2010年03月

2010年03月27日 14:22

ckbbesttsuru 2010年2月24日発売。横山剣の生誕50年を記念した(?)クレイジーケンバンドベストアルバム。同日に「CRAZY KEN BAND BEST 亀」も発売。初回盤はライブDVDが付属。

 彼らの楽曲に関しては以前リリースされたベスト「OLDIES BUT GOODIES」ぐらいしか聴いておらず、今回もレンタルで…と思っていたら、自宅近くの中古屋に初回盤が激安で売っていたので「亀」と共に電撃購入しました(笑)。
 前作ベストとはなるべく被りを少なくして、「鶴」「亀」にそれぞれ楽曲を割り振っている印象なのですが、私のようなライトなCKBリスナーにとっては今作「鶴」のほうが聴きやすい曲が多いかな?という印象です。代表曲「タイガー&ドラゴン」や、某CMで流れていた「昼顔」などが収録されているのがこっちなので、という理由もありますが、「亀」のほうはもう少し選曲がマニアックになっているというか。どっちもエロい曲は沢山入っておりますが(苦笑)、初心者の入門編としてのおススメ度が高いのはこちらのアルバムかな、と思います。
 個人的には「タオル→音楽力」、「混沌料理」あたりがヒット。「生きる。」にはちょっと目頭が熱くなりました。

 DVDは2009年の葉山マリーナでのライブを収録。持ち時間が短かったのか、各曲がショートバージョンで演奏されているのが残念(でも「肉体関係 Part 3」の小野瀬さんはカッコ良すぎる)ですが、彼らのライブの楽しさが伝わってくる内容だと思いました。そして最後の最後、おまけのシークレットトラックは某神奈川球団ファンの私にとっては嬉しいサービスで大満足でした(笑)。

2010年03月21日 20:57

hirosed 今回で50回目のエントリーを迎えました「今週の1枚」。
 50回目は区切りの節目ではありますが、考えてみれば1年は52週あるわけで、ちょうど1年分の回数に達するにはあと2回必要、ということで、まだまだ頑張っていきたいと思います(何それ)。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

 さて、そんな前置きとは関係なく通常仕様でお送りする(笑)今週の1枚は、1999年12月16日に発売された、広瀬香美の通算8枚目のオリジナルアルバム「Music D.」をご紹介。

 広瀬香美といえばスキーシーズンの年末年始にかけて「ロマンスの神様」や「ゲレンデがとけるほど恋したい」など、アルペンCMとのタイアップソングをリリースし、多数のヒット曲を持ち、「冬の女王」という二つ名も持っている女性シンガーなのは皆様もご存知の通り。決して冬限定で活動しているというわけでないのですが、やはり世の中のイメージとしては「冬といえば広瀬香美」という印象が当時も今でも濃いわけで。
 その最たるものが本作品の約一年前にリリースされたベストアルバム「THE BEST-Love Winters-」。前述のアルペンCMソングを多数収録した、非常にポップで聴きやすい、広瀬香美入門編として相応しい内容となったベストだったわけですが、本作「Music D.」ではそんな従来の広瀬香美像から180度…とは言わないものの、90度ほど角度を変えた、いつもと違う彼女の作品が楽しめる内容になっていました。

 このアルバム、まずサウンド面を見ていくと、前作オリジナルアルバム「rhapsody」まで数作続いた本間昭光氏の手による王道ポップ路線を離れ、新たなサウンドを築き上げているのが特徴。例えば、シングル「ストロボ」はシングルバージョンをベースとしながらも、やたら低音を強調したクラブ風のミックス(「ストロボ(remixture)」)になっていたり、本作の先行シングル「恋のベスト10」の後、オリジナルアルバムの核になる曲が収められるべき3曲目(私はそう考えています)という重要なポイントに、「恋のベスト10」の逆回しで1曲作ってしまったその名も「リバース」を配置したり、ブラステクノポップとでも呼びたいハイテンポナンバー「Love Communication」、アッパーなデジタルサウンドでグイグイ引っ張る「ムーンロケット」をはじめとして、全編に渡って電子音やスクラッチ系のノイズを所々に挿入していたりと、ベスト盤で今までの王道路線の総括をしたからなのか、大変マニアックな方向にシフトチェンジした楽曲が多数。
 彼女のハイトーンヴォーカルのおかげでかろうじて「広瀬香美の作品」だとは思えるのですが、多分彼女のヴォーカルを抜いたら誰の作品かちょっと分からなくなりそうなぐらい音楽性を変更しています(笑)。人によっては「マニアックだなぁ…」と思われても仕方がないくらい舵を振り切っているわけですが、もともと「promise」みたいな若干王道を外した路線の彼女の作品が好きだった筆者としましては、テクノを下敷きにしながら、フラメンコ調あり、フュージョン風あり、アカペラまでありという様々なジャンルを緻密に計算して爽快なサウンドとして聴かせる本作、大変気に入っております。

 また、歌詞の面でも以前とはちょっと違った一面を見せる今作。代表曲「ロマンスの神様」に代表されるような、明るくイケイケで能天気な(苦笑)歌詞は今回は控えめで、むしろ1999年当時の世の中が纏っていた閉塞感を表現してみたかのような、「I.C.E.」「Rest of Your Heart」、そして「NIGHTMARE」のように、ベクトルが心の内面に向かっている曲が結構多いです。彼女の心境に何か変化があった時期だったのかも。それとは真逆に「パリパラ」という曲では故意犯的に従来のアホっぽい(誉めてます・笑)作風が見られるわけですが、この曲はアコーディオン奏者のcoba(小林靖宏)をゲストに招いて単なる小品に終わらせない秀作。青春懐古系の「School Days」は新機軸満載の本作の楽曲の中では比較的前作寄りですが、アルバムの中でいいアクセントになっていると思います。そして、原曲よりも優しさが滲み出ているような気がする「I Wish(a cappella)」、ラストのまったりとした幸せ気分に浸れるミディアム「dance with me」の歌詞では、この年に結婚したという(まあその後離婚してしまいましたが)彼女のパーソナルな面が押し出されているかな、といった印象。一曲自体のストーリーを追うよりも、日常の一部を切り取って抽象的なメッセージを込めた歌詞が多く占められていて、行間を読みたくなるような作品が多いですかね。

 彼女のオリジナルアルバム、その全てを聴いたわけではありませんので断言はできませんが、おそらく広瀬香美のキャリアの中でこれほど「自分のブランド」とは異なる作風を貫いた作品はないのではないでしょうか。残念ながら売上げという面においてはそこそこで、その後の作品がセールス的に失速してしまったのは、世の中がこの作風に戸惑った結果だったのかもしれませんが、個人的には今作における彼女の野心的な挑戦に関して、大いに賛同したいと思っています。確かに聴き手を選ぶアルバムではあると思いますが、お勧めの1枚です。

2010年03月14日 21:02

yorokobinouta 2010年2月17日発売。樋口了一の通算5枚目となるオリジナルアルバム。「手紙〜親愛なる子供たちへ〜」を含む全10曲収録。

 樋口了一といえば人気バラエティ「水曜どうでしょう」のテーマソング「1/6の夢旅人2002」を歌っていた…ということで既に一部では知名度があり、私も彼の作品を聴くようになったのはその番組がきっかけだったわけですが、「1/6〜」の別バージョンを収録した前作「lives」から約6年、アッパーな曲とスローな曲のバランスが良かった前作と比較して、今作はミディアム〜バラードのゆったりとしたナンバーが多くを占めていて、聴き心地はかなりまったり。
 サウンド面では、アコースティックギターの音を軸に置いた構成、という点では従来の作品とはそれほど変化はないように思えます。「ここ数年の樋口了一ってこういう曲多いよね」というイメージそのもので、特に楽曲面で目を引くアピールは特に感じられませんでした。

 むしろ変わったのは歌詞の面でしょうか。二児の父親になったという本人の環境の変化もあって、「手紙」をはじめとして、「How?」「みみらく霊歌」「朝花」「ふたば」など、人と人、命と命の繋がりのようなものを綴った歌詞が多くを占めているような気が。やや抽象的であったり、具体的な日常の事を描いていたりと、同じテーマでも角度を変えた歌詞が、シンプルなサウンドとマッチしていました。

 全10曲中、既発シングルは4曲、再録が1曲、カヴァーが1曲で、実質の新曲は4曲、というのはちょっと物足りない気もしますが、この音楽不況の最中、メジャーレーベルでオリジナルアルバムを出せた、ということだけでも喜ばしいことでしょう。内容も期待通りでしたし。余談ですが、個人的に名曲だと思っている「windy train」がアルバムに入ったのは嬉しかった〜(笑)。
 次回作では、ライブ披露のみの楽曲も是非音源化してもらいたいものです。

2010年03月07日 17:06

deenbudoukan2009 2009年11月4日発売。同年5月9日に行われた、DEENの二度目となる武道館ライブを完全収録したDVD2枚組+写真集付きの「完全初回生産限定愛蔵版」仕様。

 私も参加した当日のライブのレポートはこちら。演奏楽曲は文字通り完全収録ですが、MCはシーンによってはカットされているので、去年の武道館DVDよりは転換や全体の流れがスムーズに進んでいきます。
 その去年の15周年記念の全シングル曲披露のライブとはまた違い、シングル・アルバム曲問わず、15年間の全作品の中からセレクトされたベスト選曲で構成された今回。更にラッパー、ダンサー、ストリングス隊、ホーン隊と、多数のパフォーマーが参加していて、「DEENのライブじゃないみたいな賑やかさ」(笑)がそのまま映像として収録。

 個人的には代表的なシングル曲が連発される前半も良いのですが、やはり「ノスタル〜遠い約束〜」から始まる、後半の流れがここ数年のDEENのライブの中では最高でした。かつての定番曲、現在の盛り上がり曲、そして当時の最新アルバム「DEEN NEXT STAGE」からの新曲を次から次へと繰り出すメドレー、そして最後は新たな代表曲「永遠の明日」で本編締め、と、この辺りはいつ観てもテンションが上がってしまいます。池森氏の喉も絶好調ですし。
 前半はライトなファン向け、後半はコアなファン向け、アンコールは上海ロックスター登場ををはじめ、笑わせてハッピーな気分で終わらせる、といったところでしょうか。

 そんなこんなで長年のファンから「永遠の明日」でDEENに興味を持ったファンまで楽しめるライブDVDではあると思うのですが、これも去年の武道館DVD同様、お値段が少々高め(8,400円)で気軽に手を出せないのはやや難点ですかね。いや、私のようなコアなファンは出してくれれば必ず買うのですが(苦笑)、特典なしのDVDのみ通常盤仕様があっても良いんじゃないかな、という気もしました。

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