2012年も残りあと1日と少し、ということで、毎年恒例の発表企画です。
 「CD Review」でご紹介してきました、2012年に出会ったアルバムの年間私的ランキング10傑をご紹介。
 基準は「2011年末〜2012年に聴いたアルバム」が対象。今年は以下のように相成りました。

 1位:JPN/Perfume
 2位:DEEN AOR NIGHT CRUISIN'〜1st Groove〜/DEEN
 3位:How's it going?/さかいゆう
 4位:20TH Anniversary COMPLETE SINGLE BEST/TRF
 5位:オオカミ青年/藤巻亮太
 6位:【(an imitation)blood orange】/Mr.Children
 7位:エレベスト/風味堂
 8位:了〜はじまりの風〜/樋口了一
 9位:Perfume Global Compilation"LOVE THE WORLD"/Perfume
 10位:Mr.Children 2001-2005<mirco>/Mr.Children


 以上が今年のTOP10です。
 正直、TOP3はほぼ同率で、どうしてもランキングを決めるなら現時点ではこの並び、ということで今年の1位は管理人にとって新たな収獲のひとつであったPerfumeのオリジナルアルバム(発売は昨年11月末の作品ですが)。2位はオリジナルアルバムを差し置いて(苦笑)DEENのビルボード大阪でのライブアルバム。3位のさかいゆうは去年も2位と、ランクはひとつ下がりましたが成長を感じさせる1枚を作ってくれたので、今後に更に期待です。

 オリジナルアルバムはTOP10内に5枚ランクイン。レミオロメンを活動休止しソロデビューを果たした5位の藤巻亮太が予想以上に良かったです。6位のMr.Childrenはレビューにも書きましたが楽曲だけを評価するなら年間1位候補だったのですが、それ以外の要素でこの位置としました。8位の樋口了一は年内に間に合わなかったので(汗)年明けにレビューいたします。

 今年は多くのベテラン勢がオールタイムベストをリリースした一年であり、今回ランクインしたベスト4作も「総まとめ」的なラインナップ。中でも超リーズナブルな価格でお得感のあるベストをリリースしたTRFが最上位の4位。キャリアを積み重ねたベテランのベストアルバムには内容に重みがありますね。

 さて、2012年はTOP3の大混戦が示しているように、「この作品はダントツで素晴らしい!」といったアルバムには残念ながら巡り会えず。それでも一年間通じて「良い音楽作品」には結構出会えた年だったと思います。来る2013年はどんな音楽が待っているのでしょうか、楽しみです。