2008年02月

2008年02月29日 23:06

lovers 今週の1枚は、解散からもう12年!あっという間に干支が一周していたことに驚かされる(笑)、プリプリことPRINCESS PRINCESSの4thアルバム「LOVERS」をピックアップ。

 このアルバムが発売された1989年は、シングル「DIAMONDS」、続くリカットシングル「世界でいちばん熱い夏」が立て続けに大ヒットを飛ばして、プリプリがブレイクを果たした年でもありました。そんな上昇気流の中、同年11月17日にリリースされたこのアルバムは、なんと前述のシングル曲を一切収録しない(まあ「世界でいちばん〜」は1stアルバムからのリカットでしたが)、全10曲完全新曲という驚きのラインナップ。この後の活動でもアルバムリリースの際は基本的にシングル曲は先行シングルとして切ったものしか収録しない姿勢を解散まで貫いていたプリプリではありましたが、シングル曲ゼロというオリジナルアルバムはこのアルバムのみ。求心力のあるヒットシングルを入れないでどういったアルバム構成になるのか?とファンも関係者(?)も発売前は結構不安だったんじゃないかと思うんですが、フタを開けてみれば、「友達のまま」「DING DONG」「恋に落ちたら」といった、アルバムの核になる名曲が数多く収録されて、逆に、これらの曲をシングルで切れば良かったんじゃないの?!と思わせてしまうほど、ドラマチックかつ親しみやすいメロディーのナンバーが楽しめる一枚になっています。

 今回のアルバムのテーマはズバリ「恋愛」ということらしく、色々な形のラブソングが散りばめられているのも特徴。名曲「パパ」もある意味ラブソングだと思いますよ>全国のお父さん方(笑)。それに合わせてか、奥居香のヴォーカルも気合全開という感じではなく、適度に力が抜けていたり、時に切なかったりと様々な表情を見せています。また、後にスピッツやコブクロのプロデュースを手がけることになる笹路正徳氏のサウンドプロデュースもロックサウンドをベースにしながらも、どこか耳当たり良く仕上げているという具合に、アルバム全編を通して非常に聴きやすい空気が感じられます。お気に入りの曲を挙げるとすると「GO AWAY BOY」を彷彿とさせる痛快ロックナンバー「シェイク イット オフ」あたりでしょうか。あと、シャッフル系の「パレードしようよ」も好きですね。
 彼女達の魅力のひとつに、メンバー自身がすべて手がけている作詞・作曲で見せる個性というのがあると思いますが、今作も含めて、ブレイク後も安定した良い詞曲を世の中に送り出していけたという点が、寿命が短いと言われるガールズバンドの中で、実にデビューから10年間近くも一線で活躍し続けることができた秘訣だったのではないでしょうか。

 1996年の解散後は、公式・非公式含めてベストアルバムが乱発されたおかげで、アルバム収録曲もそれなりにベストで聴けることができるようになった反面、オリジナルアルバム一枚単位で評価されにくくなっている彼女達。まあ筆者もこのアルバムのレビューを書くために「プリンセス・プリンセス大全集」からピックアップしてMDに曲順並べて聴いてたりするわけですが^^;、プリプリにヒットシングルは確かに数多くあれど、アルバムの名曲にもより多く触れてもらう機会があればいいなぁ、と思っています。まあブッ○オフとかに行けば250円ぐらいで買えるし(汗)、それぐらいの値段で購入できれば、聴いてもお釣りが来る名アルバムだと思いますよ♪


2008年02月27日 22:23

 GOING UNDER GROUNDが「白いなっちゃん」のCMソングとしてオンエア中の「初恋」(村下孝蔵のカヴァー)を3月19日にシングルリリース

 堀北真希のCMでおなじみ・・・ということですが、実はまだ一回もお目にかかっていなかったりします(汗)。
 カップリングは「イージュー★ライダー」(奥田民生)、「Y」(スピッツ)のカヴァーを収録ということで、完全カヴァーシングルになるようです。どちらもそれぞれのトリビュートアルバムに収録済みで、既存のバージョンが収録される・・・のでしょうか。新録とかだったら更に購買意欲が湧くんですが。

 ところで、村下孝蔵の「初恋」といえば、数年前にSomething ELseのヴォーカル・大久保伸隆もカヴァーしていました。シングル「想」のカップリングとしての収録でしたが、路上ライブを彷彿とさせるこちらのバージョンもおススメ。

2008年02月25日 23:19

OOHASHIHAJIMARI 2008年2月6日発売。スキマスイッチのヴォーカル・大橋卓弥のソロデビューシングル。ユーキャンのCMで年明けからガンガンオンエアされていました。

 スキマスイッチに比べて、歌詞がかなりストレート。彼らの場合は全曲の作詞・作曲が「スキマスイッチ」で、どちらがどの作品を手がけているのか(あるいは共作しているのか)が分からなかったのですが、大橋卓弥の作詞名義の今作は分かりやすく直球なメッセージソングという感じ。スキマ曲の中のピュアな歌詞の作品は彼が担っていたのか(?)と思うくらいです。ただ、曲調はあまりスキマとの決定的な違いは見られないかな、とも。
 むしろカップリングの「少年と空」のフォークっぽい曲と歌唱には驚かされました。こっちをA面にしていたらかなりのインパクトがあったような気がしますね。

2008年02月24日 20:36

YUZUSTORY 2008年2月6日発売。ゆず自身と綾瀬はるかが出演する車のCMソングとして、年始からよくテレビで見かけました。

 あくまでゆずのパブリックイメージに反しない爽やかで親しみやすいナンバー。実に北川悠仁らしい「ゆずの王道」作品に仕上がっています。ただ、コアなファンには少々物足りないかも?
 そういえば、4月にニューアルバムの発売が決定したとか。前作「リボン」から2年3ヶ月ぶりということで久々な感がありますが、こちらも楽しみです。

2008年02月23日 22:44

asagao 今週ご紹介する1枚は、レミオロメンのメジャーデビューアルバム「朝顔」。2003年11月19日発売。

 「粉雪」の大ヒットでかなりメジャーになったので、もはや説明は不要かもしれませんが、レミオロメンはエレキギター、ベース、ドラムスのいわゆるスリーピース編成。ギターヴォーカル藤巻亮太の手がける、どこか土の匂いが感じられるような、生活感に溢れる歌詞が特徴の三人組です。

 ブレイク後の彼らはキーボードやストリングスといった、いわゆる上モノ系の音を多様しているという印象がありますが、この「朝顔」では、アルバム1枚通して徹底したスリーピース編成を貫いています。プロデューサーである小林武史のキーボード参加も1曲ありますが、それはスパイス程度の味付けで、あくまで「メンバー三人の音」で世界観を構築(まあギターダビングはしてあるようですが)。そのサウンドは荒削りながらどこかストイックで、他の音の入り込む余地がないほどの隙のない仕上がり。ロックサウンドなのに湿度が高そうな感じ(笑)も魅力的というか。聴いていてこれって本当にデビューアルバム?と思えるほどの完成度ではないでしょうか。
 また、中音域の声質が特徴的な藤巻亮太のヴォーカルは朴訥で、その声で文学的に綴られた詞を歌い上げることによって、リスナーが情景を思い浮かべるのに一役買っています。物語が分かりやすい例としては「電話」「ビールとプリン」など。哲学の領域まで踏み込んでやや意味難解(?)の「まめ電球」「フェスタ」なども不思議な味わいがアリ。ちなみに管理人のベストトラックは「日めくりカレンダー」。メジャーコードなのにどこか侘び寂びを感じさせるこの曲は、その声質、バンドの演奏の力、そして歌詞が三位一体になった結晶ではないでしょうか。

 このアルバムはインディーズミニアルバム「フェスタ」に収録された曲やシングル「雨上がり」「電話」(カップリング含む)など、既発の作品を数多く含んでいて、発売当時はファンの間でも賛否両論が巻き起こったようですが、後に「それまでの自分たちをいったん精算しようとした」と公式フライヤーで書いているように、この時期のレミオロメンの活動を一気に総括したベストアルバム的な意味合いがあったようです。これ以降の彼らの音楽性はかなり自由になり、先述のキーボードやストリングス導入、時には打ち込みを使用し、よりポップな楽曲を多く世に出していくようになるわけですが、どうサウンドデザインを施しても、彼らの楽曲の根底のある部分、どこか懐かしく、そして温もりのある音楽性はこの頃から変わっていないと思うし、これからもその部分を大切にして活動していってほしいと願っております。

 あと、オマケに一つ。このアルバムはCCCD(コピーコントロールCD)で発売されましたが、2007年12月に通常のCDで再発されました。これから購入する方は再発盤のほうをぜひお買い求め下さい(笑)



2008年02月22日 22:01

 ZARDが「翼を広げて」(DEENに歌詞提供)のセルフカヴァーをニューシングルとして2008年4月9日にリリース決定。

 いや〜、驚きました。まさかこんな隠し球を使ってくるとは!
 今年の頭から「名探偵コナン」のオープニングに「愛は暗闇の中で」のリアレンジバージョンが使われているので、いずれは新作として出すんだろうなぁ・・・と予測してはいたのですが、「翼を広げて」と両A面という形でリリースとは予想外。ヴォーカルテイクあったんですね・・・。
 気になるのはアレンジ。まだ編曲者は発表されてないんですね。DEENのオリジナルバージョンは葉山たけし氏が手がけていましたが、果たして誰が、どんな風に仕上げてくるんでしょうか。

 ところで、作曲担当の織田哲郎も、提供を受けたDEENも、原曲でコーラスに参加していた大黒摩季も既にビーイングから去ってるんですよね。彼らビーイング黄金期のメンバーが今でも現役で頑張っているのは当時の勢いを知る身としては嬉しい限りですが、「愛は暗闇の中で」を作曲した栗林誠一郎の消息が依然として不明なのが気になります。本当にどこに行ってしまったのか・・・?

2008年02月20日 23:07

 デビュー10周年を記念して、aikoのオリジナルアルバム7枚タイトルの初回限定仕様盤が復刻リリースされるそうです。

 これは・・・ちょっと欲しいかも。
 aikoのアルバムはMDでしか持ってないので、買い揃えるチャンスですかね。
 でも7枚全部買うと出費が大変なことになりそうですが(汗)。
 まあ「小さな丸い好日」「桜の木の下」の初回盤はヤフオクとかでも価格高騰しているんで、今から初回盤が欲しいという人は今回は狙い目でしょうね。

 気になるのはCCCDだった「暁のラブレター」は果たしてCDDAで発売されるのか?ということでしょうか。
 ハイブリッド盤は後で発売されましたが、今回は・・・?

 それにしてもaikoもデビュー10周年ですか。
 そろそろベストが出る時期なんじゃないかと思っているんですが、果たして予想は当たるかどうか。

2008年02月18日 22:02

ZARDMEMORY 2008年1月22日発売。ZARDが遺した全楽曲を対象にファン投票によるリクエストを募り、上位30曲を収録した2枚組ベストアルバム。

 既に一昨年に15周年記念の「Golden Best」、坂井泉水の逝去後に追悼盤2枚を発売していて、有名な曲はそれらの中にほとんど収録されてしまっていたので、今回のリクエストベストでは大量に収録曲がダブるのでは・・・と思っていましたが、投票したファンもその点に気をつけたのか(?)アルバム曲やカップリング曲などが多く選ばれている結果に。「負けないで」や「揺れる想い」といったヒットシングルは去年の追悼ライブバージョンで収録と、既存のベスト購入者でも手にとってもらえるようにというスタッフの配慮がうかがえます。また、1999年〜2000年ぐらいのサウンド実験期に製作された数曲を中心にリアレンジされている曲もあり、コアなファンでも楽しめる内容になっているんじゃないんでしょうか。

 実働15年の活動の中で、ZARDのサウンド自体はそれほど変わってないかな、という気がしたのですが、坂井泉水が手がけた歌詞は、初期〜中期は「息もできない」や「あの微笑みを忘れないで」に代表される、ストレートなラブソングやメッセージソングが多く、後期になると「君とのふれあい」や「淡い雪がとけて」など、どこか憂いを帯びた深みのある作品が増えていく、というように、彼女が年齢を重ねていくにつれての作風の移り変わりをこのベストで辿っていくのもひとつの聴き方かも。
 入門的な「Golden Best」を聴いて「もっと聴いてみたい」という方に特にお勧めですね。

 最後に余談ですが、同封されているライナーノーツ。これに関しては既に議論が交わされまくった後だと思うので直接内容には触れませんが、ただ一つ言えることは、ファンのリクエストによって作られたこのアルバム用に書くようなライナーではないな、ということですね。収録曲に関しては文句はありませんが、この一点だけは本当に残念。

2008年02月16日 22:01

ichibanchikaibasyo 現在ではlittle by littleとして、また、様々なアーティストへの楽曲提供者としてその名が知られているtetsuhikoこと、鈴木哲彦。そんな彼は元々ソロシンガーとしてアーティスト活動をしていました。今週の1枚としてご紹介する「いちばん近い場所」(1994年9月7日発売)は、彼のデビューアルバムです。

 tetsuhiko名義になってからの楽曲は正直あまり知らない^^;のですが、この鈴木哲彦時代の楽曲に関して言えば、キャッチーで親しみやすいポップなメロディーラインの上に、ちょっと頼りない主人公の「僕」が、恋をして悩んだり迷ったり、失恋して落ち込んだり・・・という、まさに等身大の青年のラブソングが中心。・・・と書くと、槇原敬之が浮かぶという方も多いと思いますが、鈴木哲彦がマッキーと明らかに違うのは、「僕」がそこそこモテてる幸せな曲も多いってことでしょうか(笑・・・っていいところか?)。あと、シングルにもなった「抱きしめて離さない」とか、「逢いに行け」といった能動的なラブソングもあるのも特徴かな。「(辛いことも色々あるけど)恋も生活も、真っ直ぐに頑張る」というメッセージがこのアルバムでは顕著に表れていて、このレビューを書くためにCDラックから引っ張り出して久々にこのアルバムを一通り聴いてみましたが、このピュアな作風に、近年すっかりやさぐれてしまった管理人の心も浄化されていくかのようでした(苦笑)。

 サウンドプロデュースは十川知司氏。このアルバム製作当時で既にかなりのキャリアを築いていたと思われる十川氏が、新人・鈴木哲彦の良い意味で青臭い詞曲をどう料理(アレンジ)したのかというと、バンドサウンドを軸にして、ベテランプレイヤー達の演奏で上手く味付け。引くところはきちんと引いて、押すところはしっかり押す、という安定感のあるオケに、初々しいヴォーカルが乗っているというミスマッチさ。これがまた良い味を出していて、名プロデュースだなぁ〜と思います。
 個人的なイチオシ曲は、遠距離恋愛ソング「風に乗り」と、失恋から立ち直ろうとする主人公を描く「PAIN」。どちらも四分刻みのピアノが切ない感情を紡ぎ出しております。ああ青春の1994年。

 鈴木哲彦名義でのアルバムリリースはこのアルバムを入れて計3枚。1997年の「OPERA」以降リリースが無くなり、その後は前述の通り、楽曲提供やユニット活動に移行していったわけですが、ソロ活動はもうやらないんですかね。密かに期待しているんですが(笑)。まあ、デビューして2〜3年でブレイクせずに契約解消されてしまうアーティストも数々いる中で、今でも(tetsuhikoとして)名前を見かけることができるのはファンとしてはそれだけでも嬉しい事ではあるんですが・・・。できればもう一度、彼自身にスポットが当たってもらえないかなぁ・・・と思う今日この頃です。だめ?


2008年02月15日 23:39

 平井堅 ニューアルバム「FAKIN' POP」3月12日発売決定

 だそうです。
 もうそんなに経つんですねぇ・・・。とりあえず購入予定。
 ベストに収録された「POP STAR」以降のシングルは来週発売の新作を含めて5枚。全部入ると思いますが、さらにカップリングの曲も入ったりするとアルバムのオリジナル曲がかなり減りそうで心配・・・。と、曲目発表前から余計な心配をしています(笑)。でも「美しい人」は入れて欲しいかな。
 最近の平井堅は一時期のR&B路線から、王道ポップスへと音楽性が移行したというイメージがありますが、今回はどんなアルバムになるんでしょうかね。楽しみです。


★今週のオリコンチャート★
 シングルチャート、1位がKAT-TUN、2位がゆずなのは予想通りとして、驚いたのが3位にランクインした大橋卓弥(スキマスイッチのVo)のデビュー曲!
 去年のスキマスイッチのシングル「マリンスノウ」よりも初動売り上げが良かったそうで。CM効果か、ソロということでファン+αの期待票が入ったのか。今後の動向に注目したいところですね。なお、4月には早くも次のシングルが発売だそうです。

記事検索
Recent Comments
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Archives
Profile

SASA

  • ライブドアブログ