
今年も「一進一退days」ならびに管理人SASAをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、2010年大晦日から2011年の元旦にかけて行われた、DEENのカウントダウンライブに参戦してきました。
いわゆるライブ納めとライブ始めです(笑)。
新春一発目の更新は、記憶が薄れないうちにライブレポートとしてこのライブの模様を書き連ねていきたいと思います。
内容上、ネタバレ全開でお送りしますので、セットリスト等ネタバレOKな方は「続きを読む」からご覧ください。
2010年12月31日→2011年1月1日
DEEN LIVE JOY-Break 15 〜History〜 COUNTDOWN
東京お台場・ZEPP TOKYO
ここ数年は年跨ぎのツアーの途中でカウントダウン公演を行うことが多いDEENですが、2010年の暮れもZEPP TOKYOで三年連続の年越しライブが行われました。
管理人も公演日の数日前に参戦決定。今回のツアーは行くか行かないか迷っていたのですが、運良く二階席の良席のチケットが手に入ったからという現金な理由で行くことを決意いたしました(笑)。
ZEPP TOKYOはかなりの集客数を誇るライブハウス。
そんな中でも今回は大入り満員の盛況。二階席の後ろには立ち見のお客さんもチラホラ姿がありました。
ステージは開演前までは緞帳(なんか芸術劇場っぽい白いやつ)がかかり、そこに今回のライブツアータイトルをプロジェクターで映し出していました。
22時30分頃に客電が消灯。
オープニングBGMが流れると、白い緞帳にDEENのお三方の画像と共に、今までのライブの公演の歴史が詳細に高速で流れ、幕が上がっていざ開演。
1.DREAMIN'
ライブ一曲目は何とデビュー曲「このまま君だけを奪い去りたい」のカップリング曲!
ブラックテイスト溢れる原曲を忠実にバンドアレンジで再現していましたが、生バンドでも違和感なし。ヴォーカル池森氏の喉も上々の立ち上がりでした。
2.ひとりじゃない
定番曲。キセキアレンジ+間奏原曲というここ数年のライブではお馴染みのバージョン。
ちなみに今回のツアーのステージセットは神殿っぽい柱がステージ両脇に三本ずつ立っていて、何だかギリシャ風(?)。
3.手ごたえのない愛
1998年のシングル曲。バンドでフルサイズでの演奏はBreak10以来でしょう。原曲よりはキーは下げていますが、Break10の時のキーよりも若干上がっていたような気がします。
管理人待望の(笑)山根リーダーの間奏キーボードソロもあり。そしてストイックなこのナンバーに相応しく照明は真っ赤。今回のツアーも全編にわたって照明を効果的に使っていました。
ここで池森氏が軽く挨拶。そしてギターの田川巨匠のもとにアコギスタンドがセッティング。
4.TAKE OFF〜まだ 始まったばかり〜
「君さえいれば」のカップリング曲。「DREAMIN'」といい、今回のツアーはカップリングベストからの選曲が比較的多くてマニアックなナンバーが普段のツアーより多めで、私のようなマニアにはたまりません(笑)。
爽やかなアコースティックロックナンバーで、ほぼ原曲通りのアレンジでした。ライブで聴くのは初めてでしたね。
5.Teenage dream
1995年のシングル曲。Break10では「キセキ」のリメイクバージョンで聴けましたが、今回はオリジナルバージョンでのフルサイズ披露…ということは、Break5以来10年ぶり?!
今回のツアーでは定番のシングル曲を減らして、先述の「手ごたえ〜」やこの曲といった、それなりに知名度のあるシングルでもなかなか演奏されなかったナンバーを多く演奏してくれているように思います。この曲での池森氏は、1999年頃に近い、やや甘めな声で歌っていました。
6.いつか僕の腕の中で
波の音のSEに続いては、「瞳そらさないで」のカップリング曲を演奏。
バラードベストで再録されたり、ライブでも時々アコースティックで披露されるのでそれなりの知名度を持っていると思われる曲。バンドバージョンでの披露はこれも相当久々のはず(Break4以来?)。以上の3曲は田川巨匠のアコギ+エレキのコントラストのあるプレイが楽しめたブロックでした。
ここで「いつか〜」の波のSEが長く続き、照明を落とした状態でアコースティックコーナーにシフト。
7.蒼い戦士たち(Acoustic)
4thアルバム「'need love」収録曲。この曲もライブで聴いたのは正真正銘初でした。自分の中でもかなり好きな曲で、全然ライブでやってくれないのが不満だったので(笑)嬉しかったです。
山根リーダーはアコギを持ちつつ、間奏のシンセの音はテーブルの上に設置されたミニキーボードを弾いていました。照明も曲に合わせて淡いブルー。
8.涙そうそう(Acoustic)
ここでMCを挟み、リゾートライブの沖縄最終公演のみで演奏されたという夏川りみのカヴァー曲(と言っていましたが元々はBEGINが森山良子に提供した曲です^^;)を今夜特別に、ということで演奏。
原曲のアレンジを基調としながらもDEEN色に上手く染めていたと思います。
9.君のいないholiday(Acoustic)
3rdアルバム「The DAY」から。「ALL TIME LIVE BEST」にも収録された1999年の横浜アリーナ公演を彷彿とさせるアコースティックアレンジでした。
客席は手拍子をしていましたが、この曲、サビの最後のほうで拍子が変わるので、途中で頭が「?」になりつつ叩いていました(笑)。
曲が終わると暗転。マイナー系のBGMが流れる中舞台が転換。
10.永遠の明日
2010年の武道館では披露されなかったので久々にライブで聴いたという印象。近年のDEENの代表曲なだけはあり、この曲には何か惹きつけられるパワーがあるような気がします。曲終了後、拍手喝采でした。
11.FOREVER(「Memories」c/w)
12.dancin' alone(「素顔で笑っていたい」c/w)
13.すてちまえ!(「MY LOVE」c/w)
14.瞳そらさないで
15.君さえいれば
16.Burning my soul(「JUST ONE」c/w)
17.Sha・la・la・la〜I wish〜(2ndアルバム「I wish」収録曲)
ここからメドレータイムに突入。
特筆すべきは11〜13までの三曲。ファンク調のカップリングナンバーをメドレーで三連発、しかもどの曲も全然ライブでやらないマニアックな曲!ということで、マニアな管理人にとっては垂涎のブロックでした(笑)。
基本どの曲もワンコーラスでしたが、個人的には「すてちまえ!」の池森氏の歌唱が本公演のハイライト。キーは下げてありましたが「入れ替えたなら〜♪」の「なら」までしっかりと声を張って出していました。
「Burning my soul」は間奏で変なダンスをやっぱり披露(笑)。二年前のカウントダウンの時もやってましたね。しかも映像に残ってるし(笑)。
18.リトル・ヒーロー〜カウントダウン
2010年最後の曲はアルバム「DEEN NEXT STAGE」からの曲。池森シャウトが炸裂するアッパーなナンバー、ライブの定番になりつつあります。拳を突き上げる振り付けも含めて会場が一体になっていました。
そして、この曲の途中でカウントダウン!今年は紙テープとか特殊な演出効果とかはありませんでしたが、DEENらしくアットホームに「あけましておめでとう!!」ということになりました(笑)。
そして挨拶の後でこの曲の最後のサビを演奏して終了。
19.眠ったままの情熱
3rdアルバム「The DAY」収録曲。
この曲はフルサイズ。山根リーダーもショルキーを持参(「Burning〜」の時からだっけか?)して、メンバー三人がステージをフルに使って大暴れ。
特に田川巨匠がエレキを持ちながら軽快にステージを駆けまわっていたのには驚かされました。あのギターは結構重いと思うんですが…。
2011年一発目の曲にふさわしい盛り上がりっぷりでした。
20.君の心に帰りたい
本編ラスト。2ndアルバム「I wish」収録曲。
バンドバージョンで聴いたのは初めてでしょうか。失恋ソングで本編を締めるのも最近のDEENでは珍しいパターンかと思いますが、池森氏のヴォーカルも失速することなく、力強く切なく歌い上げていました。
以上で本編は終了。
そして約5分ぐらい経過ののち、サポートの宮野氏、HIDE氏がスタンバイしてベースとドラムで客席を煽りつつ、アンコールとして田川巨匠のソロコーナーが開始!
21.BRAIN PANIC
田川1stソロアルバムから。ハードロックなインストナンバーでしたが、今回はカウントダウン特別仕様ということで(?)、HIDE氏、宮野氏のそれぞれのソロプレイコーナーもあり、ここでHIDE氏は年越しソバを持参。ツーバス(?)を足で踏みながらスティックでソバを食べていました(「罰当たりな!」と後に山根リーダーに突っ込まれていました・笑)
22.僕の為≒君の為
続いて山根ソロ。今回は上海ロックスターではなく、本人名義で登場。Break12で披露された曲を「カウントダウンだから特別に」演奏だそうです。
リーダーのソロはハイトーンの激しい曲が多い気がするのですが、この曲は結構ほのぼのとしていますね。ちなみに田川巨匠もこの曲ではギターサポート。
23.coconuts feat.kokomo
池森氏がイントロで登場し、最新シングルを例の難解な(笑)振付けで歌いながらのナンバー。見下ろした一階席の方々、ほとんど完璧に振り付けをこなしていてビックリしました。
あと、個人的に思うのですが、池森氏は振り付けしながら歌うといつもよりも声が安定する気がするのは何故なんでしょう(?)。
24.Brand New Wing
「新曲をやります!!」という宣言のもと、今回ライブで初披露という3月上旬に発売予定のニューシングルを一足先に演奏!これは嬉しいお年玉プレゼントでした。ちなみに作曲は「LOVE FOREVER」以来15年ぶりのA面を手がけることになった田川巨匠。
今までのDEENにないような爽快なダンスナンバー。春の旅立ちをテーマにした曲で、ANAか何かの航空会社のCMソングを彷彿とさせるイメージでした。発売が楽しみです!
25.翼を広げて
最後にMCで、「ライブベストを出してDEENのライブの歴史を振り返ると、欠かせない曲」ということで締めとして登場。
イントロはキセキ、そして原曲アレンジに繋がっていくBreak11バージョン。ラストの大合唱はCDサイズ、そしてアウトロの伸ばしはかなり溜めに溜めて、ライブツアータイトルに因み、15回ブレイクして演奏終了!!
これにて全編終了。
いつもの挨拶、ALL STAFFへの感謝の気持ち、山根っちコール(笑)などでまとめてカーテンコール。最後に上がっていた幕がすべて下りて公演終了となりました。
ダブルアンコールを求める手拍子が鳴り止まず、10分後ぐらいして三度メンバーが登場。ですが今回は挨拶だけ、ということで曲はなし、という流れになりました。終演時刻は1時半過ぎ。約3時間の年越しライブでした。
…今回のライブは、「HISTORY」と銘打たれていますが、「このまま君だけを奪い去りたい」「Memories」「夢であるように」といった、ほぼ毎回演奏される定番曲を減らして、代わりにカップリング曲をはじめとしたレア曲、ライブではほとんど演奏されなかったシングル曲を主軸に据えた、「DEENの裏HISTORY」という感じのライブだったと思います。
それだけにかなり新鮮で、「こんな曲が聴けるなんて!」という感動が普段のツアーと比べて多く、ここ数年で一番面白かった、楽しかったライブでした。
また、夜中のライブということもあり(?)だんだんキャラが壊れていったり(特に池森氏・笑)、テンションが上がって変なことを口走る人がいたり(例:山根リーダー^^;)と、エンターテイメント性、ハプニング性も満載でした。
そして、ヴォーカル池森氏の喉も、極力ファルセットを使わず、地声で張り上げる歌唱法で、この日のステージの声の出方はバッチリでした。VTRが入っていなかったのが悔やまれますが…ファイナルの中野では入るかもしれませんね。
総括して今回のツアー、ライトなファンも勿論楽しめますが、「いつも定番曲は同じ曲やるんだよな〜」と思うような(私のような)コアなファンが一番楽しめる内容かもしれません。
ライブ納め、ライブ始めを飾るのに相応しい、素晴らしいライブでした。
どうもありがとうございました!!
DEEN LIVE JOY-Break 15 〜History〜 COUNTDOWN
東京お台場・ZEPP TOKYO
ここ数年は年跨ぎのツアーの途中でカウントダウン公演を行うことが多いDEENですが、2010年の暮れもZEPP TOKYOで三年連続の年越しライブが行われました。
管理人も公演日の数日前に参戦決定。今回のツアーは行くか行かないか迷っていたのですが、運良く二階席の良席のチケットが手に入ったからという現金な理由で行くことを決意いたしました(笑)。
ZEPP TOKYOはかなりの集客数を誇るライブハウス。
そんな中でも今回は大入り満員の盛況。二階席の後ろには立ち見のお客さんもチラホラ姿がありました。
ステージは開演前までは緞帳(なんか芸術劇場っぽい白いやつ)がかかり、そこに今回のライブツアータイトルをプロジェクターで映し出していました。
22時30分頃に客電が消灯。
オープニングBGMが流れると、白い緞帳にDEENのお三方の画像と共に、今までのライブの公演の歴史が詳細に高速で流れ、幕が上がっていざ開演。
1.DREAMIN'
ライブ一曲目は何とデビュー曲「このまま君だけを奪い去りたい」のカップリング曲!
ブラックテイスト溢れる原曲を忠実にバンドアレンジで再現していましたが、生バンドでも違和感なし。ヴォーカル池森氏の喉も上々の立ち上がりでした。
2.ひとりじゃない
定番曲。キセキアレンジ+間奏原曲というここ数年のライブではお馴染みのバージョン。
ちなみに今回のツアーのステージセットは神殿っぽい柱がステージ両脇に三本ずつ立っていて、何だかギリシャ風(?)。
3.手ごたえのない愛
1998年のシングル曲。バンドでフルサイズでの演奏はBreak10以来でしょう。原曲よりはキーは下げていますが、Break10の時のキーよりも若干上がっていたような気がします。
管理人待望の(笑)山根リーダーの間奏キーボードソロもあり。そしてストイックなこのナンバーに相応しく照明は真っ赤。今回のツアーも全編にわたって照明を効果的に使っていました。
ここで池森氏が軽く挨拶。そしてギターの田川巨匠のもとにアコギスタンドがセッティング。
4.TAKE OFF〜まだ 始まったばかり〜
「君さえいれば」のカップリング曲。「DREAMIN'」といい、今回のツアーはカップリングベストからの選曲が比較的多くてマニアックなナンバーが普段のツアーより多めで、私のようなマニアにはたまりません(笑)。
爽やかなアコースティックロックナンバーで、ほぼ原曲通りのアレンジでした。ライブで聴くのは初めてでしたね。
5.Teenage dream
1995年のシングル曲。Break10では「キセキ」のリメイクバージョンで聴けましたが、今回はオリジナルバージョンでのフルサイズ披露…ということは、Break5以来10年ぶり?!
今回のツアーでは定番のシングル曲を減らして、先述の「手ごたえ〜」やこの曲といった、それなりに知名度のあるシングルでもなかなか演奏されなかったナンバーを多く演奏してくれているように思います。この曲での池森氏は、1999年頃に近い、やや甘めな声で歌っていました。
6.いつか僕の腕の中で
波の音のSEに続いては、「瞳そらさないで」のカップリング曲を演奏。
バラードベストで再録されたり、ライブでも時々アコースティックで披露されるのでそれなりの知名度を持っていると思われる曲。バンドバージョンでの披露はこれも相当久々のはず(Break4以来?)。以上の3曲は田川巨匠のアコギ+エレキのコントラストのあるプレイが楽しめたブロックでした。
ここで「いつか〜」の波のSEが長く続き、照明を落とした状態でアコースティックコーナーにシフト。
7.蒼い戦士たち(Acoustic)
4thアルバム「'need love」収録曲。この曲もライブで聴いたのは正真正銘初でした。自分の中でもかなり好きな曲で、全然ライブでやってくれないのが不満だったので(笑)嬉しかったです。
山根リーダーはアコギを持ちつつ、間奏のシンセの音はテーブルの上に設置されたミニキーボードを弾いていました。照明も曲に合わせて淡いブルー。
8.涙そうそう(Acoustic)
ここでMCを挟み、リゾートライブの沖縄最終公演のみで演奏されたという夏川りみのカヴァー曲(と言っていましたが元々はBEGINが森山良子に提供した曲です^^;)を今夜特別に、ということで演奏。
原曲のアレンジを基調としながらもDEEN色に上手く染めていたと思います。
9.君のいないholiday(Acoustic)
3rdアルバム「The DAY」から。「ALL TIME LIVE BEST」にも収録された1999年の横浜アリーナ公演を彷彿とさせるアコースティックアレンジでした。
客席は手拍子をしていましたが、この曲、サビの最後のほうで拍子が変わるので、途中で頭が「?」になりつつ叩いていました(笑)。
曲が終わると暗転。マイナー系のBGMが流れる中舞台が転換。
10.永遠の明日
2010年の武道館では披露されなかったので久々にライブで聴いたという印象。近年のDEENの代表曲なだけはあり、この曲には何か惹きつけられるパワーがあるような気がします。曲終了後、拍手喝采でした。
11.FOREVER(「Memories」c/w)
12.dancin' alone(「素顔で笑っていたい」c/w)
13.すてちまえ!(「MY LOVE」c/w)
14.瞳そらさないで
15.君さえいれば
16.Burning my soul(「JUST ONE」c/w)
17.Sha・la・la・la〜I wish〜(2ndアルバム「I wish」収録曲)
ここからメドレータイムに突入。
特筆すべきは11〜13までの三曲。ファンク調のカップリングナンバーをメドレーで三連発、しかもどの曲も全然ライブでやらないマニアックな曲!ということで、マニアな管理人にとっては垂涎のブロックでした(笑)。
基本どの曲もワンコーラスでしたが、個人的には「すてちまえ!」の池森氏の歌唱が本公演のハイライト。キーは下げてありましたが「入れ替えたなら〜♪」の「なら」までしっかりと声を張って出していました。
「Burning my soul」は間奏で変なダンスをやっぱり披露(笑)。二年前のカウントダウンの時もやってましたね。しかも映像に残ってるし(笑)。
18.リトル・ヒーロー〜カウントダウン
2010年最後の曲はアルバム「DEEN NEXT STAGE」からの曲。池森シャウトが炸裂するアッパーなナンバー、ライブの定番になりつつあります。拳を突き上げる振り付けも含めて会場が一体になっていました。
そして、この曲の途中でカウントダウン!今年は紙テープとか特殊な演出効果とかはありませんでしたが、DEENらしくアットホームに「あけましておめでとう!!」ということになりました(笑)。
そして挨拶の後でこの曲の最後のサビを演奏して終了。
19.眠ったままの情熱
3rdアルバム「The DAY」収録曲。
この曲はフルサイズ。山根リーダーもショルキーを持参(「Burning〜」の時からだっけか?)して、メンバー三人がステージをフルに使って大暴れ。
特に田川巨匠がエレキを持ちながら軽快にステージを駆けまわっていたのには驚かされました。あのギターは結構重いと思うんですが…。
2011年一発目の曲にふさわしい盛り上がりっぷりでした。
20.君の心に帰りたい
本編ラスト。2ndアルバム「I wish」収録曲。
バンドバージョンで聴いたのは初めてでしょうか。失恋ソングで本編を締めるのも最近のDEENでは珍しいパターンかと思いますが、池森氏のヴォーカルも失速することなく、力強く切なく歌い上げていました。
以上で本編は終了。
そして約5分ぐらい経過ののち、サポートの宮野氏、HIDE氏がスタンバイしてベースとドラムで客席を煽りつつ、アンコールとして田川巨匠のソロコーナーが開始!
21.BRAIN PANIC
田川1stソロアルバムから。ハードロックなインストナンバーでしたが、今回はカウントダウン特別仕様ということで(?)、HIDE氏、宮野氏のそれぞれのソロプレイコーナーもあり、ここでHIDE氏は年越しソバを持参。ツーバス(?)を足で踏みながらスティックでソバを食べていました(「罰当たりな!」と後に山根リーダーに突っ込まれていました・笑)
22.僕の為≒君の為
続いて山根ソロ。今回は上海ロックスターではなく、本人名義で登場。Break12で披露された曲を「カウントダウンだから特別に」演奏だそうです。
リーダーのソロはハイトーンの激しい曲が多い気がするのですが、この曲は結構ほのぼのとしていますね。ちなみに田川巨匠もこの曲ではギターサポート。
23.coconuts feat.kokomo
池森氏がイントロで登場し、最新シングルを例の難解な(笑)振付けで歌いながらのナンバー。見下ろした一階席の方々、ほとんど完璧に振り付けをこなしていてビックリしました。
あと、個人的に思うのですが、池森氏は振り付けしながら歌うといつもよりも声が安定する気がするのは何故なんでしょう(?)。
24.Brand New Wing
「新曲をやります!!」という宣言のもと、今回ライブで初披露という3月上旬に発売予定のニューシングルを一足先に演奏!これは嬉しいお年玉プレゼントでした。ちなみに作曲は「LOVE FOREVER」以来15年ぶりのA面を手がけることになった田川巨匠。
今までのDEENにないような爽快なダンスナンバー。春の旅立ちをテーマにした曲で、ANAか何かの航空会社のCMソングを彷彿とさせるイメージでした。発売が楽しみです!
25.翼を広げて
最後にMCで、「ライブベストを出してDEENのライブの歴史を振り返ると、欠かせない曲」ということで締めとして登場。
イントロはキセキ、そして原曲アレンジに繋がっていくBreak11バージョン。ラストの大合唱はCDサイズ、そしてアウトロの伸ばしはかなり溜めに溜めて、ライブツアータイトルに因み、15回ブレイクして演奏終了!!
これにて全編終了。
いつもの挨拶、ALL STAFFへの感謝の気持ち、山根っちコール(笑)などでまとめてカーテンコール。最後に上がっていた幕がすべて下りて公演終了となりました。
ダブルアンコールを求める手拍子が鳴り止まず、10分後ぐらいして三度メンバーが登場。ですが今回は挨拶だけ、ということで曲はなし、という流れになりました。終演時刻は1時半過ぎ。約3時間の年越しライブでした。
…今回のライブは、「HISTORY」と銘打たれていますが、「このまま君だけを奪い去りたい」「Memories」「夢であるように」といった、ほぼ毎回演奏される定番曲を減らして、代わりにカップリング曲をはじめとしたレア曲、ライブではほとんど演奏されなかったシングル曲を主軸に据えた、「DEENの裏HISTORY」という感じのライブだったと思います。
それだけにかなり新鮮で、「こんな曲が聴けるなんて!」という感動が普段のツアーと比べて多く、ここ数年で一番面白かった、楽しかったライブでした。
また、夜中のライブということもあり(?)だんだんキャラが壊れていったり(特に池森氏・笑)、テンションが上がって変なことを口走る人がいたり(例:山根リーダー^^;)と、エンターテイメント性、ハプニング性も満載でした。
そして、ヴォーカル池森氏の喉も、極力ファルセットを使わず、地声で張り上げる歌唱法で、この日のステージの声の出方はバッチリでした。VTRが入っていなかったのが悔やまれますが…ファイナルの中野では入るかもしれませんね。
総括して今回のツアー、ライトなファンも勿論楽しめますが、「いつも定番曲は同じ曲やるんだよな〜」と思うような(私のような)コアなファンが一番楽しめる内容かもしれません。
ライブ納め、ライブ始めを飾るのに相応しい、素晴らしいライブでした。
どうもありがとうございました!!
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