先週の土曜日に行われたDEENの武道館ライブ。
気がつくといつの間にか随分と日が経ってしまいましたが(汗)、ここで改めて詳しくレポートをしたいと思います。
気がつくといつの間にか随分と日が経ってしまいましたが(汗)、ここで改めて詳しくレポートをしたいと思います。
DEEN LIVE JOY Special 日本武道館 2010
2010年5月9日 日本武道館
…というわけで行ってきました、三年連続開催のDEEN武道館公演。
今年は当ブログと相互リンクしてもらっている、「Beautiful Dreamer」のMOMAさん、「休息の間」の柊朱雀さんと、開演直前に田安門の前あたりで落ち合って軽く顔合わせ。
10代(朱雀さん)、20代(MOMAさん)、そして30代(私)のDEENファンが顔を合わせる機会があるのもオフならではの組み合わせでしょうか。
サイト運営の話やDEENの話をしつつ武道館前のテントでグッズを購入した後、席がそれぞれ違うこともあって解散。今度はじっくりとオフ会でも改めてやりましょう!
さて、そんなこんなで武道館入り、今年の席は南東のスタンド席。
去年もスタンドでしたが、今年はステージ全体がより見渡せる席が取れていました。
客の入りも上々。アリーナ席は去年よりも狭くなっているような気がしましたが…(汗)。
午後6時過ぎ、照明が落ちていよいよライブがスタート。
まずはメインステージの下に配置してあった和太鼓(6台)に奏者がそれぞれ配置され、息の合ったパフォーマンスを繰り広げるオープニング。
今回のグッズはやけに手ぬぐいとか箸セットとか「日本」「和」といったアピールをしていましたが、オープニングもそれに倣って(?)和風のパフォーマンス。
なかなか新鮮な開演でした(去年のラップもインパクトありましたが)。
1.Power of Love
和太鼓隊の演奏が終わった後で暗転、SEが流れ出して、いよいよ本編突入。
1曲目は半分透けている緞帳の向こうで、DEENの三人+いつものサポート(ベース宮野氏、ドラムスHIDE氏)二人の計五人による、アコギセッションのこの曲を1コーラス+転調後サビのショートバージョンで。
この始まりには正直意表を付かれました。てっきり一昨年、去年同様、ヒット曲でスタートすると思っていただけに。これまた新鮮。
この曲が終わるとまた暗転。
2.Keep on Dancin'
ここでまさかのデビューアルバム「DEEN」からの選曲で、またまたビックリ。
この時点で既に去年の武道館の後半で登場したホーン隊が登場。初期DEENを感じさせるファンクなナンバーには生ホーンが似合いました。
1999年の横浜アリーナで披露されている曲ですが、生で聴いたのは初めて。
3.果てない世界へ
ホーン隊がいるからにはやるだろう…と思っていたこの曲がいきなり序盤で登場。2ndアルバム「I wish」収録曲。
普段のライブでは後半の盛り上げゾーンで時々演奏されるノリノリのブラスロック(間奏のアンサンブルももちろん生ブラス)で、客席は大いに盛り上がっておりました。
そしてこの曲ではヴォーカル池森さんが1番のサビあたりからメインステージから続く花道へマイクスタンドを持って全力疾走!そしてそのまま最後まで花道で歌い上げ、帰ってくる時に勢い余ってマイクをスタンドから落とし、「ゴーン!!」という鈍い音が武道館に響いたのでありました(苦笑)。
4.未来のために
ここでヒットシングルを投入。
オリジナルアレンジ(のキー下げ)で、フルで披露されるのは、2004年→2005年のカウントダウンライブ以来のはず。あの時は池森さんはギターを弾いていましたが、今回は歌に専念。
あまり演奏される機会のない曲ですが、久々に聴けて良かったです。
5.このまま君だけを奪い去りたい
デビュー曲。もはや説明不要、ライブの定番中の定番。アレンジも通常バージョンとほぼ一緒。
いつの間にかホーン隊がいなくなっていました(前の曲からかな?)。
Break-14の時はサビの時の歌声が不安定で…みたいなことを書きましたが、今回はそれほどでもなく、でもちょっとキツそうでしたが(汗)。
6.夢であるように
ここでストリングス隊が登場。生ストリングスによる導入から、お馴染みのイントロのピアノフレーズに突入するバージョン。
特筆すべきはこの曲、普段は1コーラス目の部分で打ち込みのリズムを流しているのですが、今回はそれはありませんでした。あれがないと大分1コーラス目の印象が変わりますね。
7.MY LOVE
続けてストリングスを一大フィーチャーした名バラードへ。
去年の武道館ではバラードメドレーに組み込まれていた曲ですが、今年はフルで復活。
個人的にDEENのバラードで史上最高傑作だと思っているこの曲、またストリングスとのコラボで聴くことができて感無量。
ここでMCが入り、アコースティックコーナーへ突入。
「今年も花道で」ということで、メンバー三人がせり出した花道へと移動。
今回は花道の角度ごとにメンバーが座り(←分かりにくい表現?)、それぞれ顔を合わせずに演奏という新たな試みだそうで。アリーナ席のお客さんはメンバーの演奏を正面で見られるわけで、ちょっと羨ましかったです(笑)。
8.A day in my life(Acoustic)
3rdアルバム「The DAY」から。
オリジナルは2分ぐらいの短い曲なのですが、若干ゆったりとしたアレンジに変更されていて、適度な長さになっていました。
この曲はコーラスワークが素晴らしい。
演奏後は、池森さんを司会進行(?)に、ギター田川さん、キーボード山根さんのMCという、いつものLIVE JOYのパターン。
ここで公式サイトで告知されていた「各都道府県でのシンボルカラー」を客席から振らせるのかと思いきや、最後まで何もなしでした(笑)。
9.夢のつづき……Love in my dream(Acoustic)
ここで超マニアックなカップリング曲(「翼を広げて」c/w)をアコースティックで披露。
そりゃあ驚くわ(笑)。多分ライブ初披露。池森さんのブラックミュージック志向が濃く打ち出された曲でしたが、アコギでリアレンジされたこっちの方が個人的には好きでした。
武道館DVDでもう一度聴くのが楽しみです。
以上でアコースティックコーナー終了。そして再び暗転してSE。
いつもの流れだと壮大なバラードがここで出てくるので「今年は何のバラードかな〜、久々に「OCEAN」とか聴きたいな〜」などと妄想していると、なぜかSEは三味線チックな和風テイストなものに変化、こ…このフレーズは!
10.BYAKU-YA(田川ソロ)
ここで田川巨匠のソロコーナーがスタート。
2ndソロアルバム「GLOBAL GROOVE」からの曲で、「和」をモチーフにしたインストは、先述の「和」のコンセプト(?)に一番はまっていた曲でした。
DEENのライブ内のソロコーナーでは2004年の野外ライブ、同年のBreak-9のファイナルでのみ演奏されていた曲でしたが、今回の舞台は武道館。広いステージで暴れまわる田川さん、凄い楽しそうでした!
この後、メインステージにいきなり謎のダンサーが出現。
多分、池森さんだと思われます(後のMCから)。
バックダンサー二人を従えてのダンスタイム。照明のピンスポットが微妙にズレていた気がしたのは2階のスタンドから見下ろしているから?!
11.Dance with my Music
そして、ここからは盛り上がりゾーンに突入。9thアルバム「DEEN NEXT STAGE」からの選曲。
女性ダンサー四人(去年と同じメンバー?)を引き連れて、池森さんが花道を歌い踊る展開。
今年はJtoSがいないので、間奏は宮野さんのベースソロに変更されていました。
確かこの曲はショートバージョンだったような。
12.I Break My Heart
13.ダイヤモンド
14.瞳そらさないで
15.STRONG SOUL
16.リトル・ヒーロー
LIVE JOYでの盛り上げ定番ソングをショートバージョンで一気に畳み掛けていく展開。シングル曲以外の2曲は近年の作品の中でもノリの良い曲が多数収録された「DEEN NEXT STAGE」から。逆に最新アルバム「LOVERS CONCERTO」からは何と選曲ゼロでした。
曲によっては田川さんや山根さん(ショルキー装備)も花道に出てきて客を煽りつつ演奏したりというノリノリ状態。客席もペンライトで振り付けしたりと大盛り上がり。はい、私も購入したペンライトを振り回しておりました(笑)。
メインステージのほうではブラス隊も一緒になって踊っていたような。ステージ+花道をすべて使ってのライブな上に、今年はスクリーンがないので、どこを観ていいのか分からない状態でもありました(苦笑)。
そういえば「I Break My Heart」はライブ初披露では?そして「リトル・ヒーロー」では肉体改造の成果の池森シャウトが去年に引き続き登場!!
17.起き上がれよBOY
この曲はフル。去年の「眠ったままの情熱」的なポジションに配置されたこの曲。だいたい各ツアーごとに「眠ったまま〜」と交互に演奏されるのが特徴でしょうか。この曲も振り付けあり。
2コーラス目で池森さんが「空っぽの冷蔵庫が〜」を二回繰り返して歌っていましたが、即座にハモりもそれに同調していたのはさすがプロの技!と思いました(笑)。
ここで長いMC。「次に演奏する曲は〜」という出だしで楽曲の説明をする池森さんでしたが、これが「(本編)最後の曲」ということを言い忘れて、山根さんが代わりに言っていました(苦笑)。
18.ANOTHER LIFE
2002年に韓国の某映画に提供する際に英詞で発表したこの曲。同年に池森さんのソロ「SHU」でカヴァー、そして2008年「DEEN PERFECT SINGLES+」のボーナストラックで収録された曲がここで初披露(実はSHUでのライブ披露は過去にあり)。
まさかこの曲を生演奏で聴ける日が来るとは。個人的には今回の公演で一番心に残った演奏でした。
本編終了、そしてアンコール。
アンコール前にメインステージでスタッフが巨大風船を膨らませている?!何だあれは?という雰囲気で始まったアンコール。まずはオープニングで出てきた和太鼓隊(「和太鼓おろち」というグループだそうです)が再び熱い太鼓セッション。それに続いて巨大風船が割れ、中から山…いや、上海ロックスター+和太鼓が登場(笑)。ぶっつけ本番という太鼓プレイを見せつけた後で、いざ花道へ。
19.ロンリーウルフ〜上海ロックスター episode3〜
20.上海ロックスター
ロックスターの持ち歌2曲(それぞれ「DEEN NEXT STAGE」「Diamonds」収録)をメドレーで。
「上海ロックスター」自体は武道館では初披露。まあ、お馴染みのリフが炸裂する曲なので、それほど久々な気はしませんでした(笑)。
21.ひとりじゃない
前曲から引き続いてこの曲へ。アンコールでこの曲が来るのは初めてでは?
基本キセキアレンジ+間奏は原曲の定番バージョン。1番+最後のサビという構成。
さすがにこの時点になると池森さんは大分バテていたようで、声の伸びにちょっと苦戦していた様子。
22.翼を広げて
「最後に皆で一緒に歌いましょう〜」みたいなことを池森さんが言っていたので、「歌になろう」かな?と思いきや、この曲。ストリングスがキセキバージョンで、1コーラス目からは原曲アレンジ、この曲も2番は飛ばしてギターソロ、そして最後の転調の合唱へ。時間的なことと体力的なこともあるとは思うのですが、「ひとりじゃない」と「翼を広げて」はフルで聴きたかったなぁ〜。武道館だからこそ。
23.歌になろう
アンコール最後の曲はやはり武道館限定披露ソングで締め。
今回の公演に出演した全ミュージシャンをステージに上げての大合唱。まさに大団円。
惜しむらくは、今年はスクリーンがないので歌詞が表示されず、最後のサビの合唱で客席はおっかなびっくり合唱していたことでしょうか(私もです・笑)。メロディーは覚えやすい曲なんですけどね。この曲だけのためにもスクリーンはあったほうが良かったかな…。
ここで恒例の全ミュージシャン紹介(大勢いたので多分紹介に10分以上はかかっている気が)。
田川さん、山根さん、そして池森さんの順で最後に挨拶して、アンコール終了。
「やまねっちコール」は今年も健在。そして「今日一番の盛り上がりでした〜!」とか言ってメンバーがコケるのがお約束(笑)。その時、和太鼓の男性がコケながら後転を決めるという、テクニカルなシーンを目撃しました(笑)。
「星降る夜、この星で」のインストが流れ終わってダブルアンコール…は結構あっさり出てきたDEENの三人。
夏にシングルをリリースするという告知、そして去年初めて開催したリゾートライブを今年は拡大して開催という告知、そして11月には投票制のライブベストアルバムも発売されるというお知らせが。投票はもう始まっています。詳しくはDEENの公式で(笑)。
24.Coconuts feat.Kokomo
最後に演奏されたのはまっさらの新曲。ビーチボーイズの「Kokomo」という曲とのコラボレートで、数日前にビーチボーイズ側から許可が下りたということ。曲自体はカラっと明るいサマーソング系。そして振り付けがかなり難しく、ついて行くのがやっとでした(苦笑)。リリースは7月のようです。
「Blue eyes」のインストが流れて、再びメンバーで挨拶。今度こそ本当の幕引き。
公演終了時刻は21時20分ぐらい。約三時間のステージでした。まあ、結構喋っている時間も多かったりと、曲数自体はいつものLIVE JOYと同じぐらいでしたが、武道館ということもあり、和太鼓をはじめ様々な演出(客席に風船が飛んでたなぁ)もありと、エンターテイメント性を重視したライブで、今年もまた楽しませてもらいました。
入場時にプレゼントされたDVDでも田川さんが語っていましたが、「一昨年と去年の武道館の良いところを組み合わせたようなライブ」だったと思います。
曲目的に意外だったのは、やはり「夢のつづき」。そして、近年のDEENの代表曲的な「永遠の明日」が演奏されなかったのも意外でした。
20周年までは毎年武道館で!みたいなことを言っていたので、多分来年も開催されることでしょう。四年目となるとどんな仕掛けで来るのか、ますます予想がつかなくなってきますが、また次も期待しています。
DEEN&DEEN's ALL STAFFに拍手。そしてお疲れ様でした!!
2010年5月9日 日本武道館
…というわけで行ってきました、三年連続開催のDEEN武道館公演。
今年は当ブログと相互リンクしてもらっている、「Beautiful Dreamer」のMOMAさん、「休息の間」の柊朱雀さんと、開演直前に田安門の前あたりで落ち合って軽く顔合わせ。
10代(朱雀さん)、20代(MOMAさん)、そして30代(私)のDEENファンが顔を合わせる機会があるのもオフならではの組み合わせでしょうか。
サイト運営の話やDEENの話をしつつ武道館前のテントでグッズを購入した後、席がそれぞれ違うこともあって解散。今度はじっくりとオフ会でも改めてやりましょう!
さて、そんなこんなで武道館入り、今年の席は南東のスタンド席。
去年もスタンドでしたが、今年はステージ全体がより見渡せる席が取れていました。
客の入りも上々。アリーナ席は去年よりも狭くなっているような気がしましたが…(汗)。
午後6時過ぎ、照明が落ちていよいよライブがスタート。
まずはメインステージの下に配置してあった和太鼓(6台)に奏者がそれぞれ配置され、息の合ったパフォーマンスを繰り広げるオープニング。
今回のグッズはやけに手ぬぐいとか箸セットとか「日本」「和」といったアピールをしていましたが、オープニングもそれに倣って(?)和風のパフォーマンス。
なかなか新鮮な開演でした(去年のラップもインパクトありましたが)。
1.Power of Love
和太鼓隊の演奏が終わった後で暗転、SEが流れ出して、いよいよ本編突入。
1曲目は半分透けている緞帳の向こうで、DEENの三人+いつものサポート(ベース宮野氏、ドラムスHIDE氏)二人の計五人による、アコギセッションのこの曲を1コーラス+転調後サビのショートバージョンで。
この始まりには正直意表を付かれました。てっきり一昨年、去年同様、ヒット曲でスタートすると思っていただけに。これまた新鮮。
この曲が終わるとまた暗転。
2.Keep on Dancin'
ここでまさかのデビューアルバム「DEEN」からの選曲で、またまたビックリ。
この時点で既に去年の武道館の後半で登場したホーン隊が登場。初期DEENを感じさせるファンクなナンバーには生ホーンが似合いました。
1999年の横浜アリーナで披露されている曲ですが、生で聴いたのは初めて。
3.果てない世界へ
ホーン隊がいるからにはやるだろう…と思っていたこの曲がいきなり序盤で登場。2ndアルバム「I wish」収録曲。
普段のライブでは後半の盛り上げゾーンで時々演奏されるノリノリのブラスロック(間奏のアンサンブルももちろん生ブラス)で、客席は大いに盛り上がっておりました。
そしてこの曲ではヴォーカル池森さんが1番のサビあたりからメインステージから続く花道へマイクスタンドを持って全力疾走!そしてそのまま最後まで花道で歌い上げ、帰ってくる時に勢い余ってマイクをスタンドから落とし、「ゴーン!!」という鈍い音が武道館に響いたのでありました(苦笑)。
4.未来のために
ここでヒットシングルを投入。
オリジナルアレンジ(のキー下げ)で、フルで披露されるのは、2004年→2005年のカウントダウンライブ以来のはず。あの時は池森さんはギターを弾いていましたが、今回は歌に専念。
あまり演奏される機会のない曲ですが、久々に聴けて良かったです。
5.このまま君だけを奪い去りたい
デビュー曲。もはや説明不要、ライブの定番中の定番。アレンジも通常バージョンとほぼ一緒。
いつの間にかホーン隊がいなくなっていました(前の曲からかな?)。
Break-14の時はサビの時の歌声が不安定で…みたいなことを書きましたが、今回はそれほどでもなく、でもちょっとキツそうでしたが(汗)。
6.夢であるように
ここでストリングス隊が登場。生ストリングスによる導入から、お馴染みのイントロのピアノフレーズに突入するバージョン。
特筆すべきはこの曲、普段は1コーラス目の部分で打ち込みのリズムを流しているのですが、今回はそれはありませんでした。あれがないと大分1コーラス目の印象が変わりますね。
7.MY LOVE
続けてストリングスを一大フィーチャーした名バラードへ。
去年の武道館ではバラードメドレーに組み込まれていた曲ですが、今年はフルで復活。
個人的にDEENのバラードで史上最高傑作だと思っているこの曲、またストリングスとのコラボで聴くことができて感無量。
ここでMCが入り、アコースティックコーナーへ突入。
「今年も花道で」ということで、メンバー三人がせり出した花道へと移動。
今回は花道の角度ごとにメンバーが座り(←分かりにくい表現?)、それぞれ顔を合わせずに演奏という新たな試みだそうで。アリーナ席のお客さんはメンバーの演奏を正面で見られるわけで、ちょっと羨ましかったです(笑)。
8.A day in my life(Acoustic)
3rdアルバム「The DAY」から。
オリジナルは2分ぐらいの短い曲なのですが、若干ゆったりとしたアレンジに変更されていて、適度な長さになっていました。
この曲はコーラスワークが素晴らしい。
演奏後は、池森さんを司会進行(?)に、ギター田川さん、キーボード山根さんのMCという、いつものLIVE JOYのパターン。
ここで公式サイトで告知されていた「各都道府県でのシンボルカラー」を客席から振らせるのかと思いきや、最後まで何もなしでした(笑)。
9.夢のつづき……Love in my dream(Acoustic)
ここで超マニアックなカップリング曲(「翼を広げて」c/w)をアコースティックで披露。
そりゃあ驚くわ(笑)。多分ライブ初披露。池森さんのブラックミュージック志向が濃く打ち出された曲でしたが、アコギでリアレンジされたこっちの方が個人的には好きでした。
武道館DVDでもう一度聴くのが楽しみです。
以上でアコースティックコーナー終了。そして再び暗転してSE。
いつもの流れだと壮大なバラードがここで出てくるので「今年は何のバラードかな〜、久々に「OCEAN」とか聴きたいな〜」などと妄想していると、なぜかSEは三味線チックな和風テイストなものに変化、こ…このフレーズは!
10.BYAKU-YA(田川ソロ)
ここで田川巨匠のソロコーナーがスタート。
2ndソロアルバム「GLOBAL GROOVE」からの曲で、「和」をモチーフにしたインストは、先述の「和」のコンセプト(?)に一番はまっていた曲でした。
DEENのライブ内のソロコーナーでは2004年の野外ライブ、同年のBreak-9のファイナルでのみ演奏されていた曲でしたが、今回の舞台は武道館。広いステージで暴れまわる田川さん、凄い楽しそうでした!
この後、メインステージにいきなり謎のダンサーが出現。
多分、池森さんだと思われます(後のMCから)。
バックダンサー二人を従えてのダンスタイム。照明のピンスポットが微妙にズレていた気がしたのは2階のスタンドから見下ろしているから?!
11.Dance with my Music
そして、ここからは盛り上がりゾーンに突入。9thアルバム「DEEN NEXT STAGE」からの選曲。
女性ダンサー四人(去年と同じメンバー?)を引き連れて、池森さんが花道を歌い踊る展開。
今年はJtoSがいないので、間奏は宮野さんのベースソロに変更されていました。
確かこの曲はショートバージョンだったような。
12.I Break My Heart
13.ダイヤモンド
14.瞳そらさないで
15.STRONG SOUL
16.リトル・ヒーロー
LIVE JOYでの盛り上げ定番ソングをショートバージョンで一気に畳み掛けていく展開。シングル曲以外の2曲は近年の作品の中でもノリの良い曲が多数収録された「DEEN NEXT STAGE」から。逆に最新アルバム「LOVERS CONCERTO」からは何と選曲ゼロでした。
曲によっては田川さんや山根さん(ショルキー装備)も花道に出てきて客を煽りつつ演奏したりというノリノリ状態。客席もペンライトで振り付けしたりと大盛り上がり。はい、私も購入したペンライトを振り回しておりました(笑)。
メインステージのほうではブラス隊も一緒になって踊っていたような。ステージ+花道をすべて使ってのライブな上に、今年はスクリーンがないので、どこを観ていいのか分からない状態でもありました(苦笑)。
そういえば「I Break My Heart」はライブ初披露では?そして「リトル・ヒーロー」では肉体改造の成果の池森シャウトが去年に引き続き登場!!
17.起き上がれよBOY
この曲はフル。去年の「眠ったままの情熱」的なポジションに配置されたこの曲。だいたい各ツアーごとに「眠ったまま〜」と交互に演奏されるのが特徴でしょうか。この曲も振り付けあり。
2コーラス目で池森さんが「空っぽの冷蔵庫が〜」を二回繰り返して歌っていましたが、即座にハモりもそれに同調していたのはさすがプロの技!と思いました(笑)。
ここで長いMC。「次に演奏する曲は〜」という出だしで楽曲の説明をする池森さんでしたが、これが「(本編)最後の曲」ということを言い忘れて、山根さんが代わりに言っていました(苦笑)。
18.ANOTHER LIFE
2002年に韓国の某映画に提供する際に英詞で発表したこの曲。同年に池森さんのソロ「SHU」でカヴァー、そして2008年「DEEN PERFECT SINGLES+」のボーナストラックで収録された曲がここで初披露(実はSHUでのライブ披露は過去にあり)。
まさかこの曲を生演奏で聴ける日が来るとは。個人的には今回の公演で一番心に残った演奏でした。
本編終了、そしてアンコール。
アンコール前にメインステージでスタッフが巨大風船を膨らませている?!何だあれは?という雰囲気で始まったアンコール。まずはオープニングで出てきた和太鼓隊(「和太鼓おろち」というグループだそうです)が再び熱い太鼓セッション。それに続いて巨大風船が割れ、中から山…いや、上海ロックスター+和太鼓が登場(笑)。ぶっつけ本番という太鼓プレイを見せつけた後で、いざ花道へ。
19.ロンリーウルフ〜上海ロックスター episode3〜
20.上海ロックスター
ロックスターの持ち歌2曲(それぞれ「DEEN NEXT STAGE」「Diamonds」収録)をメドレーで。
「上海ロックスター」自体は武道館では初披露。まあ、お馴染みのリフが炸裂する曲なので、それほど久々な気はしませんでした(笑)。
21.ひとりじゃない
前曲から引き続いてこの曲へ。アンコールでこの曲が来るのは初めてでは?
基本キセキアレンジ+間奏は原曲の定番バージョン。1番+最後のサビという構成。
さすがにこの時点になると池森さんは大分バテていたようで、声の伸びにちょっと苦戦していた様子。
22.翼を広げて
「最後に皆で一緒に歌いましょう〜」みたいなことを池森さんが言っていたので、「歌になろう」かな?と思いきや、この曲。ストリングスがキセキバージョンで、1コーラス目からは原曲アレンジ、この曲も2番は飛ばしてギターソロ、そして最後の転調の合唱へ。時間的なことと体力的なこともあるとは思うのですが、「ひとりじゃない」と「翼を広げて」はフルで聴きたかったなぁ〜。武道館だからこそ。
23.歌になろう
アンコール最後の曲はやはり武道館限定披露ソングで締め。
今回の公演に出演した全ミュージシャンをステージに上げての大合唱。まさに大団円。
惜しむらくは、今年はスクリーンがないので歌詞が表示されず、最後のサビの合唱で客席はおっかなびっくり合唱していたことでしょうか(私もです・笑)。メロディーは覚えやすい曲なんですけどね。この曲だけのためにもスクリーンはあったほうが良かったかな…。
ここで恒例の全ミュージシャン紹介(大勢いたので多分紹介に10分以上はかかっている気が)。
田川さん、山根さん、そして池森さんの順で最後に挨拶して、アンコール終了。
「やまねっちコール」は今年も健在。そして「今日一番の盛り上がりでした〜!」とか言ってメンバーがコケるのがお約束(笑)。その時、和太鼓の男性がコケながら後転を決めるという、テクニカルなシーンを目撃しました(笑)。
「星降る夜、この星で」のインストが流れ終わってダブルアンコール…は結構あっさり出てきたDEENの三人。
夏にシングルをリリースするという告知、そして去年初めて開催したリゾートライブを今年は拡大して開催という告知、そして11月には投票制のライブベストアルバムも発売されるというお知らせが。投票はもう始まっています。詳しくはDEENの公式で(笑)。
24.Coconuts feat.Kokomo
最後に演奏されたのはまっさらの新曲。ビーチボーイズの「Kokomo」という曲とのコラボレートで、数日前にビーチボーイズ側から許可が下りたということ。曲自体はカラっと明るいサマーソング系。そして振り付けがかなり難しく、ついて行くのがやっとでした(苦笑)。リリースは7月のようです。
「Blue eyes」のインストが流れて、再びメンバーで挨拶。今度こそ本当の幕引き。
公演終了時刻は21時20分ぐらい。約三時間のステージでした。まあ、結構喋っている時間も多かったりと、曲数自体はいつものLIVE JOYと同じぐらいでしたが、武道館ということもあり、和太鼓をはじめ様々な演出(客席に風船が飛んでたなぁ)もありと、エンターテイメント性を重視したライブで、今年もまた楽しませてもらいました。
入場時にプレゼントされたDVDでも田川さんが語っていましたが、「一昨年と去年の武道館の良いところを組み合わせたようなライブ」だったと思います。
曲目的に意外だったのは、やはり「夢のつづき」。そして、近年のDEENの代表曲的な「永遠の明日」が演奏されなかったのも意外でした。
20周年までは毎年武道館で!みたいなことを言っていたので、多分来年も開催されることでしょう。四年目となるとどんな仕掛けで来るのか、ますます予想がつかなくなってきますが、また次も期待しています。
DEEN&DEEN's ALL STAFFに拍手。そしてお疲れ様でした!!
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