TM NETWORK、globeのメンバーであり、音楽プロデューサーである小室哲哉氏が詐欺の容疑で逮捕されたと、今朝の7時のラジオニュースで知りました。

 私が音楽、いわゆるJ-POPに目覚めたのは、TM NETWORKの「THE POINT OF LOVERS' NIGHT」(小室哲哉作詞・作曲)という曲がきっかけでした。
 そして、初めて自分のお金で購入したアルバムが「今週の1枚」の第1回目でも紹介しているTMNのアルバム「RHYTHM RED」。
 90年代前半、特にTMNが終了するまでは、V2やソロ活動も含めて、「TMNとしての小室哲哉」の作品に多く耳を傾けていたり、彼に憧れて小室プロデュースのシンセサイザーを購入したりしていた頃を懐かしく思い出します。

 少し大げさではありますが、自分の音楽ライフの第1歩目の思い出、原点、もっと言うと当時の憧れの人として刻み込まれていた「小室哲哉」という名前が、こういった形で世間を賑わせてしまったということを、大変残念に思います。
 今回の事件について、色々と書き記せるまでの気持ちの整理はまだ付いていないのですが、この件に関して、彼が産み出してきた数々の楽曲に罪はない、ということと、小室氏がすべての罪を償った後で、また音楽活動をすることになった際は、ゼロから、いちアーティストとして名曲を作り出して欲しいと思っています。

 ※タイトルは1991年発表の小室哲哉のソロシングルより。名曲です。