a4acbe49.jpg 2009年5月9日、もう一週間も前の話になってしまいましたが、DEEN2回目の武道館公演に行ってきました。
 遅くなりましたが、久々に書き上げたライブレポートとして感想を「続きを読む」以降に書いております。
 一夜限りのスペシャルな構成なわけですが、公演後ということでもちろんネタバレ全開です(笑)。
2009年5月9日
DEEN LIVE JOY Special 日本武道館 2009


 去年に引き続き、日本武道館での一夜限りのスペシャルライブ。
 まさか今年も武道館でDEENを見られるとは・・・と思いながら入場。
 入り口でカーネーションとスペシャルDVDをいただきました。
 DVDは前回のツアーのドキュメント&インタビューと、今回の武道館のパンフレット撮影の模様を収録。「山根さんもっと高く飛んでください」にはちょっと笑いました(笑)。

 さて、今回は東スタンドで観戦。
 チケットを購入したのが比較的遅い時期だったので、位置的に追加席かな?といったところ。
 午後6時を少し回った頃に開演。
 巨大スクリーンに去年のライブの模様のダイジェストのような映像が流れ、オープニング。

 まずはニューアルバム「DEEN NEXT STAGE」に参加の若手ラッパー、JtoSが登場。
 クラブ系のサウンド(どう聴いてもDEENっぽくない)に乗せて客席を煽っておりました。
 まさかこういった形のオープニングになるとは・・・。
 そしてやはりDEENファンの客層にはこの手のコール&レスポンスに慣れてないのか、スタンドから見下ろしたアリーナ席は若干戸惑いがあったように思います(笑)。

1.Memories
 そんな中、オープニングに引き続きこの曲のイントロが流れてDEENとサポートメンバーが登場。
 かなり久々のオリジナルバージョン、そしてイントロのギターのカッティングもライブで聴くのは管理人的には初めてだったので、定番曲ながらかなり新鮮な「Memories」でした。
 ちなみにラップの部分はJtoSが担当。カッコいい。

2.ひとりじゃない
 これまた久々のオリジナルバージョン。キーがキセキバージョンだったようで、2004年ぐらいまで披露していたさらにキーが下がっていたオリジナルバージョンと比較しても、圧倒的に疾走感がありました。「キセキバージョンじゃないと疾走感が・・・」という認識は取り消します(笑)。

3.瞳そらさないで
4.このまま君だけを奪い去りたい
5.夢であるように

 「Memories」から続けて代表曲をいきなり五連発。
 これらの曲はいつも通りのバージョンなので感想もいつも通り。
 「夢であるように」は去年は生のストリングス使ってましたが今年はオケ。今回は呼ばなかったのかな・・・などと思いましたが・・・。

 ここで挨拶を少しした後で「今年もバラードメドレーを・・・」ということで、メドレータイム。

6.君さえいれば
7.君がいない夏
8.Teenage dream
9.MY LOVE
10.思いきり 笑って
11.翼を広げて

 「バラードです」といいながらいきなり「君さえいれば」の冒頭部分を歌い出したので池森さんが言い間違えたのかと思いましたが(笑)、冒頭のサビをスローで歌って次の曲へ繋いでいたのでなるほどなと納得。
 このセクションは比較的去年のバージョン違い版といった趣きでしたが、この時点で「MY LOVE」とか「翼を広げて」とか、だいたい近年のライブでトリを務める曲を惜しげもなくメドレーで演奏してしまうあたり、「これは後半どういう構成になるのか楽しみだな〜」という期待をこの時点で持ちました。
 ちなみに「翼を広げて」ではストリングス隊が登場。今年は4名でした。

12.夢の蕾(Acoustic Version)
13.いつかきっと・・・(Acoustic Version)

 ここでアコースティックコーナー。また花道(去年とはちょっと造りが違うような?)で三人並んでの演奏。
 両曲ともライブでは初聴きでした。「夢の蕾」はライブで聴きたい曲だな〜と思っていただけにやっと聴けました。が、ギターのチューニングが微妙に狂っていたような気がしたのは気のせい?
 「いつかきっと・・・」はデビューアルバムの曲。ここで作曲者栗林誠一郎氏の名前が出てちょっとビックリ。彼はこの日来ていたんでしょうか・・・。

 会場が暗転し、おなじみのSE〜バラード曲タイムに。

14.ノスタル〜遠い約束〜
 今回の歌い上げ系バラードタイムはこの曲。ニューアルバムからの新曲で、先日のシングル「Celebrate」ではアコースティックで収録されていた曲ですが、バンド&ストリングス編成で聴けました。アルバム唯一のバラード曲で、かなり好きな一曲。ここで聴けて良かった。

15.田川伸治ソロ
 サポートの宮野氏、HIDE氏を従えての去年はなかったソロコーナー。
 変拍子っぽい感じで前回ツアーの時の曲よりはキャッチーではなくノリにくいといった曲でしょうか。
 しかし田川巨匠のソロアルバムの発売はいつですか?(笑)

16.LOVE FOREVER
 一応メドレーに組み込まれているのか迷いましたが、明らかに曲の編成が後のメドレーと違うのでここに表記。
 ピアノやストリングスを前面に押し出したバラード風のアレンジでした。

 ここからメドレー第2弾に突入。

17.Sha.la.la.la〜I wish〜
18.リトル・ヒーロー
19.ひとりぼっちのAnniversary
20.Dance with my Music featuring JtoS
21.STRONG SOUL
22.果てない世界へ

 ノリの良い曲を配置したのは去年と同様ですが、特筆すべきはその選曲。去年とかぶっているのは「STRONG SOUL」だけで、ニューアルバムからの新曲含め、過去のライブの盛り上がり曲を一挙投入。お客さんもノリ方を良く分かっていたらしく(笑)ここで大いに盛り上がりました。
 さらにダンサー4名、そしてブラス隊5名、JtoSもステージに登場して、なんかDEENのライブじゃないみたいな賑やか状態。一気に大所帯になったステージ上で、池森さんはかつてないほどパワフルに歌い上げたり、激しいシャウト(B'zの稲葉さんがマイクスタンド持ってよくやるような)を2回ほど披露していたのにはビックリ。去年の武道館直前に出会ったというトレーナーとの出会いがよく雑誌などで語られていますが、その成果は実際に表れているようでした。

23.眠ったままの情熱
 この曲はフルだったのでメドレーの後ということで。これも久々の盛り上がり定番曲。最近のツアーでは「We can change the world」や「Family」にその座を譲ってなかなか出てこなかったので、ここでの復活は嬉しい限り。ステージ上は相変わらず賑やか(笑)。

24.永遠の明日
 最新ヒット曲を本編のラストとして演奏。しかも生ストリングスを加えての荘厳なステージ。
 この曲をライブで聴くといつも思うのですが、この曲における池森さんの歌唱はいつも絶好調。「ノスタル」に並んで今回のベストアクトと呼びたい演奏で本編が終了。

 そしてアンコール。
 やはりここでやると思った山根さんの上海ロックスターネタ(笑)。今回も映像に乗せて九段下から例のロックスターな格好で武道館に向かう変なムービー(笑)が流れて、客席を笑わせた後で登場。

25.ロンリーウルフ〜上海ロックスター Episode3〜
 花道で歌うロックスター(山根氏)、ステージで演奏するサポートメンバー(池森、田川両氏含む)と明確な線引きをしての演奏。この曲は前回の曲よりも好きだったりするので、これからもライブでバリバリ披露してほしい曲です。

26.YOU&I
 ニューアルバムからのナンバー。16ビートのアップテンポという、DEENでは珍しい曲を初演奏ということもあって、客席もノリ方に若干手間取っていたような・・・。裏拍子の2、4拍目で手拍子するのが良いかなと思ったので、次のライブでやる時はステージ上から煽っていただきたいです(笑)。

27.歌になろう
 去年、武道館用に作った曲を今年も演奏。全出演者をステージに集め、観客も含めての大合唱で、こういう大団円っぽい曲はCDで聴くよりライブで聴いたほうが数倍良い感じに聴こえると思いました。ちなみにこの曲は武道館だけで歌う曲にするということ(ちなみに大晦日のカウントダウンライブでは観客の声を録音ということで、サビだけ演奏してました)。

 ここでメンバーを紹介していき一旦幕。しかしやはりありましたWアンコール。

28.Celebrate
 先月発売の最新シングルが本当のラスト曲に。
 三人で始まるアコースティックスタイルから始まり、ストリングス隊も加わり、歌詞の内容もあって幸せな雰囲気で幕を閉じたライブでした。

 ・・・というわけでレポートしてきましたDEENの第2回武道館ライブ。
 「20周年までは毎年やろう!」とMCで池森さんが言っており、どうやら来年もあるようです。毎年の恒例行事が武道館、とは・・・DEENも何気にスケールアップしているんでしょうか。
 DEENのライブを観に行っていつも感じるのですが、彼らのライブはダイレクトにパワーを貰える、「来て良かった」と思えるのが不思議です。ライブショーとしてエンターテイメント性も兼ね備えていたり、メンバーそれぞれにスポットが当たる構成になっている、というのもそうなんですが、早くも次のツアー(越年で12月からとのこと)が始まるのが楽しみになってしまう。まあコアなDEENファンだからそう思うのかもしれませんが(笑)、冬のツアー、そして来年の武道館に行けるように、また日々頑張って生活していこうと思っております。
 本公演に関わられたすべての方々に感謝を。そしてお疲れ様でした!!