f 2012年2月8日発売、日欧米人で結成されたクリエイター集団(というらしい)HIME☆MATSURIの手にによる「マクロスF」楽曲のノンストップ・エレクトロ・カヴァーアルバム。全14曲収録。

 偶然TSU○AYAにて本作と遭遇しましたので、勢いでレンタルして来ましたこの作品。筆者はマクロスシリーズに関しましては「マクロス7」(1994年)世代ではあるのですが、「マクロスF」(2008年)はTV版もその後の劇場版も完全制覇(?)しまして、ヴォーカルコレクションも買ってしまったぐらいハマった身としまして、このCD、興味本位で聴いてみました。
 収録曲は主題歌「トライアングラー」「ライオン」「ノーザンクロス」、色々な意味で有名な(笑)「星間飛行」、そして劇場版から「ユニバーサル・バニー」「放課後オーバーフロウ」「サヨナラノツバサ」等々、全「マクロスF」楽曲からのベスト選曲とでも言うべき1枚。本家のほうのアルバムではTVと映画とでしっかりと分かれているのである意味理想的な選曲ではあります。で、肝心のトラックのほうですが…う〜む、これは汎用的なテクノサウンド、とでも呼ぶべきなのでしょうか。失礼な言い方になってしまうかもしれませんが、セールス全盛期のTRFを下世話にした感じ…というか。前時代的と言ってしまっていいぐらいベタベタなシンセリフとかが強烈に登場する曲もあったりして、少なくとも時代に逆行してるだろう…(むしろそれを狙ったのか?)という感が見受けられました。原曲のメロディーの良さを潰さずにエレクトロポップで全編を統一しているのは好印象ですし、歌い手の方もしっかりと歌えてはいるのですが、それ以上でもそれ以下でもないというか。本家と比べるのは酷かもしれませんが、比べてしまうと「良く出来たカラオケ」に聴こえてしまうのが何とも…という感じでした。

 それでも「ダイヤモンド・クレバス」はなかなか斬新なアレンジでしたし、「ニンジ〜ン Loves you yeah!」は短い原曲をよくここまで伸ばしたな、という点では感心しました(笑)。オリジナルを知っているとどうしても比較対象になってしまうので、May'nや中島愛のファンの方はあまり聴かないほうがいいかも^^;。ちなみにこのHIME☆MATSURI、本作よりも以前に放課後ティータイムのカヴァーも出しているそうなのですが、あっちはバンド物なのでどうなっているのか想像するだに恐ろしい…けど、少し興味はあります(笑)。