leportfolio 2006年10月25日発売、ZARDのビジュアルコレクションDVD。本作を中古ショップで格安で購入できたので、今回久々の更新となる「DVD Review」としてご紹介。

 デビュー曲「Good-bye My Loneliness」から当時の最新アルバム曲「君とのふれあい」までの全42曲をノンストップダイジェストとして73分に収めたこの作品は、PV集というよりもテレビの音楽番組用に編集されてオンエアされるような「ヒストリーVTR集」といった趣き。
 まあ、それもそのはず、ZARDに限らず、ビーイング系アーティストが90年代序盤〜中盤にかけて発表した作品に関しては、PVは作らないで街の風景にアーティスト写真を添えてサビを流す、ぐらいの映像しか残ってないんじゃないかと思うので、むしろここは下手に映像をいじらないで、写真だけバンバン出てくる映像を収録した、というその姿勢に潔さを感じます。

 後期の作品になると「君に逢いたくなったら・・・」とか、「今日はゆっくり話そう」といった坂井泉水が動き回る(演技もしてる?)PVもわずかながら出てくるので、それはそれで満足だったり(笑)。
 個人的には「揺れる想い」「この愛に泳ぎ疲れても」「愛が見えない」あたりの映像はCDTVのチャートでオンエアされていたのとほぼ同様の映像で、「おっ!懐かしい!」と何か当時の記憶を思い出して嬉しくなってしまいました。

 とはいえ、中にはフルで製作されたはずのPVも1コーラスぐらいでカットされていたり(「もう探さない」と「眠れない夜を抱いて」は未収録だし)、出し惜しみしているな〜と感じる点が多々あるのが残念ではありますが、坂井泉水が逝去した今、彼女の唯一のオールタイム映像集としての価値は大いにあると思います。
 欲を言ってしまえば、「ちゃんとPVとして製作されたものを集めた」DVDといったものもいつか出して欲しいな、と思いました・・・。