を一気に振り返れるベストアルバムということで、初期をはじめとして抜け落ちているシングル曲も何曲かあるものの、本作を聴けばだいたいの活動を俯瞰できるという、ライトリスナーの入門編にもバッチリな内容。さらにコアなファンにとっても、曲によってはリミックスや彼自身の手によるギターのオーバーダビングなどが施された過去の楽曲を、オリジナル音源と比べて違いを楽しむ、という聴き方もできるという、全方位的な集大成ベスト。ニューシングル扱いのDisc4の「心color〜a song for the wonderful year〜」は、リードシングルで切るには若干インパクト弱めの曲かな?とは思いますが、アルバムの新曲としては上々の楽曲だと思いました。SIONが作詞を手掛けた「石塊のプライド」も思っていた曲調とは違った印象の曲で不意を突かれましたが、こちらもなかなか良い曲。

 さて、これだけの大ボリュームで、各年代ごとにヒット曲の絶えない福山雅治。ほぼ年代順に並べられた今回のベストを聴くと、Disc1での初期の乾いたロック路線〜ブレイク期の親しみやすいポップロック路線、Disc2でのバリエーションを増やしつつ垢抜けていく1999年末以降、そしてDisc3でより深みを増し、アレンジも洗練されて現在に至る2010年までの路線の変遷が分かるわけですが、個人的にはやはりDisc1の時期、90年代中盤〜後半あたりの彼の曲をリアルタイムで良く聴いていた身なので、思い入れのある曲がこのディスクには集中して収められていました。「約束の丘」「MELODY」「All My Loving」「遠くへ」「Good Luck」「IT'S ONLY LOVE」「HELLO」…等々、今聴いても色褪せない名曲達が居並ぶのは圧巻。これらの曲も前述のリミックスがされていて、オリジナルとは音の印象が違うので新鮮な感覚で楽しむことができました。懐かしくも新しい、といった感じでしたね。

 多分、このベストアルバム、どのディスクをヘビーローテーションするのかはリスナーの世代によって分かれるのではないかと思いますが、私はもうすでにDisc1の虜になっております(笑)。少々値段は張るようですが、新旧の福山ファンにお薦めの内容の作品です。

2010年12月19日 14:12

sense 2010年12月1日発売。通算14作目となるMr.Childrenのオリジナルアルバム。全12曲収録。

 前作より約2年ぶりのリリース作品。その間、配信限定シングルはあったものの、CDという媒体では一切リリースがなかった彼らですが、さらにアルバム発売直前までタイトルはおろか曲目まで発表せずという、徹底した情報統制をして発売されるという異例の経緯を経てリスナーの耳に届けられた本作。収録曲すべてが初CD化の楽曲で、配信DLもしなかった筆者にとってはすべてが新曲ということで、聴く前の先入観もなくまっさらな状態でアルバムを聴くこととなりました。

 すでにCMソングとしてテレビで流れている王道バラード「365日」、そしてロックバンドとしてのミスチルの美味しいところを詰め込んだかのような「fanfare」。この2曲を核に、収録された各曲は、今までミスチルが辿ってきた音楽性を2010年という現代にもう一度再現したかのようなバラエティ豊かな曲が並んでいます。
 初期の匂いの漂う「I'm talking about Lovin'」、ブレイク期を彷彿とさせる「擬態」、サウンドが90年代末っぽい雰囲気の「ロックンロールは生きている」、そして音楽的にも精神的にも(?)安定してきたここ数年の彼らならではのポップで前向きなアプローチを見せる「Prelude」などなど。どこからどこを切ってもミスチル節と言いますか、今作はメロディーラインの面も含めて、今までのキャリアを総括したようなナンバーが勢揃い。
 歌詞のほうも最近の彼らの定番であるやや観念的なメッセージ性のある曲が多いものの、大上段なテーマを掲げているわけでもなく、あくまで日常をテーマにした曲がほとんどで、生活に密着した感のある内容で大歓迎でした。

 そして今作も小林武史プロデュースとしてキーボード、ストリングスが導入された曲が多数。これは賛否両論あるとは思いますが、個人的には前作のレビューの時も同じようなことを書きましたが、Mr.Children=メンバー+小林武史の音という感覚をブレイク以前から持っていたので、その点では違和感は感じません(むしろ「DISCOVERY」の頃にこのサウンドってミスチル?と思ったぐらいなので)。

 そんなわけで、2年ぶりの新作ということもあり待たされた感が強かったものの、「IT'S A WONDERFUL WORLD」以降のオリジナルでは一番好きなアルバムかも。もう既にベテランの領域に達したと思われる彼ら、アルバムのリリースも今後どれぐらい時間がかかるか分からないですが、これだけ力の入ったアルバムを作ってくれるなら、次作は2年以上待ってもいいです(笑)。

2010年12月12日 16:09

tokyoblue 2010年6月23日発売。風味堂のヴォーカル・渡和久のソロデビューアルバム。全9曲収録。初回限定盤には本作収録曲+αのライブ音源を収めたCDとの2枚組。

 風味堂のリリース活動、ライブ活動を一時休止してのソロアルバムでまず目を引いたのがその歌詞。このアルバム、特に前半に並んだ楽曲では、反骨精神を感じさせる「戦い続けるのさ」や、自分を奮い立たせるかのような「Hurry up!」、自嘲気味の心情吐露を見せる「絶望の彼方へ」など、風味堂とはまひと味違った内容が綴られています。後半になると王道のラブソングも聴けるのですが、全体的に自己内省的な歌詞が多い印象。ですが聴いているこちらが憂鬱にならない、というか、肩の力を抜いて聴けるようなあたりはポップス作品としての配慮、という感じでしょうか。

 一方、メロディーやアレンジに関しては、曲によってBlack Bottom Brass BandやBuffalo Daughterがプロデュースや演奏に参加してそれぞれのカラーが出てはいますが、基本的には風味堂の延長かな、といったところ。若干ピアノがライトタッチな曲が多いかな?とも思いますが、もともと風味堂はピアノ+ベース+ドラムスのスリーピースが絶対的な核という演奏形態というより、その上で味付けされる楽器で個性を表現していた気がするので、そういう意味では、ソロ活動でギターが入っても、派手なブラスセクションがあってもあまり変わらないような…。風味堂の作詞作曲はすべて渡氏自身が手掛けていることもあり、今回のアルバムでは歌詞と違ってメロディーはそれほど作り方に違いはないように感じました。

 今作、渡和久のソロワークとしても良盤だと思いますが、今後はソロと本体はまったく別の線を引いて活動する、ということではなく、今回のソロアルバムの要素を風味堂に持ち込んで、もともとの持ち味とうまく融合させれば、新しい風味堂の可能性が見えてくるかな、と思います。現在三者それぞれ武者修行中(?)だそうですが、いずれ活動再開した後の風味堂の動向にも注目していきたいですね。

2010年12月05日 21:33

alltimelivebest2 2010年11月24日発売。DEENのライブベストアルバム。初回限定盤は2CD+2DVDの4枚組。通常盤は2CDのみの2枚組。

 DISC1と2はライブCD。現存する彼らのライブ音源(1999年〜2010年)から収録してほしい曲をネット投票にて選出した全28トラックを、ライブ公演の時系列順(曲順は一部変更あり)に収録。
 このCDでの音源はライブDVDとして既に世に出回っているものが大半。横浜アリーナのDVDに未収録の音源が数曲あるぐらいで、内容的にはあまり期待していなかったのですが(おい)、通して聴いてみると、映像付きの時とはまた違った発見があったりして、意外と新鮮な気分で聴くことができました。一応、曲と曲の間はうまく編集してシームレスで繋いであるものがほとんど。まあこのCDを聴くだけではDEENのライブの流れを把握する、ということはできないとは思いますが、彼らのここ10年間のライブパフォーマンスの歩みを辿れる作品だと思います。
 個人的には「Acoustic Medley」が良かったです。昔はアコースティックコーナーではショートバージョンの曲を数多く披露するものだったようで、今回収められたこの音源はその集大成的なものだったのかも。

 DISC3はライブDVD。去年12月のLIVE JOY-Break14、通算300回公演となったZEPP FUKUOKAでのライブの模様を収録。
 記念公演といっても、ライブツアーの中の1本ということもあり、冒頭とMCで300公演を祝うプチイベントがあるぐらいで、ライブとしては筆者も足を運んだ東京厚生年金会館のセットリストとほぼ同じで、流れもパフォーマンスも池森氏の喉の調子も同じぐらい。なぜかアンコールでの「ロンリーウルフ」と「Dance with my Music」がカットされてはいるものの、ほぼ完全収録ということで、今のDEENのライブを体感できる内容でした。

 そしてDISC4。「ALL TIME LIVE HISTORY 1994〜2009」と銘打たれたヒストリー映像は…既発売のライブDVDからのダイジェスト映像を1時間半にわたって収録。発売告知当時に宣伝されていた「秘蔵映像」の類がこのヒストリー映像で初公開されるのかと思いきや、上記のような編集だったのには正直ガッカリ。ライトリスナーがDEENのライブヒストリーを一気に知るには良い内容だとは思いますが、12,600円もする高額商品を購入するのは筆者のようなコアなファンでしょうから、もっとコアファン向けの映像を収録してほしかったです。
 また、追加収録で今年の夏のリゾートライブの模様も30分収められていますが、こちらも1コーラスで新曲を切ったりして中途半端な感が否めませんでした。どうせなら、ライブヒストリーの代わりにリゾートライブの完全版を収録してもらったほうが、値段に合った価値があったかな、と思います。

 そんなわけで、DISC1、2は期待以上、DISC3は期待通り、DISC4は期待外れという内容の本作品。DEENのライブの歴史が知りたい、というライトなファンの方はとりあえずDISC1、2のみの通常盤をレンタルしてみるのがいいかも。高額の初回限定盤のほうは…過去のライブDVDを持っているかいないかでこの金額に見合った価値があるかないかの判断の分かれどころかと思われます…。

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