先週末の土日に2daysで開催されました、DEENのデビュー20周年記念の武道館ライブ。筆者も土曜日の公演に参戦してきました。
その模様を記憶が薄れないうちに(笑)レポートいたします。
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DEEN 20th Anniversary Live in 日本武道館〜DEENAGE MEMORY〜
2013年10月12日 日本武道館
二年ぶり通算5度目の武道館公演は初めての秋開催。
しかしこの日の気温は10月中旬にも関わらず30度を超えるという、まさに真夏日。
とりあえずTシャツに上着を羽織って九段下まで出かけましたが、途中で結構汗をかきました(笑)。

今回の公演では横断幕が復活
武道館入口で「Beautiful Dreamer」管理人のMOMAさんと待ち合わせて、DEENトークに花を咲かせつつ、シングルとBlu-rayに付いていた引換券をプレゼントに交換してもらいに時計台の下へ。シングルのほうのプレゼントは予想通りのステッカー。Blu-rayのほうは歴代シングルのジャケットをズラリと並べたA5サイズ(珍しくないか?)のクリアファイルが貰えました。
二階席で観戦するというMOMAさんと別れて一階席に移動。入り口で貰える今回のプレゼントは「白いペンライト」。しかもサイリウムではなく電池式で何度も使えるタイプ。結構太っ腹だと思いました(笑)。
さて、今回は通常チケットよりも1,000円安い「ファミリー席」で見ることにしました。この席は公演中は必ず着席して見るという席で、一階席の中央スタンドあたりのスペースの一角として用意されていました。ノリの良い曲で立ち上がって…ということはできませんが、基本ゆったりと見たい人には良い席かも。ただし3歳以下の幼児も入れる(一般席は入れない)ので、公演中に飽きて騒ぎ出す子もいました(苦笑)。
着座すると席にチラシが。大晦日からライブツアーBreak18開催決定。さらに11月27日にはニューシングル「もう泣かないで」発売、12月18日にはニューアルバム「CIRCLE」発売のお知らせと、年末はリリースラッシュのようです。アルバムの初回限定盤には今年夏のビルボードライブが収録されたDVDが付属とのことですが、値段は4,500円と、「マリアージュ」や20周年ボックスという高額商品に慣らされた目には良心的な価格に映りました。いつの間にかアリオラジャパンからEPICに移籍していたDEEN、その恩恵を受けたのでしょうか?(笑)
さて、開演時刻18時から10分ほど押してから会場暗転。
2010、2011年には廃止されていたスクリーンが今回は復活。そこにデビューから最新までの全シングルがスクロールする映像が流れた後、2008年からの武道館ライブの模様が少しずつ映し出された後で去年の47都道府県ライブの映像に変わり、ライブスタート。
1.このまま君だけを奪い去りたい
いきなりデビューシングル。昨今のテレビ出演ではファンも心配になるほど不安定な歌唱を見せていた池森さんですが、今回はサビメロはほとんどオリジナルのままズレずに歌いきっていました。まずそれに感動。ただ、これは他の曲でも言えることでしたが、Aメロは近年の囁き歌唱が明らかにバンドサウンドに負けてしまってる感もあり…。
2.瞳そらさないで
ライブ定番のミリオンヒット曲。バックのスクリーンに海外(?)の断崖絶壁風景のダイナミックな空撮が流れるという新鮮な展開が。なお、2日目はここで「ひとりじゃない」が演奏されたそうです。
ここでメンバーのご挨拶にサポートメンバーの紹介という一連の流れが入りました。ただここで池森さんが「LIVE JOY SPECIAL」みたいなことを言っていましたが、今回は正式にはライブタイトルには「LIVE JOY SPECIAL」とは入ってないんですよね…(苦笑)。
さて、ここでギターの交換、ストリングス隊のスタンバイなどがあり、何が始まるのかと思っていたら、もはや武道館定番と化したバラードメドレーがスタート。
3.MY LOVE
4.Starting Over
5.Christmas time
6.遠い遠い未来へ
7.Birthday eve〜誰よりも早い愛の歌〜
8.Negai
9.君がいない夏
10.翼を広げて
「MY LOVE」「Christmas time」「Negai」はスクリーンに当時のPVを流しての演奏。当時在籍の宇津本さんの映像もちゃんと流れてひと安心(?)。基本的には1コーラス、曲によってはサビのみ、と演奏パターンにはバラつきがありましたが、「Christmas time」はかなりレアでさらに原曲キー披露でした。一方で最新ベスト盤「DEENAGE MEMORY」ではバラードディスクに入っていなかった「Birthday eve」がここに配置されたのがちょっと「?」でした(笑)。
続いてMC。「1997年の出会いが〜」みたいな語りでテイルズシリーズの話になり、映像とのコラボレーションをお見せします、ということで。
11.永遠の明日
「テイルズ オブ ハーツ」のテーマソングを、ゲームのアニメ映像をバックに演奏。個人的にはこのゲーム自体をプレイしていないので何ともコメントしがたいのですが、席の後ろのテイルズファンらしき人達は凄く盛り上がっていました。ちなみに「〜デスティニー」のテーマソングだった「夢であるように」は翌日この曲と入れ替わりに演奏されたそうです。
ここからアコースティックコーナーということで、メンバーは3年ぶりに復活した花道へ移動(その時よりも短くなっていたような?)。MCの間にセッティングタイムという感じでした。去年の47都道府県ツアーのことを少し語って、そこで演奏したという曲をまず披露。
12.Shining so Beautiful
最新オリジナル「マリアージュ」からでアレンジはほぼCD通り。ヴォーカル+キーボード+アコギという編成でしたが、パーカッシブな音も鳴っていたので恐らくリズムボックスも使って流していたかな?と思います。
曲終了後、前回のツアー(Break17)から始まった「写メタイム」に突入。次の曲に参加するサポートのHIDE氏と宮野氏も加わっての撮影会(笑)…でしたが、ここの進行がかなりダラダラしていて、明確な「これから写真撮影はじめてください」の合図もなかったので、何だかグダグダな空気に。

相変わらずガラケーなので画像の粗さはお察しください
13.歌に願いを〜SONG FOR YOU〜
アルバム「ROAD CRUISIN'」収録曲ですが、紹介の際に「pray」と間違えて紹介していたのはご愛嬌(笑)。ストリングス隊やサポートを従えてのリゾートライブ的な編成での1曲。椅子に座って歌うかと思いきや、池森さんは椅子を下手に追いやり、花道を歩きながらの熱唱でした。
ここで暗転。心臓の鼓動のような音のSEから田川さんのソロコーナーへ。
14.NARROW ESCAPE
1stソロアルバム「A SURVIVED SCARCROW」から。このアルバムのカラーを前面に押し出したギターインストで、近年の田川巨匠のソロコーナーでもかなり激しい部類に入る曲でした。演奏の後に解説が入るのは前回のツアー同様。
15.言葉で伝えたくて
最新ベスト「DEENAGE MEMORY」収録の新曲。2サビの「言葉で伝えたくて〜」あたりからスクリーンでPVが流れ出すので、PVのメイン的な扱いだった吉田沙保里選手は最後にちょっと出るだけ…という扱い。いいのか^^;
この後は特に宣言はしませんでしたが、アップテンポメドレーに突入。
16.果てない世界へ
17.眠ったままの情熱
18.起き上がれよBOY
19.手ごたえのない愛
20.君さえいれば
21.ひとりじゃない
22.I wish
23.Family
このセクションにはブラス隊が参加。初期のアルバムからの盛り上げ曲(16〜18)、比較的近年のアルバムからの盛り上げ曲(22、23)を挟んで代表シングルを1コーラスずつメドレーで、という構成。「Family」はフルで演奏していました。歴代の後半戦ソング(?)を一気に畳み掛けた内容で、レア曲などは特になし。そろそろ「君さえいれば」のフルサイズが聴きたい…と思うのは筆者だけでしょうか。
24.二十歳
本編ラストの曲は現時点での最新シングル。演奏している途中で、レコーディングに参加したという、1993年生まれの日本工学院のボーカル課の生徒20人がステージに登場して、ラストのコーラスを大合唱という、結構感動的なステージでした。
ここからアンコール。アンコールということでやはりロックスターのムービーからスタート(笑)。山根さんの父親経営の居酒屋(父親も登場)→事務所で梅宮辰夫氏登場→ロックスター武道館に登場という流れでした。
25.LOVERS CONCERTO〜上海ロックスター Episode 2〜
前回のツアーBreak17ではバンドでの演奏でしたが、今回はBreak16仕様。そう、曲はギターソロ、バイオリンソロ以外は完全にオケ(おまけに変なシュプレヒコールみたいのも入ってる)メンバーやサポートの面々が振付けありで踊り狂うという狂乱の1曲(汗)。武道館でまさかカラオケ使ってくるとは…と正直絶句しましたが、賑やかしのメンバー&サポートの全力な踊りが面白かったのでまあいいか(?)。
26.雨の六本木
最新シングル両A面。湯川れい子、井上大輔(故人)からの提供楽曲という極めて異例かつ、情熱的なラテンナンバー…なのですが、アコーディオンを持って登場した山根さん(サングラス装着)がブラス隊と共に変なフリで踊り出すというエンターテイメントな展開に。ロックスターに続けてこれを演奏したのは「ロックスターの延長ですよ〜」というサインなのか?!まあ、これも見ていて面白かったです(笑)。
27.歌になろう
武道館恒例楽曲。何度も書いていますが今年はスクリーンが復活したので一緒に歌う終盤のパートも歌詞がちゃんと表示されて、お客さんも安心して歌っていました。やっぱりこういう皆で歌う大団円ソングにはスクリーンは必要ですね。
曲の最後のあたりで武道館の天井からハートを模した紙吹雪がアリーナの中央に降ってきました。感動的な光景ではあったのですが、アリーナ全面ではなく、花道付近のごく一部にしか降らなかったので、お客さんによる紙吹雪の取り合いがモロに見えました…。
この後、ダブルアンコールもあり、最後は花道で演奏、ということで、メンバー三人が再び花道へと移動。
28.このまま君だけを奪い去りたい(Triangle Cover Version)
1曲目に演奏したデビュー曲を今度は三人のみの演奏でもう一度。歌いまくった後のダブルアンコールの曲にも関わらず、池森さんはここ数年で一番の「このまま〜」を披露してくれました。
「少年」のストリングス生演奏をバックに、改めてメンバー紹介やオールスタッフ拍手などを行って初日終了。最後に20年の感謝を込めたDEEN三人からのメッセージがスクリーンに流れました。終演は21時前ぐらいだったので、約3時間弱、いつものDEENと同じぐらいの時間のライブでした。なお、二日目は上記以外にもメドレーの曲は大幅に変更があったそうです。(MOMAさんの日記より)
さて、初日のみ参加しての感想ですが、20周年記念ということで、代表曲連発のメモリアルライブになるんだろうなぁ…とは思っていましたが、一部のアルバム曲を除いてほぼ予想通り。選曲された曲には文句はないのですが、ほぼ毎年武道館の前半と後半で披露されるメドレー連発には、メドレーではなくフルサイズでじっくりと聴きたいと思っている身としては、正直食傷気味ではありました。来年以降も武道館があるのならば、その辺りは是非検討してほしいですね。
また、テレビ出演の際の演奏で何かと物議を醸す池森さんの歌唱スタイルに関してですが、今回は高音の出が良い代わりに、低音が安定しないという、今までのライブにない現象が起きていました。去年の47都道府県ライブ、BEING LEGEND、Break17、レコーディングに武道館ライブと、かなり喉に負担がかかってしまっているような気がします。既にBreak18の開催も年末から決定していますが、20周年以降のDEENの活動にも関わる問題だと思いますし、善処してもらいたいところです。
…そんなこんなで色々書きましたが、全体的にはDEENのライブの楽しさを味わえて、最後のほうではちょっと感動もさせられた良いライブでした。
年末にかけてのシングルやアルバムも発売を心待ちにしています!!
2013年10月12日 日本武道館
二年ぶり通算5度目の武道館公演は初めての秋開催。
しかしこの日の気温は10月中旬にも関わらず30度を超えるという、まさに真夏日。
とりあえずTシャツに上着を羽織って九段下まで出かけましたが、途中で結構汗をかきました(笑)。

今回の公演では横断幕が復活
武道館入口で「Beautiful Dreamer」管理人のMOMAさんと待ち合わせて、DEENトークに花を咲かせつつ、シングルとBlu-rayに付いていた引換券をプレゼントに交換してもらいに時計台の下へ。シングルのほうのプレゼントは予想通りのステッカー。Blu-rayのほうは歴代シングルのジャケットをズラリと並べたA5サイズ(珍しくないか?)のクリアファイルが貰えました。
二階席で観戦するというMOMAさんと別れて一階席に移動。入り口で貰える今回のプレゼントは「白いペンライト」。しかもサイリウムではなく電池式で何度も使えるタイプ。結構太っ腹だと思いました(笑)。
さて、今回は通常チケットよりも1,000円安い「ファミリー席」で見ることにしました。この席は公演中は必ず着席して見るという席で、一階席の中央スタンドあたりのスペースの一角として用意されていました。ノリの良い曲で立ち上がって…ということはできませんが、基本ゆったりと見たい人には良い席かも。ただし3歳以下の幼児も入れる(一般席は入れない)ので、公演中に飽きて騒ぎ出す子もいました(苦笑)。
着座すると席にチラシが。大晦日からライブツアーBreak18開催決定。さらに11月27日にはニューシングル「もう泣かないで」発売、12月18日にはニューアルバム「CIRCLE」発売のお知らせと、年末はリリースラッシュのようです。アルバムの初回限定盤には今年夏のビルボードライブが収録されたDVDが付属とのことですが、値段は4,500円と、「マリアージュ」や20周年ボックスという高額商品に慣らされた目には良心的な価格に映りました。いつの間にかアリオラジャパンからEPICに移籍していたDEEN、その恩恵を受けたのでしょうか?(笑)
さて、開演時刻18時から10分ほど押してから会場暗転。
2010、2011年には廃止されていたスクリーンが今回は復活。そこにデビューから最新までの全シングルがスクロールする映像が流れた後、2008年からの武道館ライブの模様が少しずつ映し出された後で去年の47都道府県ライブの映像に変わり、ライブスタート。
1.このまま君だけを奪い去りたい
いきなりデビューシングル。昨今のテレビ出演ではファンも心配になるほど不安定な歌唱を見せていた池森さんですが、今回はサビメロはほとんどオリジナルのままズレずに歌いきっていました。まずそれに感動。ただ、これは他の曲でも言えることでしたが、Aメロは近年の囁き歌唱が明らかにバンドサウンドに負けてしまってる感もあり…。
2.瞳そらさないで
ライブ定番のミリオンヒット曲。バックのスクリーンに海外(?)の断崖絶壁風景のダイナミックな空撮が流れるという新鮮な展開が。なお、2日目はここで「ひとりじゃない」が演奏されたそうです。
ここでメンバーのご挨拶にサポートメンバーの紹介という一連の流れが入りました。ただここで池森さんが「LIVE JOY SPECIAL」みたいなことを言っていましたが、今回は正式にはライブタイトルには「LIVE JOY SPECIAL」とは入ってないんですよね…(苦笑)。
さて、ここでギターの交換、ストリングス隊のスタンバイなどがあり、何が始まるのかと思っていたら、もはや武道館定番と化したバラードメドレーがスタート。
3.MY LOVE
4.Starting Over
5.Christmas time
6.遠い遠い未来へ
7.Birthday eve〜誰よりも早い愛の歌〜
8.Negai
9.君がいない夏
10.翼を広げて
「MY LOVE」「Christmas time」「Negai」はスクリーンに当時のPVを流しての演奏。当時在籍の宇津本さんの映像もちゃんと流れてひと安心(?)。基本的には1コーラス、曲によってはサビのみ、と演奏パターンにはバラつきがありましたが、「Christmas time」はかなりレアでさらに原曲キー披露でした。一方で最新ベスト盤「DEENAGE MEMORY」ではバラードディスクに入っていなかった「Birthday eve」がここに配置されたのがちょっと「?」でした(笑)。
続いてMC。「1997年の出会いが〜」みたいな語りでテイルズシリーズの話になり、映像とのコラボレーションをお見せします、ということで。
11.永遠の明日
「テイルズ オブ ハーツ」のテーマソングを、ゲームのアニメ映像をバックに演奏。個人的にはこのゲーム自体をプレイしていないので何ともコメントしがたいのですが、席の後ろのテイルズファンらしき人達は凄く盛り上がっていました。ちなみに「〜デスティニー」のテーマソングだった「夢であるように」は翌日この曲と入れ替わりに演奏されたそうです。
ここからアコースティックコーナーということで、メンバーは3年ぶりに復活した花道へ移動(その時よりも短くなっていたような?)。MCの間にセッティングタイムという感じでした。去年の47都道府県ツアーのことを少し語って、そこで演奏したという曲をまず披露。
12.Shining so Beautiful
最新オリジナル「マリアージュ」からでアレンジはほぼCD通り。ヴォーカル+キーボード+アコギという編成でしたが、パーカッシブな音も鳴っていたので恐らくリズムボックスも使って流していたかな?と思います。
曲終了後、前回のツアー(Break17)から始まった「写メタイム」に突入。次の曲に参加するサポートのHIDE氏と宮野氏も加わっての撮影会(笑)…でしたが、ここの進行がかなりダラダラしていて、明確な「これから写真撮影はじめてください」の合図もなかったので、何だかグダグダな空気に。

相変わらずガラケーなので画像の粗さはお察しください
13.歌に願いを〜SONG FOR YOU〜
アルバム「ROAD CRUISIN'」収録曲ですが、紹介の際に「pray」と間違えて紹介していたのはご愛嬌(笑)。ストリングス隊やサポートを従えてのリゾートライブ的な編成での1曲。椅子に座って歌うかと思いきや、池森さんは椅子を下手に追いやり、花道を歩きながらの熱唱でした。
ここで暗転。心臓の鼓動のような音のSEから田川さんのソロコーナーへ。
14.NARROW ESCAPE
1stソロアルバム「A SURVIVED SCARCROW」から。このアルバムのカラーを前面に押し出したギターインストで、近年の田川巨匠のソロコーナーでもかなり激しい部類に入る曲でした。演奏の後に解説が入るのは前回のツアー同様。
15.言葉で伝えたくて
最新ベスト「DEENAGE MEMORY」収録の新曲。2サビの「言葉で伝えたくて〜」あたりからスクリーンでPVが流れ出すので、PVのメイン的な扱いだった吉田沙保里選手は最後にちょっと出るだけ…という扱い。いいのか^^;
この後は特に宣言はしませんでしたが、アップテンポメドレーに突入。
16.果てない世界へ
17.眠ったままの情熱
18.起き上がれよBOY
19.手ごたえのない愛
20.君さえいれば
21.ひとりじゃない
22.I wish
23.Family
このセクションにはブラス隊が参加。初期のアルバムからの盛り上げ曲(16〜18)、比較的近年のアルバムからの盛り上げ曲(22、23)を挟んで代表シングルを1コーラスずつメドレーで、という構成。「Family」はフルで演奏していました。歴代の後半戦ソング(?)を一気に畳み掛けた内容で、レア曲などは特になし。そろそろ「君さえいれば」のフルサイズが聴きたい…と思うのは筆者だけでしょうか。
24.二十歳
本編ラストの曲は現時点での最新シングル。演奏している途中で、レコーディングに参加したという、1993年生まれの日本工学院のボーカル課の生徒20人がステージに登場して、ラストのコーラスを大合唱という、結構感動的なステージでした。
ここからアンコール。アンコールということでやはりロックスターのムービーからスタート(笑)。山根さんの父親経営の居酒屋(父親も登場)→事務所で梅宮辰夫氏登場→ロックスター武道館に登場という流れでした。
25.LOVERS CONCERTO〜上海ロックスター Episode 2〜
前回のツアーBreak17ではバンドでの演奏でしたが、今回はBreak16仕様。そう、曲はギターソロ、バイオリンソロ以外は完全にオケ(おまけに変なシュプレヒコールみたいのも入ってる)メンバーやサポートの面々が振付けありで踊り狂うという狂乱の1曲(汗)。武道館でまさかカラオケ使ってくるとは…と正直絶句しましたが、賑やかしのメンバー&サポートの全力な踊りが面白かったのでまあいいか(?)。
26.雨の六本木
最新シングル両A面。湯川れい子、井上大輔(故人)からの提供楽曲という極めて異例かつ、情熱的なラテンナンバー…なのですが、アコーディオンを持って登場した山根さん(サングラス装着)がブラス隊と共に変なフリで踊り出すというエンターテイメントな展開に。ロックスターに続けてこれを演奏したのは「ロックスターの延長ですよ〜」というサインなのか?!まあ、これも見ていて面白かったです(笑)。
27.歌になろう
武道館恒例楽曲。何度も書いていますが今年はスクリーンが復活したので一緒に歌う終盤のパートも歌詞がちゃんと表示されて、お客さんも安心して歌っていました。やっぱりこういう皆で歌う大団円ソングにはスクリーンは必要ですね。
曲の最後のあたりで武道館の天井からハートを模した紙吹雪がアリーナの中央に降ってきました。感動的な光景ではあったのですが、アリーナ全面ではなく、花道付近のごく一部にしか降らなかったので、お客さんによる紙吹雪の取り合いがモロに見えました…。
この後、ダブルアンコールもあり、最後は花道で演奏、ということで、メンバー三人が再び花道へと移動。
28.このまま君だけを奪い去りたい(Triangle Cover Version)
1曲目に演奏したデビュー曲を今度は三人のみの演奏でもう一度。歌いまくった後のダブルアンコールの曲にも関わらず、池森さんはここ数年で一番の「このまま〜」を披露してくれました。
「少年」のストリングス生演奏をバックに、改めてメンバー紹介やオールスタッフ拍手などを行って初日終了。最後に20年の感謝を込めたDEEN三人からのメッセージがスクリーンに流れました。終演は21時前ぐらいだったので、約3時間弱、いつものDEENと同じぐらいの時間のライブでした。なお、二日目は上記以外にもメドレーの曲は大幅に変更があったそうです。(MOMAさんの日記より)
さて、初日のみ参加しての感想ですが、20周年記念ということで、代表曲連発のメモリアルライブになるんだろうなぁ…とは思っていましたが、一部のアルバム曲を除いてほぼ予想通り。選曲された曲には文句はないのですが、ほぼ毎年武道館の前半と後半で披露されるメドレー連発には、メドレーではなくフルサイズでじっくりと聴きたいと思っている身としては、正直食傷気味ではありました。来年以降も武道館があるのならば、その辺りは是非検討してほしいですね。
また、テレビ出演の際の演奏で何かと物議を醸す池森さんの歌唱スタイルに関してですが、今回は高音の出が良い代わりに、低音が安定しないという、今までのライブにない現象が起きていました。去年の47都道府県ライブ、BEING LEGEND、Break17、レコーディングに武道館ライブと、かなり喉に負担がかかってしまっているような気がします。既にBreak18の開催も年末から決定していますが、20周年以降のDEENの活動にも関わる問題だと思いますし、善処してもらいたいところです。
…そんなこんなで色々書きましたが、全体的にはDEENのライブの楽しさを味わえて、最後のほうではちょっと感動もさせられた良いライブでした。
年末にかけてのシングルやアルバムも発売を心待ちにしています!!
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