HATAENDROLL 2012年2月8日発売。初となる秦基博の「EP盤」。全4曲+収録曲「エンドロール」「トラノコ」のインストを収録。初回限定盤は前述2曲のMUSIC CLIPを収録したDVDが付属。

 表題曲「エンドロール」は「朝が来る前に」(2009年)以来久々となる島田昌典によるサウンドプロデュース。過ぎ去った日々の情景を描く歌詞に、バンドサウンドにストリングスが絡むという、壮大ながら悲しいバラード。CMタイアップの付いた「トラノコ」は近年の作品でタッグを組む久保田光太郎のサウンドプロデュースで、全編手書きアニメっぽいPV(猫村さんかと思った・笑)と一緒に聴くとより一層ほのぼのしてしまう(笑)楽曲。3曲目の「恋の奴隷」は珍しくピアノ一本をバックに歌うバラード。綺麗なメロディーなのですが歌詞がM的^^;。そしてラストの「1/365」はアコースティックバンド編成(エレキもちょっと入っていますが)によるカントリー風の楽曲。ちなみに「恋の奴隷」「1/365」は秦基博本人がサウンドプロデュースを担当しています。

 新規性といった意味では「恋の奴隷」ぐらいで、他の3曲はいつも通りの秦基博の王道作品という感想を抱きました。従来のようにシングル扱いではなく、「EP盤」と銘打っているのでコンセプトとしてはミニアルバム的な作品かな?と思いましたが、4曲の新曲は曲調に統一性がなく、インスト(いわゆるカラオケ)が5・6トラック目に収録されているという流れもあり、どちらかと言うと極めてシングルに近いミニアルバム、といった印象。まあ彼のシングルはだいたい3曲ぐらい収録されているのが常なのですが、だいたいは既発表曲の別アレンジだったり、カヴァー曲だったりでしたので、純粋な新曲4曲を収録した、という作品は初めて。通常シングルとはそこで線を引いたのかも。個人的な認識としてはちょっとだけ値段の高いシングル、といったところでしょうか(笑)。