管理人の人生に登場した、オーディオ機器の変遷の歴史をここでご紹介。
モノラルラジカセやダブルラジカセ(懐かしい響き・笑)が前史としてはありますが、今回は自費で購入したモデルを「初代」として、2017年8月現在稼働中の「八代目」までを語ります。
「続きを読む」からご閲覧ください。
(2015.4/4 テキスト、画像リンク追加、2017.8/20 代替わりにつき文章加筆)
モノラルラジカセやダブルラジカセ(懐かしい響き・笑)が前史としてはありますが、今回は自費で購入したモデルを「初代」として、2017年8月現在稼働中の「八代目」までを語ります。
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初代:SONY SONAHAWK ZS-66
1994年夏購入。
それまでは家にあるCDラジカセで音楽を聴いていた筆者が、お金を貯めて初めて自費で購入したラジカセがこれ。SONYの重装備ラジカセシリーズ・ソナホークの末期モデル。これ以前のモデルは割と機能美、といった印象の箱型タイプのデザインだったが、本機は近未来的なデザインが斬新だった。
CD+ダブルカセットデッキ+チューナー(当時話題のAMステレオ対応)+ELバックライトの大型ディスプレイを搭載した高性能ラジカセで、4パターンぐらいの種類で音質を変化できるデジタルイコライザー装備。今思うとかなりコンポ寄りの機能が充実していたように思う。
また、ソナホークの売りである「リモコンでラジカセ本体の角度が動く」というスィーベル機能は魅力的ではあったが、ほとんど使わなかった(苦笑)。
最終的にはCDトレイが開かなくなってお役御免。それでもかなりの長い間愛用した機種。
ちなみに、近年では「バブルラジカセ」という俗称(?)で呼ばれているらしい。まあ安価なイメージのあるラジカセというカテゴリにもかかわらず5万ぐらいしたし…。
二代目:KENWOOD NEW ALLORA XD-550
1998年春購入。
当時のミニコンポブームに乗ってついにラジカセからコンポへと乗り換えた記念すべき(?)一品。実家を出て、大学時代の下宿に持っていくために新規購入。
コンポ本体に3CDチェンジャー+ダブルカセットデッキ+チューナーを搭載。そしてやたらごっつい防磁設計のスピーカーが付属。これのおかげでテレビの両隣にスピーカーを置いてもテレビの画面が歪まないという利点が。本体・スピーカー共に迫力のあるデザインが目を引く。
3CDチェンジャーは当時の流行で、どのコンポにも搭載されるのほどの人気ぶりだったが、CDの読み込みや入れ替えにかかるタイムロスが気になり、結局チェンジャーには1枚しかCDを入れていなかった記憶が(苦笑)。なお、チェンジャーがコンポ部分の最底面に配置されるという設計は珍しかったと思う。
スピーカーの出力がかなり大きく、元気の良い音をガンガン出してくれた。また、自由にエフェクトがかけられる「3Dイコライザー」を使用した状態でCDの音がカセットテープに録音できるという機能も面白かった。
三代目:PANASONIC SC-NS70MD
1998年秋購入。
さる事情からMDが必要になり、MD搭載のコンポが安く売っていないかな、と思って地元の電気屋に行ったら、在庫限りのセールで売っていたので思わず購入。なぜかサービスで相川七瀬パッケージのMDディスクの3枚パックが貰えた(笑)。
これにより、二代目のXD-550は実家へ引き取られ、2003年に故障するまで実家のダイニングで使われ続けた。
コンポ編成は二代目にMDをプラスしたもの。コンポの音は若干シャリシャリしていて軽く(まあ、KENWOODの低音ブースターに比べれば…)あまり好みの音ではなかった。
MDの文字入力は「MDタイトルステーション」という、コンポ本体にパソコン配列のキーボードが付いており、ワープロ感覚で打ち込めて便利だった。が、手持ちのKENWOODのMDウォークマンとは相性が悪く、よくリードエラーを起こしていたイメージが強い。
…そんな話をしていたら、友達の弟がコンポを欲しがっているので売ってほしい、という話になり、翌年の夏、格安で譲った。
四代目:KENWOOD NEW ALLORA XM-1MD
1999年夏購入。
そんなわけで「これからはコンポもウォークマンもKENWOODで行く!」という誓いのもと(?)、MD搭載のアローラを購入することに。
型番はアローラシリーズの下位機種。多機能の上位(3MDチェンジャーとか付いてるやつ)は高くてとても買えなかった。が、シルバーメタリックボディのコンポのデザインや、重低音バリバリのスピーカーなど、音楽ライフを満たしてくれるには十分なコンポだった。
ただひとつの欠点は、ジョグダイヤルでMDの文字入力をしなければならないこと。三代目の便利な入力方法に慣れていたこともあり、これはとても骨の折れる作業だったので、友達の家に行って、友達のMDコンポに自分の部屋で録音したMDディスクを入れて文字入力だけをしたこともある(苦笑)。
大学を卒業した後も、引き続き実家の自分の部屋で活躍。2001年秋、ついにMD部分が故障。その役目を終える。
五代目:KENWOOD AVINO SJ-3MD
2001年秋購入。
「またALLORAを買おう」と思ったら、既にアローラシリーズは終了し、代わりにAVINOという新シリーズが立ち上がっていた。なのでKENWOOD信者としては(笑)当然このシリーズを購入。
ごっついアローラと比べて一回りも二回りも小さく、コンパクトでスマートなデザイン。カセットも1台、CDチェンジャーも廃止されて1枚だけになり、スピーカーもアローラの半分ぐらいのサイズだった。ある意味機能的。
アローラのようにあまりガンガン鳴らすタイプのコンポではなかったが、MDの編集が楽になったり、MDLPに対応していたりと使い勝手は良く、2004年の冬にCDとMDが読み込まれなくなるまで使い続けた。
ちなみに購入当時はCHEMISTRYがイメージキャラクターだった。
六代目:KENWOOD K series R-K700
2004年冬購入。
またAVINOの後継機種を…と思ったのだが、ちょうど時期的にAVINOシリーズが生産終了になり、代わってKENWOODの新シリーズ、K seriesが立ち上がるという報を聞き、その初代モデルを購入することに。
アンプ部分はCD+MD+チューナー。カセットデッキは搭載されていない(別売)。スピーカーも同時発売で別売り(LS-K701)。木目調のスピーカーで、今まで買ってきたコンポの中では一番落ち着いたトータルデザイン。
特殊なマイクを使って、部屋の音場(?)をリサーチし、その部屋にあった音響効果を発生させる「ROOM EQ」機能など、音質にこだわって作られたシリーズらしく、素人耳にも「今までのコンポと比べてなんか豊かな音が出るなぁ」という感想。特にアコースティック楽器の音の響き方が個人的に好きである。
2008年末に都内に引っ越した時も連れていった。2010年頃にMD部分が故障。実質CD専用レシーバーとしてなおも使い続けたが、読み込みエラーが頻発するに至り、2015年春についに買い換えを決意。10年超使い続けた長寿のアンプとして、歴代のコンポの中で一番思い出深いモデル。
七代目:KENWOOD K series R-K731
2015年春購入。
先代と同時に購入したスピーカーは健在だったので、今回はアンプのみの買い換え。K seriesのCD/USBレシーバーとして2011年に発売されたモデルを選択。
デジタルアンプ搭載モデル。先代の「ROOM EQ」機能は廃されたが、重低音を補正する「Supreme EX」機能が新たに搭載。ipodやiphoneをUSB端子に繋いで再生するという機能がどのコンポにも標準搭載されている、という事実に軽くカルチャーショックを受けた(笑・何せ買い換え10年振りなもので)。
音の印象としては六代目とあまり変わらず(スピーカーを継続して使ったこともあると思うが)違和感なく聴けた。一方で人生初の「スロットインCD」はCDトレイ開閉型に慣れた身にはCD挿入時には緊張感が伴った(苦笑)。特に音質的には過不足なく使えていたが、購入2年を過ぎたあたりでそのスロットイン部分が故障。挿入したCDを読み込まずに強制排出されるなど実用に問題が生じ、買い換えを決断。先代の4分の1の年数で実働期間を終えた。
八代目:JVC KENWOOD EX-HR5
2017年夏購入。
「CDトレイは開閉型」という絶対条件(?)を基に、可能な限りの予算の範囲内で色々と探してみた結果、今回はJVCブランドのコンポに決定。
JVCのウッドコーンスピーカーモデルシリーズのエントリー機。原音に近づけるという「K2テクノロジー」を搭載。ハイレゾ対応は外部よりの拡張で可能、Bluetoothには非対応など、シンプルな機能でまとまっている。シンプルと言えばスピーカーも今までのモデルと比較するとサイズが約半分と小さいが、出力的には現状の環境では充分。
…以上、20年以上にわたる管理人とオーディオとの付き合いの歴史(笑)でした。
改めて振り返ってみると、ドンシャリ大好きな高校時代、ごっついデザイン&大出力に惹かれた大学時代を経て、アコースティック楽器の響きを重視するモデルを購入する傾向に移行していったかな、と感じました。
特に六代目で最も長い付き合いだったR-K700の音は耳に馴染んでおり、ここからスピーカーを通して出ていた音が現在の「好きな音」の基準になっています。七代目も使用期間は短かったですが満足な音でした。初のJVCコンポ購入になった(まあKENWOOD系列ですけど・笑)八代目は先日到着したばかりで出音もまずは上々。長く使い続けられればいいなぁ、と思っております。
1994年夏購入。
それまでは家にあるCDラジカセで音楽を聴いていた筆者が、お金を貯めて初めて自費で購入したラジカセがこれ。SONYの重装備ラジカセシリーズ・ソナホークの末期モデル。これ以前のモデルは割と機能美、といった印象の箱型タイプのデザインだったが、本機は近未来的なデザインが斬新だった。
CD+ダブルカセットデッキ+チューナー(当時話題のAMステレオ対応)+ELバックライトの大型ディスプレイを搭載した高性能ラジカセで、4パターンぐらいの種類で音質を変化できるデジタルイコライザー装備。今思うとかなりコンポ寄りの機能が充実していたように思う。
また、ソナホークの売りである「リモコンでラジカセ本体の角度が動く」というスィーベル機能は魅力的ではあったが、ほとんど使わなかった(苦笑)。
最終的にはCDトレイが開かなくなってお役御免。それでもかなりの長い間愛用した機種。
ちなみに、近年では「バブルラジカセ」という俗称(?)で呼ばれているらしい。まあ安価なイメージのあるラジカセというカテゴリにもかかわらず5万ぐらいしたし…。
二代目:KENWOOD NEW ALLORA XD-550
1998年春購入。
当時のミニコンポブームに乗ってついにラジカセからコンポへと乗り換えた記念すべき(?)一品。実家を出て、大学時代の下宿に持っていくために新規購入。
コンポ本体に3CDチェンジャー+ダブルカセットデッキ+チューナーを搭載。そしてやたらごっつい防磁設計のスピーカーが付属。これのおかげでテレビの両隣にスピーカーを置いてもテレビの画面が歪まないという利点が。本体・スピーカー共に迫力のあるデザインが目を引く。
3CDチェンジャーは当時の流行で、どのコンポにも搭載されるのほどの人気ぶりだったが、CDの読み込みや入れ替えにかかるタイムロスが気になり、結局チェンジャーには1枚しかCDを入れていなかった記憶が(苦笑)。なお、チェンジャーがコンポ部分の最底面に配置されるという設計は珍しかったと思う。
スピーカーの出力がかなり大きく、元気の良い音をガンガン出してくれた。また、自由にエフェクトがかけられる「3Dイコライザー」を使用した状態でCDの音がカセットテープに録音できるという機能も面白かった。
三代目:PANASONIC SC-NS70MD
1998年秋購入。
さる事情からMDが必要になり、MD搭載のコンポが安く売っていないかな、と思って地元の電気屋に行ったら、在庫限りのセールで売っていたので思わず購入。なぜかサービスで相川七瀬パッケージのMDディスクの3枚パックが貰えた(笑)。
これにより、二代目のXD-550は実家へ引き取られ、2003年に故障するまで実家のダイニングで使われ続けた。
コンポ編成は二代目にMDをプラスしたもの。コンポの音は若干シャリシャリしていて軽く(まあ、KENWOODの低音ブースターに比べれば…)あまり好みの音ではなかった。
MDの文字入力は「MDタイトルステーション」という、コンポ本体にパソコン配列のキーボードが付いており、ワープロ感覚で打ち込めて便利だった。が、手持ちのKENWOODのMDウォークマンとは相性が悪く、よくリードエラーを起こしていたイメージが強い。
…そんな話をしていたら、友達の弟がコンポを欲しがっているので売ってほしい、という話になり、翌年の夏、格安で譲った。
四代目:KENWOOD NEW ALLORA XM-1MD
1999年夏購入。
そんなわけで「これからはコンポもウォークマンもKENWOODで行く!」という誓いのもと(?)、MD搭載のアローラを購入することに。
型番はアローラシリーズの下位機種。多機能の上位(3MDチェンジャーとか付いてるやつ)は高くてとても買えなかった。が、シルバーメタリックボディのコンポのデザインや、重低音バリバリのスピーカーなど、音楽ライフを満たしてくれるには十分なコンポだった。
ただひとつの欠点は、ジョグダイヤルでMDの文字入力をしなければならないこと。三代目の便利な入力方法に慣れていたこともあり、これはとても骨の折れる作業だったので、友達の家に行って、友達のMDコンポに自分の部屋で録音したMDディスクを入れて文字入力だけをしたこともある(苦笑)。
大学を卒業した後も、引き続き実家の自分の部屋で活躍。2001年秋、ついにMD部分が故障。その役目を終える。
五代目:KENWOOD AVINO SJ-3MD
2001年秋購入。
「またALLORAを買おう」と思ったら、既にアローラシリーズは終了し、代わりにAVINOという新シリーズが立ち上がっていた。なのでKENWOOD信者としては(笑)当然このシリーズを購入。
ごっついアローラと比べて一回りも二回りも小さく、コンパクトでスマートなデザイン。カセットも1台、CDチェンジャーも廃止されて1枚だけになり、スピーカーもアローラの半分ぐらいのサイズだった。ある意味機能的。
アローラのようにあまりガンガン鳴らすタイプのコンポではなかったが、MDの編集が楽になったり、MDLPに対応していたりと使い勝手は良く、2004年の冬にCDとMDが読み込まれなくなるまで使い続けた。
ちなみに購入当時はCHEMISTRYがイメージキャラクターだった。
六代目:KENWOOD K series R-K700
2004年冬購入。
またAVINOの後継機種を…と思ったのだが、ちょうど時期的にAVINOシリーズが生産終了になり、代わってKENWOODの新シリーズ、K seriesが立ち上がるという報を聞き、その初代モデルを購入することに。
アンプ部分はCD+MD+チューナー。カセットデッキは搭載されていない(別売)。スピーカーも同時発売で別売り(LS-K701)。木目調のスピーカーで、今まで買ってきたコンポの中では一番落ち着いたトータルデザイン。
特殊なマイクを使って、部屋の音場(?)をリサーチし、その部屋にあった音響効果を発生させる「ROOM EQ」機能など、音質にこだわって作られたシリーズらしく、素人耳にも「今までのコンポと比べてなんか豊かな音が出るなぁ」という感想。特にアコースティック楽器の音の響き方が個人的に好きである。
2008年末に都内に引っ越した時も連れていった。2010年頃にMD部分が故障。実質CD専用レシーバーとしてなおも使い続けたが、読み込みエラーが頻発するに至り、2015年春についに買い換えを決意。10年超使い続けた長寿のアンプとして、歴代のコンポの中で一番思い出深いモデル。
七代目:KENWOOD K series R-K731
2015年春購入。
先代と同時に購入したスピーカーは健在だったので、今回はアンプのみの買い換え。K seriesのCD/USBレシーバーとして2011年に発売されたモデルを選択。
デジタルアンプ搭載モデル。先代の「ROOM EQ」機能は廃されたが、重低音を補正する「Supreme EX」機能が新たに搭載。ipodやiphoneをUSB端子に繋いで再生するという機能がどのコンポにも標準搭載されている、という事実に軽くカルチャーショックを受けた(笑・何せ買い換え10年振りなもので)。
音の印象としては六代目とあまり変わらず(スピーカーを継続して使ったこともあると思うが)違和感なく聴けた。一方で人生初の「スロットインCD」はCDトレイ開閉型に慣れた身にはCD挿入時には緊張感が伴った(苦笑)。特に音質的には過不足なく使えていたが、購入2年を過ぎたあたりでそのスロットイン部分が故障。挿入したCDを読み込まずに強制排出されるなど実用に問題が生じ、買い換えを決断。先代の4分の1の年数で実働期間を終えた。
八代目:JVC KENWOOD EX-HR5
2017年夏購入。
「CDトレイは開閉型」という絶対条件(?)を基に、可能な限りの予算の範囲内で色々と探してみた結果、今回はJVCブランドのコンポに決定。
JVCのウッドコーンスピーカーモデルシリーズのエントリー機。原音に近づけるという「K2テクノロジー」を搭載。ハイレゾ対応は外部よりの拡張で可能、Bluetoothには非対応など、シンプルな機能でまとまっている。シンプルと言えばスピーカーも今までのモデルと比較するとサイズが約半分と小さいが、出力的には現状の環境では充分。
…以上、20年以上にわたる管理人とオーディオとの付き合いの歴史(笑)でした。
改めて振り返ってみると、ドンシャリ大好きな高校時代、ごっついデザイン&大出力に惹かれた大学時代を経て、アコースティック楽器の響きを重視するモデルを購入する傾向に移行していったかな、と感じました。
特に六代目で最も長い付き合いだったR-K700の音は耳に馴染んでおり、ここからスピーカーを通して出ていた音が現在の「好きな音」の基準になっています。七代目も使用期間は短かったですが満足な音でした。初のJVCコンポ購入になった(まあKENWOOD系列ですけど・笑)八代目は先日到着したばかりで出音もまずは上々。長く使い続けられればいいなぁ、と思っております。
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