年の瀬も押し迫りまして、年末恒例企画の更新の時期です。
 本ブログにて「CD Review」としてご紹介してきました、2011年に発売されましたアルバムの年間私的10傑を発表いたします。

 1位:musium/スキマスイッチ
 2位:ONLY YU/さかいゆう
 3位:SMAP AID/SMAP
 4位:Graduation/DEEN
 5位:Dear Grand Piano/末光篤
 6位:“Your Songs” with strings at Yokohama Arena/レミオロメン
 7位:まとめII/aiko
 8位:稲川くん/GOING UNDER GROUND
 9位:THE BADDEST -Hit Parade-/久保田利伸
 10位:2 -NI-/ゆず


 以上、10傑の発表でした。
 1位のスキマスイッチはレビューにも書きましたが聴き込んでいくうちにどんどん好きになっていった傑作アルバム。今年はこの作品が2位以下を大きく引き離しての1位でした。
 2位のさかいゆうは全楽器を一人で担当するという試みがなされたアルバム。ポップさとマニアックさが絶妙のバランスで成り立った良作。結果的にオフィスオーガスタがワン・ツーフィニッシュを収めました。

 3位のSMAPはファン投票によるベストアルバム。テーマを持った選曲が投票にきっちりと反映されていたのと、改めて聴いて良い曲を世に送り出していたんだな、という感想でこの順位。
 ベストアルバムは他に7位と9位。久保田利伸はもちろん、もうaikoもベテランの域だと思いますが、二組とも長らく待たされてようやくリリースされたベストアルバム。キャリアの長さもあり、さすがの選曲でした。

 4位のDEENは今月に入って評価が急上昇。先日発売された武道館DVDの影響もあるのですが、ライブDVDを観た後で楽曲の評価が高まりました。ライブで化ける曲が多いアルバムだと思います。
 一方、6位のレミオロメンはライブ公演そのものをパッケージしたアルバムですが、こちらは想像以上のクオリティ。ライブ盤が年間TOP10に入ることは稀なのですが、本作はかなり評価が高いです。

 …今年は前述の通り、スキマスイッチがぶっちぎりの1位で、他は僅差という結果になりました。
 ただ、DEENの例もあり、この順位がまた数日で変動する可能性もあるのですが、とりあえず、12月30日時点での10傑は以上の通り。
 去年に引き続き、良質の音楽に出会えた事を嬉しく思った2011年でした。