
今回は1994年〜2000年までの全シングル曲(「Vol.1」に収録済のシングル「MERMAID」「Missing You」除く)とアルバム人気曲のセレクト、再録からなるDisc1&2、そして全曲新曲のDisc3といった構成。
全シングルが網羅されたということで、今までの「REVIEW」「DRIVE」、そしてバラードベストなどでことごとく選曲から外されていたデビュー曲「Rain」がついにベスト初収録。個人的には「Yes,Summerdays」と「ここではない、どこかへ」がようやくベストアルバムに収録されたのが嬉しいです(逆に両方ともヒット曲なのになぜ今まで収録されなかったのか…)。
さすがにDisc1、そして2に関しては前述のベストアルバムに収録された曲ばかりで、そういった意味では過去のベストの再構成的な側面が多い音源集であることは否めないのですが、まさにこの頃のGLAYを青春時代に聴いて過ごしてきた身としては非常に懐かしく、そしてやはり大ヒットするのに相応しい煌めきを持った楽曲が多く揃っているな、と思います。
特にDisc1の10曲目「グロリアス」から、Disc2の4曲目「I'm in Love」ぐらいまでの勢いは、向かうところ敵なしのオーラを今でも楽曲から感じてしまいます。
そしてDisc3は完全な新曲が11曲。1枚のオリジナルアルバムとして聴くには若干の物足りなさはありますが、「GREAT VACATION」を皮切りに、どの曲も下手に実験に走らず、「これぞGLAY」といった安定感、盤石感がある楽曲で、聴き手を裏切らない構成。
個人的には「FAME IS DEAD」「RainbirD」「1988」辺りが好みでした。そして「おまえと供にある」という曲を聴いていたらTERUでもJIROでもないヴォーカルが…と思ったらこれTAKUROがリードの曲なんですね。感情剥き出しのその歌声にはかなり驚かされました。
2009年のベストアルバム2枚で、今までのGLAYの15年間を一気に振り返るには絶好の作品が揃いました。入門編としても、当時のGLAYを振り返るアイテムとしても意味あるリリースだったと思います。
コメント
コメント一覧
なので、個人的にはあまり新鮮味はないんですが(^^;、それでも「Yes,Summerday」
「ここではない、どこかへ」あたり等が、ベスト初収録になったのは、自分も嬉しかった
です。あと、個人的には「カーテンコール」が収録されたことと、インディーズ時代の楽
曲「TWO BELL SILENCE」「BURST」が再録して収録されたのも嬉しかったですね。イン
ディーズ曲は、演奏がスカスカなので(苦笑)、今回の再録で、迫力のある楽曲で聴けて大
満足です!あと、以前はあまり好きではなかった「ACID HEAD」も、今回の再録で結構カ
ッコいいナンバーであることを感じ、かなり好きなナンバーになりました。
Disc-3も「Vol.1」の時もかなり満足できましたが、「Vol.2」も聴き応えのある曲ばか
りで楽しく聴いております。自分も「FAME IS DEAD」「RainbirD」「1988」あたりは、か
なり気に入っており、よく聴き返していますね。(あとは、「GREAT VACATION」
「LET ME BE」「RUCA」あたりが好きかな) 最近、TAKURO以外のメンバー楽曲もいい感じ
だと思うので、今後、他メンバー曲ももっと世に出して来てもいいと思います。ただ、
TAKUROボーカル曲は・・・う〜ん、何か岡村靖幸見たいな声の印象で、自分はあんまり好
きじゃないですね・・・(^^;。
流石に、10年程前の全盛期の無敵のオーラは感じられないとは言え(^^;、「Vol.1」
「Vol.2」の新曲および昨年の日産スタジアムのライブを見る限り、まだまだGLAYはやっ
てくれるなと思っていますので、今後のGLAYの活躍にも期待しています。
・・・て、こちらも1ヶ月以上経ってから、コメントしてすいません(^^;。
確かに「REVIEW」「DRIVE」の続編という意味では「Vol.1」のほうが新鮮なベストアルバムではありましたね。「Vol.2」はまあもう一度仕切り直しの感は強いですけど、今回は例のシングル2曲が外されずに収録されたということで、個人的に意義はかなりあります(笑)。
3枚目の新曲「RainbirD」、TERUの作品なんですね、あまり楽曲を手がけないイメージのある彼ですが良い曲を出してきましたね。
TAKUROのヴォーカルは、まあ。アクが強いのは確かですかね^^;
あと、TAKUROのヴォーカルは、なんとなくSIONっぽいなと思いました。
それと、SASAさんは「Vol.1」は聴きましたか?
DISC2の最後は完全にコアなファン向けの再録ですもんね(笑)。
ちなみにレビューには上げていませんが、「Vol.1」も聴いています。書くタイミングを逸した感がありまして。