deen2014two 2014年2月26日発売、昨年10月に開催された、DEENのデビュー20周年を記念した武道館公演「DEEN 20th Anniversary Live in 日本武道館〜DEENAGE MEMORY〜」の模様を収録した映像作品。DVD版を準拠に、2DAYS公演の初日「DAY ONE」をレビューしたエントリーはこちら。今回は2日目のライブが収められた「DAY TWO」をレビュー。なお、Blu-rayでは2DAYS公演をセットにした「COMPLETE」版で発売されています。

 2日目の公演は10月13日。本編を「このまま君だけを奪い去りたい」でスタートし、二つのメドレー、「テイルズ〜」とのコラボ、アコースティックコーナー、田川伸治のソロコーナー等を経て「二十歳」で締める、という流れは初日と一緒。ですが、曲目は代表曲数曲を除いてほぼ入れ替えられ、「未来のために」「夢であるように」「Memories」といった、ヒット曲にも関わらず初日に演奏されなかったナンバーもここで登場。また、結構レアだと思う「Blue eyes」が披露されたり、この時点ではまだ発売前だった最新シングル「もう泣かないで」を先駆けて演奏したりと、さすがに20年間ほぼ休むことなくリリースを続けてきたことはあるな、という楽曲の豊富さを改めて感じました。

 後半は初日が「Rock」メドレーだったのに対し、2日目は「Groovin'」メドレーと表記。まあ要はダンス系の振付楽曲を集めたブロックで、「Dance with my Music」では山根公路が面白ラップを披露する場面も。DEENが振付にこだわる(?)ようになったのは最初の武道館以降のここ数年ということで、選曲されたのは最近の楽曲が多い傾向。色々と賛否のある振付に関しては、私は見てるだけ派なのですが(笑)、「リトル・ヒーロー」も「Brand New Wing」も「coconuts」も好きな曲。それらの曲をステージ上で楽しそうに演奏するDEENの三人やサポートメンバーの姿は、この日の映像を観てこっちも楽しくなったので、今後も観客に振付を強要しない範囲で(2011年の武道館の時の光景が頭に残っているので…)やってもらえればな、と思います。
 アンコール以降は初日と曲目は同じ。お客さんも上海ロックスターや「雨の六本木」でのギャグ展開を分かってるので(笑)初日よりも歓声は控え目なのですが、最後の挨拶は2DAYSをトータルで締めるような内容ということもあり、より大団円的な印象。この日は池森秀一の歌声も前日と比べてだいぶ良くなっており、演奏的な面でも初日よりも良かったと思います。

 特典映像はビデオコメンタリー。ライブ映像を通して観ながら副音声でコメンタリーを収録する…という手法が一般的ですが、本作はさすがに武道館2DAYSは長いと判断されたのか、「メンバーが武道館公演のドキュメンタリーや本編を見ながらトークする座談会」的な映像を約30分のバラエティ番組風に編集しています。各メンバーの意気込みや裏話なども結構聞けて充実の内容。この調子で次の武道館の時は全編コメンタリーを副音声で付けてもらいたいところです。

 「DAY ONE」のレビューの際に「2日で1つのイベント」と書きましたが、二つの公演としても独立はしており、それぞれ単独でも楽しめる内容になっていると思います。とはいえDEENの20年の歴史を辿る、という意味ではできれば両日を観ていただきたいのですが、どちらかの公演がお薦めか…ということでしたら、個人的にはこの「DAY TWO」を推させていただきます。