新年明けましておめでとうございます。
 2016年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

 今年最初の更新は「ライブレポート」。
 2015年大晦日〜2016年元旦にかけて行われたDEENのカウントダウンライブの模様を速報いたします。なんとか元日の夜までに間に合いました(笑)。
 「続きを読む」からご閲覧ください。
DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL〜マニアックナイト W(`0`)W Vol.2〜
2015年12月31日〜2016年1月1日 ZEPP TOKYO



 DEENにとってはZEPP TOKYOでは五年連続となるカウントダウンライブ。
 昨年に引き続き、ライブで滅多に披露されないレア曲を演奏しまくる「マニアックナイト」が二年連続で開催されることになり、となればコアファンの管理人はやはりチケットを入手して観に行くことに(笑)。
 今回もチケットは指定席即日完売、立見席もぎっしり埋まった満員御礼状態だったようです。
 なお、管理人は2階席の前方で観戦。久々の2階席は段差があるのでやはり観やすかったですね。
 ステージ前にはVTR班が待機。映像作品としてのリリースもありそうです(MCでちょっと触れてました)。

 22時半、ほぼ定刻通りにステージが暗転し、開演を告げるSEが。
 去年はここでまず引っかけがありましたが(笑)今年は特に何もなく、素直に(?)ライブスタート。

1.晴れた空の下、きみつれて(「遠い遠い未来へ」c/w)
2.僕の未来(「夢の蕾」c/w)
3.逢いにゆくよ(『The DAY』収録曲)
4.もう一度…(「未来のために」c/w)

 まさかの「晴れた空〜」という意表を突いたスタートで、観客席も立っていいのかどうか戸惑い気味だった気が(笑)。
 この曲と「もう一度…」は初披露のようです。
 「逢いにゆくよ」は久々に聴いたので一瞬「I say to my love」かと勘違いしました(汗)。

 4曲終了後、メンバー+サポートメンバー紹介などを含め、軽いご挨拶。

5.愛しい人(「手ごたえのない愛」c/w)
6.神の雫(『マリアージュ』収録曲)

 「神の雫」はバンドバージョン。原曲がTriangleスタイルだったので新鮮でした。
 ここで暗転。着座するアコースティックコーナーへ。

7.ノスタル〜遠い約束〜 -Acoustic Version-(「Celebrate」c/w)
 オリジナルは『DEEN NEXT STAGE』収録。直後のシングルにアコースティック編成のバージョンが収録されたものの、ライブでは武道館で二回バンドバージョンで演奏されたっきり。今回ようやくこの形態で聴けました。

 続いて恒例のMCコーナー…ですが、今回はカウントダウンライブなので時間制限があるということで、先に写真撮影タイムが設けられました。

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 二階左側より。武道館の時よりもライトが撮影に適した照らし加減でした。

MC
 2015年の漢字一文字は「安」、そして流行語大賞のひとつになった「トリプルスリー」になぞらえて、DEENも某牛丼チェーンに倣い(?)「うまい」(演奏が)「早い」(作品制作が?…うろ覚え)「安らげる」(ライブで)の三拍子で頑張りたいです…みたいなことをギターの田川巨匠が言っておりました。
 カウントダウンが迫っているのでメンバーがかなり時間を気にしており(笑)案外スムーズに進行したブロックでした。

8.いつかきっと…(『DEEN』収録曲)
 懐かしのデビューアルバムから。「ノスタル」同様三人でのアコ編成ですが、両曲ともリズムボックスやオケ、コーラスなども同期させたTriangle Cover Version的な演奏でした。

 以上でアコースティックコーナー終了。この時点で23時30分ぐらい。

9.白い記憶(『DEEN The Best クラシックス』収録曲)
 オリジナルは矢野沙織のサックスでのイントロをフィーチャーしていましたが、今回はその部分をカットして演奏開始。この曲が今回のライブでの個人的ベストアクト。最後のサビで回ったミラーボールも綺麗でした。

10.VIOLENT SHAKING(THE SONIC TRICK『SPARK』収録曲)
 田川ソロコーナー。THE SONIC TRICK名義の楽曲で、DEENのライブではBreak16の初日以来、二度目の披露。ソニトリ自体がご無沙汰ですねぇ…。

11.月に照らされて(「SUNSHINE ON SUMMER TIME」c/w)
 Break15で「DREAMIN'」と日替わりでオープニングを飾っていた曲が久々に登場。
 しかしボーカル池森氏は1番のサビを2番と混同するという珍しいミスが。すぐに持ち直したのはさすが。

12.さよならも言わないで〜Rain〜(「永遠をあずけてくれ」c/w)
13.I Break My Heart(『DEEN NEXT STAGE』収録曲)
14.東京(『Diamonds』収録曲)

 1コーラス+間奏+ラストサビのショートバージョンで3曲続けてのメドレー。
 「I Break〜」は確か、武道館ライブのメドレーでしか演奏されていないはずで、いつの日かフル演奏で聴ける日が来ることを願っています(好きな曲なのです・笑)。

カウントダウン
 「東京」終了直後で23時58分。あと2分でカウントダウンという結構ギリギリな展開に。
 例年通り、時報のアナウンスに合わせての明けましておめでとう。やはりスクリーンも特効も照明演出もなしの地味なカウントダウン。あった年もあるんですけどね…(苦笑)。

 年が明けたということで、ここで何とメンバー三人から客席へのリクエストコーナー!
 「ONE DAY」「ロッソ!!」「日曜日」…などなど、お客さんの声を拾っては「楽譜がない」「あまりマニアックじゃない」云々の理由をつけて結局却下して、次の曲へ誘導させていきました。このライブ唯一の引っかけだったようです(笑)。

15.ミラクル ボーイ!(『ROAD CRUISIN'』収録曲)
16.ハリネズミのジレンマ(『マリアージュ』収録曲)
17.YOU & I(『DEEN NEXT STAGE』収録曲)
18.NEXT STAGE(『Graduation』収録曲)

 メドレーコーナーと称していましたが、「ミラクル〜」以外はフルコーラス演奏。
 「ハリネズミのジレンマ」「NEXT STAGE」は客席から歓声が上がるほどの人気曲。特にメンバー三人がギターを抱え、それぞれボーカルを担当する「NEXT STAGE」は定番になりそうでならなかった曲なのですが、バンドやってます!という楽しげな雰囲気が良かったです。

19.TWELVE(『DEEN The Best キセキ』収録曲)
 本編ラストは実に11年ぶりとなる12周年時の新曲で締め。
 星空を模したステージは、Break10を彷彿とさせました。ちなみにDEENは今年で23周年目。干支二周まであと一年です(笑)。

アンコール
 上海ロックスター登場…と思いきや、山根リーダーがロックスターのサングラスをかけて登場する、という微妙に中途半端な展開に(笑)。
 何でもロックスターは今回は来日せず、地元で過ごすということです(笑)。
 ということでアンコールは山根ソロ。池森氏を除いたバンドメンバーでの演奏。

20.君にとってのスーパーマン(山根ソロ『COZZY』収録曲)
 「空色ソーダ」「念願のCelebration」系…とでも言いますか、山根ソロ王道の盛り上げソングといったところ。

21.ずっと伝えたかった I love you
 最新シングル。武道館と同様のミラーボール&EDM+バンドアレンジ。

22.シャララ ハッピーデイ!(「ずっと伝えたかった I love you」c/w)
 意外にもアンコールラストはこの曲。結構大団円的な雰囲気にはマッチ。
 余談ですが、この曲の前に池森氏が「2016年最後の曲です〜!」みたいなことを叫んで田川巨匠が「えっ!笑」みたいなことをマイクを通して口走ったのですが、映像作品ではどう編集されるのでしょうか(笑)。

エンディングSE:僕の未来(インスト)
 サポートメンバーの宮野氏、HIDE氏を含め、マイクを通しての挨拶。
 そしてここだったか、今年のコラボTシャツ「DEEN×セサミストリート」のTシャツを相変わらず「生地が良い」と宣伝する池森氏(笑)。
 なお、2016年のDEENはまず2月に二年ぶりのビルボードライブ「AOR NIGHT CRUISIN’」、そして年内の予定は沢山決まっているそうですが、まだ話せないので情報解禁をお待ちください、とのことでした。
 この時点で25時を10分ほど回ったぐらい。カメラマンによるステージからの出演メンバー&観客集合写真撮影が終わり、メンバーの退場と同時に客電が付き、終了アナウンスもされたので、Wアンコールはないのかな…と思っていたら、ありました。

ダブルアンコール

23.千回恋心!
 最後はひとつ前のシングルで盛り上がって終わりましょう、ということでこの曲。
 スタッフらしき男女がサビになるとステージの両端に登場して振付を踊る(そして終わると袖に引っ込んでいく)というダンサー付き。二人とも赤いTシャツを着ていたのですが、男性のほうはなぜか「Carp」のロゴが書かれたTシャツでした(笑)。

エンディングSE:ノスタル〜遠い約束〜 -Acoustic Version-(インスト)

 今年も制作やライブ活動を続け、10月にまた日本武道館ができるといいなと思っています、と最後に池森氏が挨拶。これにて日付をまたいで行われたカウントダウンライブは終幕。
 時計を見ると25時35分。ほぼ去年と同じ長さ(3時間強)のライブとなりました。
 管理人はこの後、余韻に浸る間もなく、時刻表と格闘しながら、青海駅からゆりかもめと地下鉄を乗り継ぎ、27時頃に帰宅して就寝。目が覚めた時は元日の昼間でした(笑)。

 そんなわけでマニアックナイト第2弾、今年もレア曲満載のファン垂涎な内容でした。
 前回と比較すると、まったくの初披露という曲はそれほどなく、発売当時のツアーで一回きり演奏してそのままご無沙汰、という曲が多くを占めていたような気がします。
 今回、前回でレア曲は結構出揃った感がありますが、メンバーは「あと1回ぐらいはマニアックナイトできるかな?」みたいなことを言っていました。もちろん開催されたら観に行くつもりではいますが(笑)、次回は一年後…ではなく、若干時間を空けて、マニアックな曲が貯まったら、また開催してほしいかな、とも思いました。

 新春一発目のライブレポートは以上で完了。楽しいライブでした。
 DEEN's ALL STAFFの皆様、お疲れ様でした。
 そして、今年も本ブログ「一進一退days 〜J-POP Archives〜」に宜しくお付き合いください。