
星の鳥と王様と動物達の物語を織り込んだ歌詞カード付き絵本(?)が同梱。といってもこの物語と直接リンクしているわけではないようで、CD単体だけでも十分に聴けるアルバムです(「ハンマーソングと痛みの塔」と「涙のふるさと」などは物語に沿って読んでいくとダイレクトな曲だと思いますが)。絵本はより深く楽しむための副読本という感じですかね。
シングル6曲収録、計17トラックと、かなりの大作ですが、インストや小品的な作品を挟んで進んでいくので、70分という長さをあまり感じさせませんでした。彼らの作品はシングル以外はあまりチェックしていなかったのですが、アルバムの曲もシングルに劣らずのキャッチーさを持っているみたいですね。大変聴きやすかったです。
あと、彼らの作品は歌詞に物語性があるものが多いので、BGMで流して聴いていてもつい歌詞に耳を傾けてしまいます。これが歌の力というか、言葉の力というか。若手バンドの中で頭ひとつ抜けている理由も分かるような気がしました。
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